2009年12月24日

西尾中華そば 其の79

クリスマスイヴの午後は休みを取って、慌てない気分で駒込に。
常にひとり、二人が御待ちと云う状況。 扉の開閉がスムーズに改善されたが、前夜は缶ジュースでガラスを割られるなんて、「事件」も有ったとか。 色んな事が起こるものだ。
この日は、中華そばをリクエスト。 「久し振りにプレーンな中華そばを」と西尾さんが、出して下さった。 西尾さんの中華そばのコアは、鶏、醤油と玄妙な甘さ。 以前に比べて、この3要素のバランスが更に良く為った。 先日は、高級醤油を使った一杯だったが、プレーンな一杯でも、其の素材感は変わらなく優れて居る。 マサ配合麺との息もピッタリで頗る美味い。 蘖もチャーシュウも普遍的な味わいで、ベースに為る作品が此れだと云う安心感に満たされる。
Baku


posted by claris1 at 23:35| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月23日

冬至

以前にも書いた筈と思ってチェックしたが、「冬至」のトピックだけを取り上げては書いて居ない様だ。冬至を記念する様に、湘南ではこの冬一番の冷込と為った。 久し振りに45年前(段々数字が大きく為る)の天文部員が斜に構えた記事を。
一般に「冬至」と云えば、特定の「日」を意味する。 「今日は冬至…」とテレビからも聞こえて来る。 だが、太陽黄経が270度に為る現象として捉えるなら、其れは一瞬の事だ。 因みに2009年の場合は、12月22日の午前2時47分。 或いは、二十四節気のひとつと捉えれば、約15日の「期間」とも云える。
冬至は昼が一番短い日だが、「日出(「にっしゅつ」と読むのが正しい)が一番遅く、日没が一番早い日では無い」のは、まぁ、大抵の人は知って居る。 小生の住まい付近では、日没時刻は既に2週間程前から遅く為り始めて居る(もう4分も延びた)し、七草の頃が最も遅い時刻(同じく冬至の日よりも4分も遅い)の日出に為る。

冬至の読みは「とうじ」。 柚子湯に浸かるのは、「湯治(とうじ)」に掛けた洒落由来だ。 「柚子」を「融通」に掛けるのと云うのは、余り好きではないけれど… 学生の頃に大学近くの穴八幡神社で一陽来復の御守を頂いた事が有るが、其処には柚子と銀杏が入れて有った。 政経学部為らぬ身としては、其れが「金銀融通」の意図と知ったのは、ずっと後の事だった。
2009年の冬至は南瓜の代わりに強烈な大蒜ラーメンを西尾さんに造って頂き、ポッカポッカ。 麺と云えば、冬至を詠んだ虚子の句に
  喝食の面打ち終へし冬至かな
と云うのが有る。 子供の頃から麺類が好きだった小生は、高濱さんが年越用にどんな「褐色の麺」を打ったのかと興味が有ったのだが… はい、失礼致しました。
フォトは冬至の翌日(当日(笑)は雲が掛って居た、残念)の箱根峠の日の出。(Livedoor お天気カメラより)
Baku
posted by claris1 at 11:53| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

西尾中華そば 其の78

この夜は、15喰限定でスペシャルな作品が提饗される。
大蒜テイストの「阿呆中華」。 魚介風味の「馬鹿中華」に掛けて居るのだろうが、「アホ(Ajo)」とは西班牙語で大蒜とか… で、偉いさんとの会議を控えた昼喰に頂くのは諦めて(大正解)、夜の部のシャターで遣って来た。 出張先から真直ぐに駒込に。 余裕をたっぷり見込んで、開店30分前に到着したのだが、既に人影が… 直ぐに後ろに3名が並ぶ。流石に15喰の競争は厳しい(笑)… 西尾さんは、なんと定刻の15分以上も前に暖簾を掛けて下さる。 「皆さんの足が見えたので…」との事。 この御気持ちも亦、味わいの内で有る。 最初のロットは、限定目当ての常連さんばかりで、賑やかだ。
この日の店内は、大蒜の香りがプンプン。 調理を見て居ると白いマッシュが丼にドーンと入れられた後にスープが…何だか怖く為って来た。 最初に「あほ飯」が饗されるのだが、其のトップには青森産の大蒜様が1個、鎮座していらっしゃる。 タレもガーリックぅで、恐怖の美味しさだ。 半分程喰べ進んだ処で、「阿呆中華」が出来上がる。 目の前の丼からは、盛大に大蒜香が立ち上って来る。 おぉ、凄いぞ、凄い。 青い野菜は大蒜の茎と云う徹底振り。 スープを蓮華で啜ると流石に匂うだけでは無く、魚介や鶏の旨味成分が押し寄せる。 そうだよねぇ、西尾さんが造るんだもの。 宮崎の「おいも豚」のチャーシュウの中にも特殊な調理具で、大蒜ペーストが仕込んで有ると云う徹底振りだ。 だが、この禁断の味わいが堪りません。
麺は先日の牛骨ラーメンとは違うが、玉子配合麺だそうだ。 弾力感やら、ツルっと感よりも多少ボソッとした餅々感の方が強い。 麺のテイストはスープに負けて、主張に及ばず。 西尾さんが仰る様に、普通の中華そばでも頂いて見たい麺だ。
御飯の上の大蒜1個をスープに落とし、解して頂く。 もう、「葫喰わば皿迄気分」(笑)。 スープも完飲。 御飯も完喰で、目出度くガーリック星人に生まれ変わった。 ポケットから用意周到にブレスケア、ね。 満腹以上に満大蒜。 黒烏龍茶も大蒜には効かないかな。
こんなに為って仕舞って、この後の弩宴会はどうするんだ? 出来る限りの口内、複内をリフレッシュして向かう。
Baku
posted by claris1 at 11:43| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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