2008年07月31日

今日のワイン 其の210

ファットリーア・ディ・フェルシーナ/フォンタローロ
Fattoria di Felsina/Fontalloro 1998
久し振りに都合を合わせて、ワイン友との待ち合わせ。 この夜、氏が用意して下さった2本の内の最初のボトルが此れ。 小生の好みだろうと目星を付けて下さっての1本。 テスタマッサのビービー・グラーツが目標として来たサンジョヴェーゼの大御所、フランコ・ベルナベイのフェルシーナ。 トレヴィッキエーリ云々を持ち出す迄も無く、其のフォンタローロをスーパートスカンと呼ばずに何をそう呼ぼうや。 今でこそ、サンジョヴェーゼのソエルセパージュも珍しく無いが、此れは其の草分け的な存在。 1983年の所謂、「キャンティ革命」の立役者でも有る。 氏の説明に依ると、バリック熟成との事だ。
濃いヴァイオレットに染まりそうなルビーカラーは、色気たっぷり。 スワーリングするとブルーベリーの芳甘香が立ち上がり、期待にときめく。 押し付けがましい強さでは無く、云わずとも知れる迫力に満ちた液体だ。 デリケートなテイスト乍、有無を言わせぬ芯の強さに驚かされる。 分厚い柔らかさ、滑らかさは、タンニン由来。 どう表現すべきなのかな、このサンジョヴェーゼらしからぬ独特の味わいは。 渋いでは無く、苦いでも無く、甘いとさえ云いたく為る程だ。 其処へサンジョヴェーゼ特有の酸味が被り、華やかさが加わる。
うん、98年は飲み頃。 今宵の為に10年、待って居て呉れたのね。 こう云うワインを飲んで居れば、其の余韻と共に幸福感も深く、長く…だ。
尚、4月にべラルデンガ キャンティ・クラシコを金メジで開けて居るが、余り評価して居ない様子だ。
Baku


posted by claris1 at 00:02| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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