2008年09月28日

F1 2008 シンガポールGP 予選

F1史上初のナイトレースは、シンガポール市街地コースで行われる。 マリーナベイ・ストリートサーキットは高層ビルを背景にしたコースで非常に綺麗な(気温31度、湿度76%だが…)シーンが広がる。 真っ暗に為る前、薄暮のタイミングが一番見栄えがする海沿いの都市のコース。 頭上を高速道路(渋滞して居るが)が走り、カメラアングル次第ではヘアピンの外に有るマーライオンもハッキリ見える。 TVの前のコメントとしてはライトに輝くマシンも美しいし、普段と違う様相が楽しい。 オンボードカメラでパイロットを撮ると、バイザー越しに目が映るのが興味深い。 但し、無数のライトに照らし出されたコース(雨に為ったらどうなんだろう?)には、オーバーテイクポイントは皆無だ、ねぇ。 市街地コースは何処もそうだが、此処は予選が全て、みたいな感じだ。 コーナーのライトは両サイドに有るが、ストレートのライトは、片側だけのようだ。 だから、コーナーの出入口の部分がやや暗く感じるが、パイロットからは其れ程の悪評は聞こえて来ない。
寧ろ、バンピーな路面と一部(ターン10等)の縁石が不評だ。 プラクティス3では、此処でジャンカルロがウォールに突っ込んで、ウォールに仕込まれた水を派手に飛ばした。 其の時にフロントブレーキ付近から火が出て居た。 このコースのブレーキへの負担は相当なもので、650度を下廻る事が無いらしい。 ブレーキの冷却穴も工夫されて居ると聞くし、皆、あのホイールカバー(Mシールド)を外して走って居るが、ピットでもブレーキから煙が上がるのが良く判る。
もうひとつ、ピットロードへのアプローチが危ない。 ピットロードへ向かうマシンがアタックラインを妨げるようなデザインに為ってしまった。 簡単に修正出来る事では無いが、可也危ない。 実際、Q1でニックがルーベンスのアタックを妨害する結果に為り、3グリッド降格処分を喰らって居る。 被害者のルーベンスも急遽アタックを中止してピットロードへ入ったが、其の際に進路違反(白線を踏んだ)として1万ユーロの罰金を科され、踏んだり蹴ったりだ。
フリー走行ではフェルナンドが矢鱈と速いが、このコースはフーエルエフェクトがとても大きいので、其れが影響して居るのかも。 だが、Q2で電気系のマシントラブル。(夜なのでインパネが消えたのがハッキリと判る) 珍しく身体全体で失望感を表す、フェルナンド。 で、「助かったぁ」のは、10番手通過のルイス。 …と、自分がルイスを助けたと知れば、フェルナンドがもう一度あのポーズを取ったのでは、と思う性格の悪い小生で有る。 冗談は扨置、フェルナンドのトラブルは熟(つくづく)残念だ。 走らせたかったなぁ、本当に。
ルイスの前に一貴、初めてQ2を突破。 ストリートサーキットをウィリアムズは得意として居るが、良く頑張った。 Q3ではルイスも悪く無かったが、ほぼノーミスで走ったフェリペがPP。 二人の差はコンマ66。 コンマ15遅れのキミを前にしたかったフェラーリだが、ルイスの必死さがキミの其れを上回った印象だ。(キミのミスからのリカバリーは御見事!だったけど) すっかり自信を付けたフェリペだが、ファイナルのスタートでルイスを先行させるような事に為ってはいけない。 燃料搭載量は屹度少ない筈だから… 見応えの有るQ2/Q3だった。
フォトは暮れ泥むシンガポールの街から浮かび出るようなマリーナベイ・ストリートサーキット、嘆きのフェルナンドと息子がノックアウトされたかと心配たっぷりの御父上殿@Q2。
Baku


posted by claris1 at 01:42| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。