2009年05月30日

今日のワイン 其の287

シャトー デュクリュ・ボーカイユ
Ch. Ducru-Beaucaillou 1985
2本目は氏がこよなく愛するサン・ジュリアンから、シャトー デュクリュ・ボーカイユ。 所謂、スーパーセカンド。 1級に格付けされる為に必要なのは、「政治力」だけと迄云われる(ホント?)高名なシャトーの85年は期待が充分以上に膨らむ。
1本目とは裏腹にコルクが脆弱で抜栓に難儀したが、氏の腕前と彼のソムリエナイフのスクリューの長さと細さが奏功して無事に引き抜けた。 こんなコルクでは、遠峰先生でも苦労なさるだろう、て。
重たくは無いが、イメージとして粘性の高い液体は「完熟ボルドー」と表現したく為る。 だが、サン・ジュリアンにそう云っては、氏が渋い顔をされるかも知れないな。 ブーケは、ミネラル感が少し残る花香、果実香が憧れのボトルで有る事を物語る。 カラーも重厚だが、品性の有るガーネットの色気が充分に残る。 此れは良い! 硬過ぎず、柔らか過ぎもしないのだが、輪郭の穏やかなタンニンが、只者で無い事を無言でアピールして居る。 其のタンニンは果実味とのバランスに優れ、エレガンスを醸し出す。 サン・ジュリアンの素晴らしさが凝縮されて居り、氏のサン・ジュリアンの造詣と憧憬が窺い知れる秀逸な1本。 実に上等!
Baku


posted by claris1 at 00:45| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。