2009年06月28日

今日のワイン 其の291

コル・ドルチャ ロッソ ディ モンタルチーノ
COL D'ORCIA ROSSO DI MONTALCINO 2006
偶には付き合わないかと、余りアルコールに強く無い若者を無理に連れ込んだのが、ラ・テラッツア、都庁の45階。 シニアのバーテンダー氏は体調を崩されて御休みとの事。 早い御回復と復帰を願わずに居られない。 氏に代わって、我々の相手をして呉れた御兄さんとこの日の連れは同い年だとか。 スタウトビールの後にワインリストからピックアップしたのが、ロッソ ディ モンタルチーノ。 気軽にグラスを合わせるには良いワインだと、最近に為って再認識した。 勿論、ブルネロは好きだが、この夜の連れの嗜好を少しは考慮した心算なのだ。
カンティーナは、ブルネロの名門(ホントか?)のコル・ドルチャ。 「開けさせて」と御願いして、ソムリエナイフ(あの780円には見えない奴)を取り出す。 二人に見詰められて、一寸良い処を見せようと緊張。 珍しくシールカットも素早く綺麗に、おぉ、この夜は手際が良かったと自賛。 バーテンダー君にもグラスを渡して、3人で乾杯。 2006年のロッソ、将に「らしい」味わいだ。 若くて、フレッシュで、そして未だゞ楽しみな将来。 この宵の二人にこそ相応しいだろう。 己の選択に再び自賛。(嫌な大人に為ったモンだ)
このワインの見た目の綺麗さは特別だ。 淡いガーネットカラーを暗い店内の照明に翳すと、年齢不相応に色っぽい。 ブーケは控え目だが、弱い訳では無く、素性通りの個性を主張出来る確り感が有る。 味わいはタンニンが穏やかで、とてもフルーティだ。 一方で、ライトな中にボリューム感も感じさせる果実味が中々巧みに広がる。 基本はストロベリーに木苺や酸塊が混じり華やかだ。 今飲んでも充分美味しいし、3年後辺りにピークが来そうな予感がタップリ。
ショップで買えば、過日、渦に持ち込んでガッカリさせられたあのサンジョヴェーゼと同じ位のプライスの筈。 あれとは、天と地程の差が有るんすけど…
店を出て暫くすると、バーテンダー君が「忘れ物です!」とソムリエナイフを持って、追い掛けて来て呉れた。 (我々が店を出てから、どちらの方向に歩いて行ったのかを見送って居なければ、追い付けない場所でした) あらぁ、折角、格好良く抜栓出来たのにねぇ… 連れの彼も、新宿駅のホームで小生の乗った電車が動き出す迄、見送って呉れた。 嬉しい若者達なので有る。
Baku


posted by claris1 at 10:09| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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