2009年07月31日

今日の渦 其の232

京葉線が長時間止まって居たが、別件で東海道線も遅れて居る。 普段の時刻に東京を出ると、何とも中途半端なタイミングで藤沢に到着。 まぁ、良いか…と其儘小田急線に乗れば、開店時刻迄は20分以上も有る。 当然、一人ぼっちで扉の前に立って居ると、開店準備のEちゃんが顔を見せる。 何だか場都が悪い。 「早く来過ぎちゃった…」。 常連さんばかり4人が並んだ処で、シャッターが開く。 この夜のスタートはのんびりムードだ。
こう暑く為っては痛風どうのと考える余裕も無く、先ずはビールだ。 生産者名が記されて居る地元鵠沼の枝豆。 そろそろピークが過ぎたとは云え、この季節のビールの相伴には外せない。 「チャーシュウは?」と芳実オーナーに問うと、「3種盛出来ます」との事で、勿論頂く事に。 何れも旨いのだが、ハーブローストが小生の一番の御気に入りだ。 塊の切口が芸術品の様に美しく、極上の味を物語る。 超粗挽の黒胡椒が塗されて居るのが亦、素敵なので有る。 鵠沼味噌ポークやノーマルのタレチャーシュウも非常に優れた作品だ。 チャーシュウだけで3品も揃えて居て、全てが美味い。 そんな御店が他に有ろうか? 暗く為った渦の店内。 この日のスタートは常連さんばかりと云う事情に甘えて、S001 の設定を彼是変えて撮って見て、ベストを探る。 明るく撮れ勝ちな S001 の特性を利用すれば、結構綺麗に撮れるな。 何でもオートでは限界が有るものだ…。
扨、太平楽に切り替えるが、前週の様に呑んでばかりと云う醜態?を晒さぬ様に、未だ週末迄1日有るし、自嘲、否、自重してグラスを重ねる。 そして、早目に主麺をオーダーする事に。 渦も品揃えが豊富なので、嬉しい悩みと云う訳なのだが、熟考の末に「冷やしは出来る?」。 一寸逡巡した芳実オーナーだが、「今考えて居る新しいヤツが有るんです…」。 「おぉ、其れを頂こう。」 常連さんも小生に続く。 一般の御客様も増えて来たタイミングだったので、少し太平楽と蓮芽梅酢漬(サッパリサワー感が良いねぇ)に遊んで貰って居る間に、芳実オーナーが頭を巡らし、「美味しいアイデアが出来ました」と提饗される。
丼の頂上に乗って居るのは、紫陽花葱。 色鮮やかで見た目のインパクトが充分。 其の下にタップリ盛られて居るのが、蘖だ。 抑(そもそも)は、蘖を使った作品と云うのがトリガーだった様だ。 先ず、蓮華でスープを掬う。 淡麗な醤油スープ、勿論、冷たい。 そして、醤油に比肩する程に味わいを担って居るのが、辣油。 但し、只の辣油では無く「島辣油」。 そう、過日、芳実オーナーが夏休みで訪れた南の島の特別な辣油。 此れが非常に香ばしい。 辛さと云う点では、普通の辣油とそう違わない(其れが良い)のだが、この香ばしさ、或いは南国情緒と申し上げても良いだろうが、此れが小気味良く渦醤油にコラボする。 此れはイケますねぇ! 件の蘖の部分にガッと箸を差し込んで、シャキシャキ感タップリの喰感とスープのテイストのコンビネーションを楽しむ。 其処に見た目だけで無く、味でもインパクトの有る紫陽花葱の風味が加わる。 更に、島辣油を加勢するかのように「何か」のテイストが加わる。 胡麻を含んだ豆板醤にも見える(味は違うな)味噌状の具材が振って有る。 此れは何かな??
細麺が適切にスープを引き上げる。 スープだけを飲む時に比べて、麺に絡めた時にやや弱いと感じるタイミングも有る。 もう少し濃くしても大丈夫かも知れない。 いや、良い一杯を喰べさせて頂いたと感謝。
余り聞し召さない内に、行列解消の為にも席を空ける事にする。 そう云えば、常連の皆さんの姿も既に扉の向こうに消えたしね。 外は未だ暑いが、気分はスッキリ冷え冷えだ。
Baku


posted by claris1 at 23:30| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。