2009年12月19日

西尾中華そば 其の77

今回の寒波の底はこの日の夜と云われて居る。
日中は陽が有るので未だ助かるが、朝夕の冷え込みは中々厳しく、流石に暖かい一杯を頂こうかと云う気に為る。 久し振りの「中華そば」だが、西尾さんがプチスペシャルにして下さったのは、「弓削多の吟醸純生しょうゆ」。 此れは良さげな醤油を使って下さった。 この風味をストレートに味わって、と「掛け仕様」。 チャーシュウと白髪葱は別皿にして下さった。 決して、強い印象では無いのだが、確りした醤油の存在感が有る。 甘味は仄かで、表面の鶏油とのマッチングも良くて、オイリーな感じはしない。 此は小生の記憶に有る西尾さんの中華そばとは違ったテイスト。 うむ、暫く頂かなかった間に進化したし、この醤油も卓抜。 今後は「ざる中華」にするか、「中華そば」にするか、更に迷いそうだ。 別皿に盛られた白髪葱を浮かべる前に、少し胡椒を振って見た。 元々小生は胡椒好きなのだが、振り過ぎなければ、このスープとの相性は悪くない。 勿論、白髪葱やチャーシュウを浮かべても、味わいが損なわれる事は無い。 何時ものマサ配合麺も勿論、良い感じで、ケチを付ける処は皆無。
うむ、旨いよねぇ…この一杯。
Baku


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2009年12月18日

今日のめじろ 其の503

往きに3回、復りに2回。 12月に入ってから、小生が乗った電車が人身事故で「運転見合わせ」に為った回数だ。 この朝も110分程、車内に留められる羽目に為り、戦意喪失。 まぁ、何時もそんなに遣気ギタギタで来る訳では無いのだが…
何だか加速度が付かない気分をリセットしようと、めじろ本店に向かう。 つい、コートをロッカーに入れた儘、出て来て仕舞ったので、「リセット」は「即完了」。 陽射を選んで歩けば、結構暖かいとは云え、真冬の気温だ。
券売機の「鴨つけ麺」のプレートは外されて居たので、小生の定番の「焦がし葱ら〜めん」を選択。 でも、「鴨つけ麺」も後1週間は提饗出来るとR店長に伺う。 定番とは云え、少し久し振りに頂く「焦がし葱ら〜めん」。 スープを啜ると、急に懐かしさが込み上げる。 そうそう、めじろの「焦がし葱ら〜めん」は、この味です。 少しマイナーインパクトかな…と思わせて置いて、直ぐに味わいが追い掛けて来る。 其れがジワ〜っと余韻を引いて… と、美味。 良かった、ちゃあ〜んと「めじろ」して居る。 焦がし葱は適切に香ばしく、オイリーでは無い。 浮いて居るチャーシュウは、祐貴社長謹製だが、大変に上手い味付けに設えて有る。 スープに合わせるチャーシュウはこう云うテイストが好きだ。 以前よりも手が掛かって居るのだろうと思うが、其の効果は歴然。 麺はR店長の全粒粉の細麺。 …にしては、ツルっと感が高く、喉越も楽しめるタイプ。 代々木の麺は何時頂いても安心出来る出来。
年の瀬、新年を目前にして、ローテーション的にも祐貴社長もR店長も大変そうだ…
Baku
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2009年12月17日

燦燦斗@東十条 其の59

渦の翌日の燦燦斗。
小生のゴールデンフローかな? 毎日、2度づつ最低気温も最高気温も下がって行く。 土曜日の朝には氷が張りそうな気配だ。 この日も日中から雲が多く、8度止まりだったようだ。 そんな寒さの中、御待ちの方は3名。 其後、11名に延び、帰るタイミングでは13名と相変わらずの人気だ。
事前に注文を訊いて頂けるので、着席してから提饗迄の時間は長くない。 特にこの日は、ラーメンを御願いしたのだが、調理の都合上、順番が繰り上がって、ラッキー。 とろみが有り比重の大きいスープは、其れに見合った濃厚な豚骨魚介。 此処の処、節をコアにした魚介風味が少し抑えられて、豚骨醤油の味わいが本の一寸増した様にも感じる。 でも、この方がベターだと思う。 太い麺は、此ならではの喰感と小麦粉の風味が詰め込まれて居る。 この組み合わせで頂く一杯で冷えた身体もポカポカに為るなぁ。
Baku
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2009年12月16日

今日の渦 其の264

金曜日の訪渦では、麺を頂かずに引き揚げて仕舞ったので、其の完結編として火曜日の夜に本鵠沼へ。 週末に伺う事は叶わずに、結局、週明け一番。 勿論、シャッターポールだったのだが、非常に寒く為ったので、シャッター人口は少ない。
飲物は熱燗が良いとも考えたのだが、結局、常連さんに釣られる様に、何時ものコート・デュ・ローヌを選択。 この日は摘みのチャーシュウが払底して居たので、お母さん特製の野菜のクリーム煮を頂く。 ホワイトソースの優しいシチューに鞘豌豆や人参、キャベツ等の野菜がタップリで家庭の味わい乍、もっと繊細で深い。 流石、です。
この日は、芳実オーナーには、「麒麟を頂きに伺う」と告げて有ったので、余り飲み過ぎてはいけない。 喰べ過ぎてもいけないと自重して居る処へ、N子ちゃんが到着して、この夜も小生の話相手をして呉れる。 来られる度に、此では御気の毒なので有る… 更に彼女に御手伝いを御願いしたのは、其の「麒麟」。 この作品は、とてもボリュームが有るので、アルコールを入れた後はハーフサイズが丁度良い。 だが、ハーフサイズは二人前から、と云う御約束。 で、彼女に付き合って頂いた次第。
久し振りに対麺した麒麟は、フルサイズ同様、青梗菜がドーンと乗って居るが、ハーフサイズなので白い器に入って居り、趣が違う。 でも、蓮華で掬うと、そうそう、此が麒麟。 沢山の挽き肉がスープにどっさりで、嬉しく為る。 細かい野菜もタップリ。 そして、微妙に辛くて、でもどこか穏やかな印象も有って、と芳実オーナーの会心作だけの事は有る。 酢を加えても酸っぱく為らないのだが、小生は昔から、酢を使わずに頂く。 担々麺とは違う味わいの辛さが特徴だが、其れだけではない旨味がタップリの具材と共に潜んで居る。
麺は細麺を使って居るのだが、此が計算され尽くした様にスープにマッチする。 このスープを持ち上げる麺が適切な組み合わせだ。 ハーフサイズだと完喰、完飲出来るのが嬉しい。 久し振りの麒麟に大いに満足。
でも、其後は、流石にワインは進まなくて、少々のドネーションとした。 で、この夜は未だバスの有る時刻に引き上げる。 暗い道で空を見上げると、大オリオンに、双子座流星は…流れなかったな、残念。
Baku
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2009年12月15日

西尾中華そば 其の76

とても寒く為ったが、更に週末に向けて厳寒期の気温に為るとの予報。 未だこの程度気温ならば、良しとせねばいけない、 この冬、初めてオーバーコートを羽織って駒込駅から霜降商店街へ。 うむ、真に霜の季節だ。
並んで居る方はいらっしゃらないが、常に3,4席が埋まって居る状態。 日曜日の牛骨ラーメンを喰べ損なったのは残念だが、この日もやっぱりつけ麺。 此れだけ寒くても、此方。 西尾さんが麺の固さを訊いて下さるので、何時もの様に「バリ固」を御願いする。
「ひらめき」も入荷し、たっぷり振って頂いて…、嬉しい事に、日曜日に使った相模豚の巻チャーシュウが1枚加えて有る。 肉厚でジューシイな印象で、美味しい。 つけ麺に添えられて居るチャーシュウって、スープに浸すのかな? 直喰するのかな? 何時も迷う。 だが、西尾さんのスープはとても美味しく、万能なので浸して頂く事が多い。 麺は普段通りのマサ配合麺。 何度も書いた様に、バリ固に茹でて頂いたこの細麺は、イカすのだ。 今日は直喰は少量に止め、たっぷりスープに浸して頂く。 スープでは醤油の存在程度が凄く良い。 他の具材、特に葱との相性がベスト。 更に焦がし葱の香ばしさが感じられたかな。
最後に西尾さんから林檎を頂く。 長野の有名ラーメン御店主さんから頂いた「サン富士」の御裾分。 折角なので(席に余裕も出来たし)、カウンターで齧り付いた。 子供の頃はズボンでゴシゴシと磨いたものだが、流石にスーツではそうも行かずに、ハンカチでピカピカにして、ガブリ。 一口目で、「蜜」の層に届く程。 最近は毎朝、ジューサーで林檎を2個飲んで来るのだが、この林檎はジュースにするのが勿体無い逸品。 …で、10分でこんなに為りました。
Baku
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2009年12月14日

男性は出てはいけないのか?

忘年会酣の日々。
御他聞に洩れず、終電迄後何本位のタイミングで最寄駅に辿り着く。 ふと、目に入った改札口の案内。 酔漢の目には「牝口」に見えた。
Baku
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2009年12月13日

今日のワイン 其の351

バローロ フラテッリ・ジャコーザ
BAROLO Giacosa Fratelli 2004
何で「フラテッリ・ジャコーザ」と日本では呼ぶのだろう。 「ジャコーザ・フラテッリ」なのだが… 3本目を御願いする時に怪訝な顔されて仕舞った。
コッポラの汚名を挽回すべく選んだのは、CP抜群のバローロ、ジャコーザ・フラテッリ、其れも2004年。 都会のホテルでは5桁に届いて仕舞うプライスなのだが、「セレツィオーネ・カヴァリエーレ」3回獲得の実力を見せて欲しい。 30分程前に抜栓してもらって置いたのだが、教科書的では有るが美味いバローロが楽しめた。
カラーはルビーとガーネットとの丁度中間辺りで、表現に迷う。 スワーリングをして遣ると漂って来るのは、杏と香草がブルーベリーに溶けて居るブーケだ。
初口から確り感の有る液体で、滑らかでは有るが、タンニンも中々に主張の有るタイプで、好ましい。 酸味も充分でバローロのネッビオーロらしさがいっぱいだ。 悪い選択では無かったのだが、少々酸味にバランスが傾いて居る様で、もう少しボリューム感は欲しい処だ。 自宅のセラーにバローロを置きたい方に御勧めだが、漫画の所為で亦、値段がジリジリと…だとか。
Baku
posted by claris1 at 15:30| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のワイン 其の350

フランシス・フォード・コッポラ プリゼンツ ロッソ
Francis Ford Coppola Presents Rosso 2007
親族パーティは中華料理。 甕仕込の紹興酒2本に紛れ込ませたのが、此れ。
コッポラ監督がプライベートユースに造って居たのを販売開始したと、真しやかに囁かれるボトル。 気楽に流し込めるジンファンデル、と云う触れ込みなのだが…気軽過ぎた様だ。 まぁ、モダヴィのアドバイスを容れたコッポラを持ってしても1000円台のボトルの限界がまざまざと感じられる。 二十歳に為った甥っ子にすら、「味がしない」と酷評される始末。 純粋な若人は簡明にして正直なものだ。
やや燻んだ様にも見える紫が混じる色合いの液体からは、ブラックベリーやプラムがスパイシーな中にも香って来る。 勿論、ジンファンデル100%の訳は無く、47%。 32%がカベルネ・ソーヴィニヨンで、残りがシラーだ。 味わいは「三竦み」見たいで、レーズンの甘さとジンファンデルのスパイシーさは感じるが、深みに乏しく味わいは平板。 甥っ子の云う通りの印象だ。
15年も前に為ろうか、ナパのワイナリー巡りのバスに乗った。 其の時に立ち寄った、コッポラのテイスティングルームが映画の撮影スタジオ見たいだったのは良く覚えて居るが、味わいは印象に無いな。 でも、シスコのワインレストランで現地の本部長殿が奢って呉れた「ルビコン」は素晴らしかった。
余談だが、ルビコン(最近はワイナリーもこの名称に変わった)は、「THE CROSSING OF THE RUBICON」(背水の陣:カエサルが「賽は投げられた」と云った河)から取ったと伺った。 ふ〜ん、と感心したのが昨日の事の様だ。 何時か、甥っ子には此れを飲ませてやろう。 但し、自宅で…だが。
Baku
posted by claris1 at 14:37| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のワイン 其の349

G.H.マム・コルドン・ルージュ
G.H. Mumm Cordon Rouge NV
久し振りの親族パーティ。 開宴時刻の20分前にホテルに到着して、リストを見乍、アルコールの算段。 乾杯に用意したのが、マム コルドン ルージュのシャンパン。 泡好きの娘に合わせた形だが、中華料理も前菜ならマッチして呉れるだろう。
F1のシャンパンファイトで御馴染のシャンパンだが、小生はボギー演ずるリックの決め台詞の方を先に想い出す。 そう、「アンタの時代は良かった〜♪」とね…@燦燦斗。 余談だが、其の台詞、「Here's looking at you, kid!」をサブタイトル用に意訳する際に「瞳」を加えたのは、日本人的フィールを見据えて居ると感心したものだ。 イングリッド・バーグマンが御相手でしたからねぇ。 因みに直訳して見ると「貴女を見詰め乍、乾杯(Here's)」だろうか。
マムのファミリーは、ドイツがルーツ。 そんな彼等が、レジオン・ドヌール勲章をイメージする赤い襷(cordon)で飾ったシャンパンで大成功して居る。 良く「3種類の葡萄を均等に使い」と紹介されるが、実際は微調整が施されるそうだ。 NVなので調べるのは難しいが、ピノ・ノワール45%、ピノ・ムニエ25%、シャルドネ30%のケースが多い。 余りシャンパンの味わいは判らないのだが、バニラとトースト香だけは小生でも嗅ぎ取れる。 まぁ、後はフレッシュだのエレガンスだの、と在り来たりのコメントしか出て来ないねぇ。
インポーターはサントリー。
Baku
posted by claris1 at 10:58| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のワイン 其の348

ドメーヌ ド ラ バレリアン シニャルグ
Cotes du Rhone Domaine de la Valeriane SIGNARGUES Villages 2005
渦の常連さんが、小生にと芳実オーナーに託されたボトル。 前回、御目に掛った際にワインの御話をしたので…と云う事で、氏の御気に入りの1本。
渦に常備の赤と同じく、コート・デュ・ローヌ産だが、此方はシニャルグ村。 此処は2005年に「コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ」に昇格して居る。 ボトルには、クレディ アグリコール・ド・パリワインの試飲コンテストの金賞シールが誇らしげに張って有るが、バレリアンが、この村の名を冠したボトルを出す様に為ったのは、2004年からの筈なので、2年目に村が昇格したタイミングで金賞を取ったと云う事に為る。
晩餐会のドレスに見合うそんな濃いルビー色の液体からは、思いの他、強いブーケが昇って来る。 其処にはバニラ、黒酸塊、スパイス香… そんな要素が感じられる。 初口はやや酸味が勝つ印象だが、比較的落ち着くのが速く、15分もするとマイルドで穏やかな円みが主体と為る。 其れでもタンニンははっきりしたキャラを持ち、存在感を示して居る。 バックエチケットには、セパージュはシラーとグルナッシュと書かれて居る。 恐らくは半々か、4:6と云う比率だろう。 双方の特徴を感じるが、最初はグルナッシュ、次にシラーと云う順番が有る見たいで面白い。 引きは其程強くは無いが、程良いと云えるだろう。 CPが高く、出群の1本。
Baku
posted by claris1 at 00:01| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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