2009年09月19日

今日のワイン 其の316

サン・シルヴェストロ バローロ パトレス
Brolo DOCG Patres / San Silvestro 2004
3本目はバローロ。 云う迄も無く、ネッビオーロ100%。 2本目のロッソが出来過ぎだったので、一寸影が薄く為って仕舞ったのだが、悪く無い。 値段が安くても2003年に手を出してはいけない。 2004年に価値が有る。(ホントか?) イメージは「薔薇」なボトル。 カラーは深紅、香りも黒い位に濃い赤薔薇が、オジサンを振り返らせようと大人の色香を振り撒く際の其れ。(意味判りません(笑)…) 良く云えば、大人のチャームかな。 流石はモンフォルテ・ダルバ… 多少の酸味が「もう少し寝かせて置いて…」と訴えるが、タンニンの肌理細かさでカバー出来る。 先のロッソと違って、もう2,3年、いや数年待って遣りたいバローロだ。
実は最後にもう1本。 モンダヴィのプライベートセレクション/カベルネ・ソーヴィニョンを…この日は良く飲みましたねぇ。 若しかしたら、ひとりで飲んで居たのかも… 死ぬ前に屹度思い出す、凄く楽しい一日だった。
Baku


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今日のワイン 其の315

セスタディソプラ ロッソ ディ モンタルチーノ
SESTADISOPRA ROSSO DI MONTALCINO 2006
この日のパーティのワインは、小生の好みで揃えて貰った。 だから、乾杯のシャンパンに続くのにサンジョヴェーゼ(ブルネロもブレンドされて居るが)から行っちゃう。 フランクなパーティだから、気にしない、気にしない。
こいつは、当たりだった。 思った以上に美酒で、2006年とは思えない落ち着き振りだ。 セスタディソプラは余り知られたカンティーナでは無いが、以前にブルネッロを飲んだ事が有る。 ロッソも出して居るとは知らなかったが、調べて見ると年間9000本。 御目に掛からない筈だ。 ブーケも綺麗で如何にもトスカーナっぽく、そしてパワーを感じる。 其の香りを裏切らない濃厚で確りとした骨格の液体で、もう一度、ヴィンテージをチェックした程だ。 憂いの影を落とし込んだカラーもロッソらしからぬ深さが有り、此れは御勧めだ。 3500円位だから、大人買いしても良いと思う。 但し…やっぱり、1本目に登場させるべきでは、「無い」。
Baku
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今日のワイン 其の314

アンリオ・ロゼ・ブリュット・シャンパーニュ NV
Henriot Champagne Brut Rose
娘の友達の知人… こうした知己の広がりは嬉しいものだ。 当然、皆さん御若いのだが、良く小生の様な者に付き合って下さる。 そんな皆さんが集まっての会喰。
其の1本目。 シャンパン好きな娘の為に御願いした1本。 女性も多いのなら、華やかな方が宜しかろうと、ロゼを選択。 元々、小生はシャンパンを余り飲まないので、アンリオも正月のお台場以来だ。 年末から正月に掛けてはアンリオばっかりっだった記憶も有る。 所謂、シャンパンカラーに上手くピンクを重ねるものだと感心する程だ。 ロゼ・シャンパーニュの色は斯く有るべし的なカラーで素敵だが、安いデジカメの発色では一寸無理かな。 
紛う事の無い、ストロベリー香が若々しく弾む様だ。 この日に集まったメンバーでの乾杯にこそ、相応しい。 細かい糸泡に乗るテイストは、尖った部分が無く、何処かアンニュイさを漂わせる程に優しくシルキーだ。
少しだけ蘊蓄を語れば、葡萄はシャルドネとピノ・ノワール。 アンリオなので、NVとは云え、3つの異なるヴィンテージ、其れもレゼルヴを合わせて居る。 ロゼで有ってもセニエ(※)しないで、赤ワインを加えて造って居る。 インポーターはサントリー。
Baku


(※)セニエ:葡萄果汁を発酵させる際に果汁の一部を抜く事により、果汁の量に対する果皮や種子等の固形物の割合を相対的に高める手法。
posted by claris1 at 09:14| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

待行列は難しい

待行列は難しい(ORの話では無い)と云う御話をふたつ。 以前に人気のラーメン屋さんの行列に並んでいた時の話だ。 小生の後ろに並ばれた若い御母さんと幼い女の子。 御母さんが「御一人ですか?」と小生に問われる。 真逆、「この子の父親に為って下さい」と云う話では無いだろうと怪訝に思い乍、「はい」と答える。 其の理由は直ぐに合点が行った。 彼女達の後ろに付いた方に「後、7人来ますので…」と伝えて居る。 そう云う事をする人だからこそ、小生も「そうするのか」と案じたのだろう。 当然、そう云われた後ろの方は気色ばむ。 更にもう一人が後ろに並ばれたタイミングに、「其の7人」が到着。 見れば、大人の女性が御一人と幼い子供が6人。 余計な御世話かと思ったが、件の御母さんに列の最後に廻る様に御願いした。 「そうですね…」と聞き入れて下さったので、良かったのだが、行列でひとりが複数の順番を取るのは、揉事の原因に為り勝ちだ。 この時はタイミング的に、二人を前に廻しても、9人全員が席に着ける迄の時間が変わらないだろうと云う状況で有ったので、話をし易かったのだが、そうで無ければ、どうだったのだろう。 まぁ、そんな状況は関係無く、好ましい行為で無い事は明らかなのだが… 燦燦斗の行列で「もうひとり来ますので」と前を譲って呉れた6人組の事を思い出した。
扨、もう一話。 店内にウェイティングベンチを置いて有る御店での出来事。 其処でひとりで待って居る少し難しそうな「老けた兄さん」は矢鱈と携帯電話で喋り捲る。 どうやら、「後、3人来る」と云う話の展開だ。 扉の外には既に数名の方が御待ちなので、困った状況。 行列の人々を尻目に3人も店内に入られては、皆が面白く無い事、夥しい。 処が、携帯電話での話が「来る筈の3人」が来られないと云う事に為った。 すると呆れる程に汚い言葉を大声で喚き出す。 店内にはすっかり白けたムードが漂う。 其時、厨房から御店主が飛び出して来て、件の兄さんの肩を抱く様に外へ連れ出した。 良く御店に来られる方だった様だが、中々スマートな対応だった。 件の兄さんは暫くして戻って来ると、血圧が下がったのか照れ臭そうに詫びを入れて帰って行かれた。 (此処でもう一度、「前に入れろ」とか云う最低の事態に為らなくて良かった)
過日、「埜庵」の行列の中で、渦のゲストバーテンダーのMさんが仰った言葉を思い出す。 「自分がされて嫌だと思う事は、してはいけない事なんだよ」 将に其の通りで、誰もが判る自明の理だ。 でも、中々、其れが出来ない。 小生も「出来る方(ほう)」では無いな… ずーっと以前に競馬場の行列で、友人ひとりに二人分の順番を追加でキープして貰った事も有るし… 責めて、行列に関するトラブルメーカーに為らぬ様に努めよう。
Baku
posted by claris1 at 09:04| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

純蓮@小田急デパート/藤沢

ネットの情報で藤沢のデパートでも「北海道物産展」を遣って居ると知る。 横浜のそごうでも開催されて居るらしいので、当節、北海道流行りと云う事の様だ。 藤沢に出張して来て居るのは、「純蓮」。 有名な札幌の御店で、東京では高田馬場に支店が有る。 物産展に来て呉れる御店は、東京に支店の無い店の方が有難味が増すと云う物だが、小生は本店は勿論、馬場の御店にも伺った事が無い。 其処で、貴重な?金曜日の夜に遣って来た。 18時30分には閉店して仕舞う様なので、オフィスを早目に出て来ると云う熱心さだ。 三越とは自ずと違うローカルデパートの物産展では有るが、其也に賑わって居る。 一番奥がイートインなのは何処も同じと云う次第。 入口でテイクアウト品の販売をして居り、レジが有るのだが、喰券も此処で買うと云う説明掲示も店員の案内も無い。 ま、ローカルなので有る。 店内の椅子やテーブルも…、ま、ローカルなので有る。 事前学習が不足して居り、何を頼んだら良いのかが不明。 で、結局、品書のトップの作品を選ぶ。 其れは、味噌ラーメン。 前日に三越のイートインの「みのや」では正油ラーメンを頂いたので、今回は札幌ラーメンに敬意を表して、定番メニューを頂こうと云う次第だ。
出て来た味噌ラーメンは、カレーラーメンの様に見える。 一口啜ると勿論、味噌の味だが、非常に油っぽい。 カレーの様に見せて居るのは、このオイルの層の所為でも有る。 不味くは無いが、有名店の作品と云う期待が高過ぎた様だ。 スープが少しザラ付くので、亦、カレーのルーかと思って仕舞った。 玉葱が入って居るのもカレーらしさを助長するのだが、このオニオンは柔らかく、スープのテイストにマッチして居る。 一方、蘖はスープと仲が悪そうで、其々が自分を主張して溶け合わない。 麺は、みのやさんと同じく、黄色の中太縮麺。 みのやさんよりは少しだけ細いかも。 此方も麺は風味が高くて美味しい。 ホームページを見ると、藤沢を皮切りに地方巡業(笑)に出て居る様だが、巡業期間も本店や全ての支店も通常営業の様だ。 スタッフの多い大きな御店なので当然なのかも知れないが、イースタンリーグの巡業、じゃないよね。
余談だが、同じ様な御店に「すみれ」と云うのが有る。 新横浜のラーメン博物館や川崎のラゾーナにも入って居る。 両店の違いとか、関係とか云うのをラヲタ為らぬ身としては、判じ兼ねて居る。 其の内、詳しい方に伺って見よう。
Baku
posted by claris1 at 08:58| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

西尾中華そば 其の52

遣って来た山手線は、チョコレート電車。
一寸、嬉しくてS001で1枚。 フルオートだと5秒で準備が整うので、こんな場面でも何とか間に合う。(明るく撮れるのが癖なのだが…) 車内は明治のミルクチョコレートのCMに満ちて居るが、この広末さんは可愛い。
扨、夜と週末のスケジュールが詰まって居て、この週のNCSは、御日様が沈む前の訪問が続いた。 曇天では有るが、気温が上がら無いのは歓迎。 翌日からのシルバーウィークは好天に恵まれそうだ。 一方で沢山の生徒さんが大量集団下校するのに出喰わした。 新型インフルで学校閉鎖と聞こえて来た。 身体を擦り付ける様に戯(じゃ)れ合う様子を見ると、「この濃厚接触振りでは、感染が広がる訳だ」と再認識した。 思わず息を止めて摺れ違うも、続く訳も無く、思いっ切り吸い込んだ、かも。
扨、最後の週替わり限定を頂くのも最後に為りそうだが、着いたタイミングには僅かに1席の空きが有ったが、直ぐに行列が出来る。 西尾さんが日曜日の様だと仰るが、繁盛なのは結構だ。 半数位の御客様が「今日の中華そば」、即ち、週替わりを頼まれる。
「地鶏と鯖の味噌冷や冷や〜生姜の香り〜」、スープは濃厚な味噌テイスト。 赤を中心に白と八丁味噌も加えて居るそうだ。 そして、程良く抑えては居るが、適度なインパクトの有る辛さと塩っ気。 このバランスが巧み。 余り、鯖々して居ないのも小生の好みだ。 生姜の効かせ具合が絶妙だ。 マサ配合麺に出汁氷は乗せない様に改めた。 気温が低く為って来て、溶けなく為って来たそうだ。 亦、乗せて居る味噌漬けの肉も少し手の掛からない調理方法に変更。 そりゃあそうだろう… だが、味噌の風味が染み込んだ豚肉や、其の味噌が麺にも絡んで、素敵なコンビネイションに為る。 其れをスープに浸して…美味しいねぇ。
忙しそうだが、スープ割を御願いして、完飲。 御馳走様でした。 未だゞ御待ちの方を縫うように横断歩道へ向かう。
Baku
posted by claris1 at 08:52| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のワイン 其の313  Last Night of the 'La Terrazza'

カステッロ・ディ・フォンテルットリ キャンティ・クラシコ
CASTELLO DI FONTERUTOLI CHIANTI CLASSICO 2001
スケジュールは重なるものだ。 急に決まった「ラ・テラッツアの閉店日」の夜は、とても大事なディナーを入れて仕舞って居た。 当然、其方には「頑張ったワイン」も手配した。 幸いそんなディナーは早い時刻のスタートに設定して居たので、其のディナーの後、六本木のホテルから都庁へタクシーを飛ばす。 前夜も娘と二人で顔を出して居たのだが、どう有っても、最終日には伺わなければ為らない。
普段の静かなムードとは一転して、店内は大層な賑わい。 常連さんに加えて、御店のOG/OBが集合されて居る様だ。 我々の姿を見て、そんな彼等がカウンターの席を空けて下さる。 華やいだバンドでは、屹度店長(本当に店長さんでした)がトロンボーンを吹いて居るし、ヴォーカルの女性も中々セクシーだ。 皆で閉店の寂しさを吹き飛ばして行く。 体調を崩されてリタイアされたシニアバーテンダーのI 氏もこの夜は、凛々しい姿を夜景とカウンターに挟んで居る。 思わず駆け寄って、彼の手を握る。 本当に御世話に為りました。 弟子?のN君に御願いしたのが、フォンテルットリのキャンティ・クラシコ。 小生の為に?と仕入れて下さった1本。(小生の為に仕入れて下さった残りの1本は、レ・クーポレ テヌータ ディ トリノーロだった筈だが、不良在庫に為らなかった事を祈りたい。) 流石にシエピには及ばないものの、評判に違わぬクオリティの高いキャンティ・クラシコ。 ガンベロロッソのトレビッキエーリの常連だが、2001年も最高評価だ。 重々しいルビーレッドだが、カウンターのライトに移る色影には輝きが有る。 斬新なキャンティ・クラシコとでも云いたく為る様なブーケは、流石にマルケージ・マッツェーイ。 何と表現すべきか、果実香は勿論だが、シガレットや樹皮の匂いも立ち上って来る。 初口こそ堅い印象を否定出来ないが、深く円やかなタッチに変転して来る頃には、タンニンと酸味のコンビネイションの良さが伝わって来る。 サンジョヴェーゼにしては、余韻の膨らみが大きい。 此れは複数のロケーションの葡萄を合わせた結果なのだろうか。
都庁での最後の宴に相応しい1本で〆られたのは幸いだった。 この夜は、このボトルの仕入値だけしか請求されずに申し訳無いやら、有難いやらだ。 楽しい時間だが、都庁故、23時の御開きの時刻は厳守せねば為らない。 見送りのI 氏に娘から花束を渡して、「亦、会いましょう!」 最後の最後迄御世話に為りました。 ラ・テラッツアのフィナーレは、素敵な一夜として暮れて行った。
Baku
posted by claris1 at 00:34| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月18日

今日のめじろ 其の492

漸く夜にめじろ川崎店に来る事が叶った。 翌週には祐貴社長が代々木本店に異動すると伺って、木曜日の夜に途中下車。 だが、残念な事に祐貴社長は、事務作業の為に御不在との事。 祐貴社長の薫陶やスタッフの皆さんの熱意で、社長不在でも店内には活気が溢れて居る。 厨房のAさん、Nさん供に元気な声も出て居るし、ホール担当の女性を含めて、接客も申し分無い。
川崎店のカウンターでビールを頂くのは、随分久し振りの様に思う。 ホール担当の方のビールサービスが上手で無い事が理由なのかも知れないが、少し気が抜けた感じでキレが無いのが気に為った… ビールにはメンマが2本サービスされる様に為った。(知らなかった…) スープに入れる様に味付けされて居るのだろうから、当てで頂くと味が薄いのは止むを得ない。 追加の摘みにはチャーシュウを御願いした。
最近のめじろ川崎店の温麺のスープの繊細さを理解出来ないで居る小生は、散々迷った末に、もう100杯以上は頂いた、一番慣れて居る「焦がし葱ら〜めん」に決める。 麺の喰感は良いのだが、正直な処、以前に頂いた作品のテイストとの乖離は小さく無いと感じて仕舞う。 川崎店が覚束無い足取り乍も歩き出した当時に比べても、だ。 祐貴社長を始め、スタッフの皆さんが頑張って居るのは、良く知って居る心算だし、当然、応援もして居るので、本当に申し上げ難いのだが、其の頑張りが作品に反映しきれて居ないと思えて仕舞う。 でも、19時と云うタイミングも有ろうかと思うが、オキュパンシーも半分以上は有りそうだ。 小生の味覚が合わなく為って居るのかなぁ? 其れならば、寧ろ良いのだが…
駅に戻ると電車は踏切事故で止まって居る。 この滅茶苦茶混んだ電車では帰れないとUターンして、何処ぞのワイン屋さんへ…請求書はJRへ(笑)。
Baku
posted by claris1 at 23:30| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

みのや@三越イートイン

西尾さんから伺って居た、この日開店と云う東神田の鬼金棒(きかんぼう)に向かおうとしたのだが、然ぞや混むだろう、何も開店日に伺わなくても・・・ラヲタじゃないし(笑)…(FILE さんは、やっぱり行かれて居た)と、行先を三越デパートに変更。 「秋の北海道展」、御昼休みの賑わいは凄い。 雲丹、イクラ丼にも心惹かれるが、ひとつ奥のスペースに設けられた「みのや」さんへ。 席数は少ない訳では無いのだが、行列の長さは相当なものだ。 三越だけ有って、シルバーな御客様が多いとは云え、回転は良く無い。 焙煎熟成正油ラーメンに炙りチャーシュウを追加でトッピングして、1050円。 炙りチャーシュウの追加代金は、200円と云う計算で、50喰限定に為る。 味噌スープの作品も有るのだが、敢えてパンフレット掲載作品が御勧めと読んで、正油スープを。 でも、東京開催なので此方を載せたと云う説も有る。 何しろ札幌ラーメンで有る、味噌が正解か?
其の味噌スープでは無いかと紛う様な色のスープで、思わず御隣の方の味噌ラーメンと見比べて仕舞った。 確かにパッと見には余り違わないが、コーンが多いので味噌ラーメンと判る。 勿論、スープを啜れば、味噌で無い事は直ぐに判る。 そうは云っても、正油味と云うのとも亦違って、「濃厚焙煎味」。 非常に香ばしくて、「御焦げの味」だ。 此処迄、香ばしさを前面に出したスープは珍しい。 初口はインパクト充分で、とても美味しく感じる。 だが、大体半分位喰べ進むと飽きが来る。 其処を巧く工夫されて居て、スープには挽肉とかコーンとかスライスした長葱等が隠れて居り、此れを掬って頂くと別な楽しみが生じる。 この手法は、渦の「麒麟」と同じだ。 で、合点が行った、皆さんこのサルベージをゆっくり行って居るので、喰べ終わるのに時間が掛かるのだ。 更にスープが冷え難く、何時迄も熱いのが更に時間が掛かる理由だ。
一方の麺は、如何にも札幌の麺。 黄色くて中太で、縮れて居てと云うタイプだが、焙煎味に負けない位に風味も高い。 そして、其れが香ばしさと良くマッチして、此れは流石だ。 炙りチャーシュウは、適度な焦げ目が付いたホロホロ喰感のバラ肉。 良い感じなのだが、味わいはイマイチ。 麺とは違って、スープの味に紛れて仕舞って居る。 此れ以上、チャーシュウに焦味を付けては、遣り過ぎに為り兼ねないので、難しい処だ。 200円が無駄とは云わないが、ノーマルの850円の方が御勧めかも知れない。
焙煎ラーメンと云えば、以前に近所の御店で一杯を頂いて、ダメだったのを良く記憶して居る。 御焦げ大好きな小生だが、焙煎味はとても難しい。 そう考えると、みのやさんは美味く造って居るのだと思うな。
Baku
posted by claris1 at 00:07| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月17日

凪@渋谷 其の195

「次世代ジェノ豚」と云う作品が提饗されると伺って、久し振りに夜の凪@渋谷へ向かう。 前の週末に続いて、この週末も夏さんの顔を拝見に伺え無いので、夏さんには居らして欲しかったのだが、残念乍、遅番との事でした。 良太さんとMさんのコンビでのオペレーション。 相変わらず、餃子造りに余念が無いのだが、皮迄自家製なのだから、手が込んで居ると云うか、とても手間が掛かる見たいだ。 其のMさんにビールを御願いして、扨、摘みは「チャーきく」にしようかと思ったのだが、Mさんのアドバイスで「きく」、即ち、木耳炒めの単品で御願いした。 こんなに沢山の木耳を一度に喰して大丈夫かいな、と云う程の量なのだが、繊維質が多いと伺ったので、御腹スッキリに為る事だろう。 焼酎は、兼八を一杯だけ頂いて、主麺移行。
店内にも「次世代ジェノ豚」の貼紙は有るのだが、注文される方は余り居らっしゃらない。 もっと、派手に宣伝しては如何だろうか。 この作品は、以前に饗されて居た「翠の豚骨」をベースにブラッシュアップした作品と西尾さんのブログに有る。 西尾さんが渋谷店で考案されたのだったな。 本当に緑色のスープは今の渋谷店の豚骨スープにバジルオイルを加えて居る。 スープは炊き方もアジャストして居るそうで、其の所為か濃度的には重厚味」なのかも知れないが、スープ自体はそう濃いと云う印象では無い。 スープには角切のアボガド!とルッコラが浮き、其の上にはパルメザンチーズがたっぷり塗されて居て、此等が見た目の濃さを引き出して居る。 と云うか、ラーメンの風体では無いね。 スープは豚骨にバジルと云う「まんま」のテイストなのだが、屹度、両者を混ぜて、双方の風味を上手く出すと云うのは簡単では無いのだろう。 個性の強いパルメザンチーズとのマッチングも中々だ。 オイル仕立てなので、当然、油っぽくは有るのだが、洋風オイルと云う事も有って、ギトギトしては居ない。 チーズ香りの中、アボガドやルッコラを頂いて居るとシーザーズサラダ気分だ。 スープに潜んで居るプリプリの海老が魚介風味を齎して居る。 海老って風味が強いと再認識したが、此れは弁えた感じが良い。 成程、「洋風ラーメン」と云うイメージが充分に理解出来たな。
Baku
posted by claris1 at 00:17| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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