2009年09月30日

燦燦斗@東十条 其の52

もう9月も晦日を迎えて、2009年も3ヶ月を残すだけに為った。
秋霖の日々で暫く青空は望めないだろう。 そんな日に東十条へ。 少しは混雑時を外したので、行列は無し。 だが、直ぐに何人かが扉の外で待つ状況に為る。 皆さん、「外した心算」で来られる様で、閉店時刻が迫るに連れて、亦、混んで来ると云う不思議さだ。
頂いたのは前週末に引き続いてラーメン。 つけ麺のボリュームが一寸しんどい気分だったと云う事情も有る。
インパクトは充分なのに優しい味わいは、御主人のキャラが其儘、表現されて居るのかも知れない。 魚介豚骨に節香、この完成されたスープに自家製の極太麺。 プリプリした歯応、喰感、そして風味。 麺も亦完成度が高い。 其処にあのローストチャーシュウが乗るのだから、雨が降ろうと、行列が有ろうが、皆さん集まって来られる訳だ。 完成度が高いので、もう記す文章も尽きた感が有る。
Baku


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爪楊枝

この日初めて伺った新しいラーメン屋さん、「七琉門」のカウンターの容器は中々御洒落だ。 黒胡椒のミル、七味と御揃の爪楊枝ケース。 だが、爪楊枝の品質は悪い。 小生も歯間の隙間が広がり、喰後にいずい思いをする事が多く為った。 近所の歯医者さんに御願いして、虫歯治療の際に隙間を狭める様な仕上げを御願いして居ても、だ。 子供の頃に年寄が汚らしく爪楊枝を使うのが、嫌だったのをとても良く覚えて居るので、喰卓ではクチャクチャ喰う事と爪楊枝の使い方には、気を遣って居る心算だ。
爪楊枝ひとつ取っても、御店主のポリシーを伺い知る事が出来る。 大抵の爪楊枝は安物で先がバラけて仕舞い、何本も消費して仕舞う。 品質も然る事乍、何処にどう置くか…も興味深い。 多くの御店はカウンターに調味料と一緒に置いて居る。 この日の店の様に、容器に拘る店も有るし、主に高級店だが、脆弱な白樺製を避けて、クオリティの高いものを用意して居る処も有る。 小生が知る限り、一番クオリティの高い爪楊枝は、善行の御鮨屋さんのカウンターに有るものだ。 「黒文字」程の品質。 黒文字とは、和菓子を喰べる時に使う、ナイフ代わりにも為る大型の樹皮付楊枝の事だが、「クロモジ」の樹を使うので、こう呼ばれる。
凪の渋谷店のテーブルに爪楊枝は置いてない。 頼めばレジの脇に用意して有る物を出して呉れる。 どんなに気を遣って呉れても、他人が爪楊枝を操る姿は見たく無いものだ。 だから、見える処に爪楊枝を置いて居ない御店では、小生は其れをリクエストしない。
渦もカウンターには、爪楊枝を置いて居ないのだが、トイレに用意して有る。 人の目に付かない処で使って下さい、と云うポリシーが伝わって来る、成程。 でも、トイレの清潔さに自信が無ければ、出来ない工夫だ。
折角なので、少し爪楊枝の蘊蓄を。 
爪楊枝は小楊枝(こようじ)とも呼ばれるが、元々「楊枝」とは仏像の歯の汚れを取り、清潔にする為の仏具で、先を叩き広げて房(ふさ)状にしたので、「総楊枝・房楊枝(ふさようじ)」と呼ばれて居た。 楊枝は材料にした楊柳の木の枝を意味する。 ヤナギ科の植物には、鎮痛解熱薬の「アスピリン」が含まれて居るので、この時代の爪楊枝を噛むことで虫歯の痛み止めに為ったと云われて居る。 前述した様に、現在の爪楊枝は白樺やクロモジで造られるので、この効果は期待出来ない。 最近は余り見ないが、先端にミントの味を付けた爪楊枝も有ったが、この名残…では無いだろうな。
一方、爪楊枝の「爪」は「爪先の代わりに使うと云う意味で付けて居る。 余談だが、「『爪』は『爪先』、着物の『褄』や動詞の『つまむ』などと同源で『物の先端』が原義である」、と物の本に書いて有った。
割箸程では無いにせよ、爪楊枝も資源の無駄使いだ、と云う声も有ると聞き及ぶ。 韓国では、使い捨て製品の使用が法律で使用が禁止されて居るので、爪楊枝も玉蜀黍の澱粉を固めて造る。 残飯と一緒に捨てられるし、喰べても大丈夫とか、うーん、ぞっとしないね。
爪楊枝の尖がって居ない端に切れ込みが入って居る事が多い。 弱い木を使うので、此処が折れて不愉快に為る。 何でこんな飾りが付いて居るのかと思ったら、爪楊枝を造る機械の精度を誇る為にこけしを模した装飾を施したとの事。 そんな事は丈夫な木で造る時だけにして欲しいものだ。 一方、別な説として、製造過程で焦げて黒く為るのをこけしに似せて誤魔化す、と云うのも有った。
態とこの部分を折って、箸置にする方もいらっしゃるが、スマートな所作には見えない。 最初にこのアイデアを出したのは、落語家の柳家金語楼さんだそうだ。 実用新案で儲けたとの話も伝わって居るが、プライベートでは決して笑わなかった?と云われた彼の顔と禿頭を想い出すなぁ。
Baku
posted by claris1 at 01:07| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

西尾中華そば 其の55

前夜に続いて、この夜も駒込詣で。 この日は「鶏中華」と呼ばれる、西尾さんの塩ラーメンの試作品が饗されるのだ。 少し出遅れて、18時に到着。 夜限定だったのだが、既に喰べて帰られた方もいらっしゃるとか。 前客の御馴染みさんも、矢張、塩狙い。 この夜は未だ次の御座敷が掛って居るので、ビールは遠慮して直ぐに造って頂いた。
先ず、見掛けがクリアで綺麗なスープだ。 非常に細くスライスして山に盛り付けられた葱を崩して仕舞うのが惜しい様で、先ず丼を持ち上げてスープを啜る。 渦の芳実オーナーの塩らぁめんを彷彿とさせる洗練された味わいだ。 塩の主張具合と油の程度、他の具材とのコラボレーション等も渦の其れと共通なものを感じる。 西尾さんからは、もう少し塩を強めたい様子も感じたのだが、小生も、御馴染みさんも此で良いと云う印象を持った。 鶏中華なのだから、当然鶏風味。 塩にも優しく溶け合う鶏と、少しの胡椒香も巧み。 そう云えば、渦の塩らぁめんにも黒胡椒が使われて居たのを思い出す。 隠し味はトマト。 昆布の様な風味が出るそうだ、ホント? 「忍ぶれど色に出にけり」で、良く見るとスープの中に赤い欠片を見付ける事が出来る。 チャーシュウは、西尾さんの十八番の鶏チャーシュウ。 勿論、スープにぴったりと合って、頗る美味。 麺はマサ配合麺。 この華奢なスープに浸すと少しザラ付き感が出る。 マサを2種類練り込んだ以前の麺だとどうだろうか。 勿論、この麺で充分以上にイケて居るのだが。
先日、西尾さんは渦で醤油らぁめんを喰べられたが、次回は是非、塩らぁめんを。 そう云えば、渦とNCSは同じ醤油を使われて居る伺った。 名人は達人を知るのだろうか。
Baku
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2009年09月29日

七琉門@神田

神田駅で散らしを受け取った。 皆に無視されるのだが、何となくこの朝は受け取った。 亦、新しいラーメン屋さんが出来た様だ。 「七琉門」と書いて、「なると」と読むらしい。 前日開店した様だが、9月中(3日間)は、一杯300円との事。 散らしを受け取ったのも何かの縁だろうと、早速昼休みに伺った。 場所は、「そら」に至る路地の入口だ。 「浅草開化楼特製麺」の札が掛かり、六厘舎等から届けられた花が戸口を彩って居る。 300円の威力で、行列は当然長い。 但し、最初の3日間は、300円のつけ麺だけの提饗。 スタッフのウォーミングアップでも有るのだろう。 但し、配られた散らしを見る限り、温麺のラーメンが300円で饗される様にしか見えない。 其れで多少のブーイング?も出る。 10席(だったかな?)のカウンターに加えて、テーブル席がひとつ有る。 厨房に3人の男性(矢張、狭そうだ)、ホールには女性がひとり。 もう一人の可愛い方?の女性はメインストリートで散らし配りだ。 オペレーションは、未だゞ、ウォーミングアップにも為って居ない様子で、御店主の指示が矢継ぎ早に飛ぶ。 スープ担当さん、大丈夫かいな?
麺とスープが御盆に乗せられて目の前に来る。 蓮華と箸も一緒だが、洗い箸には留が付いて居て、洒落た印象を出そうと云う気持ちが見て取れる。 だが、肝心の箸のクリーニングに問題が有りそうだ。 洗い箸の場合は、特に洗浄には気を使わなくては為らないのは、論を待たない。
浅草開化楼の麺は、中太の平打で少しウェイビー。 多分、「XX麺」と云う様な仇名が付いて有るのだろう。 流石に喰感も風味も高水準の麺だし、タイマーできっちり計った茹で具合も適切だ。 300円の所為か麺のボリュームは200g程度だろう。 小生には寧ろ有り難い量だが、沢山、直喰しない様に… 洒落た容器に入った七味も悪いものでは無く、少し振ると麺が更に良い味わいに感じた。 麺を貝割れが飾り、濃い味の鳴門が乗るのは、店名からも予想が付く。 チャーシュウは鶏だが、クオリティは高く無い。
さぁ、スープ。 甘醤油をベースにした凝った印象の味わい。 魚介よりも野菜優先に感じられるのは、微塵切りのオニオンが結構な量、入って居るからかも知れない。 一甘、多い様に思えるが、期待した以上に好きなテイストだ。 スープ割を御願いして、完飲したもの。 是非、ラーメンも喰べて見たいと思わせられた。 亦、行こう。
Baku
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2009年09月28日

西尾中華そば 其の54

鮪節らぁめん 〜磯の香り〜
この日だけの限定と云う「鮪節らぁめん 〜磯の香り〜」を頂きに駒込に参上。 昼に相当強烈な一杯を頂いたので、西尾さん御本人が「凄く美味い」と仰る作品を是非とも頂きたい。 夜の部では7喰提饗と伺って居るので、夕方の会議もそこそこ?に、山手線に飛び乗る。 シャッタータイミングで到着。 ビールを頂いて、西尾さんとマッハさんの噂話をして居ると、御本人が登場。 あれま…
扨、「鮪節らぁめん 〜磯の香り〜」だが、岩海苔を塗した御飯と山葵醤油が別に付いて来る。 中華そばの方は至ってシンプルな見掛けをして居る。 スープはかなりアッサリ系(昼とは違い過ぎる)だが、魚風味が綺麗に、そして充分に出て居る。 昆布と鶏(少々)に鮪節をタップリ使って居るそうだが、此は成程、西尾さんが仰る様に凄く美味い。 マッハさんも唸る味わいだ。 「此を薄いとか云っちゃう人が居るんだろうなぁ」、とはマッハさんさんの弁。 最近は濃いスープが多い様で…
麺は何時ものマサ配合麺では無くて、凪@新宿店の太麺。 其れをやや固めに茹でて居る。 適度な腰と喰感がこの風雅なスープに良く似合う。 偶には煮干で無いスープに見(まみ)えて、麺も幸せに違いない。 滑子(ナメコ)が切れて占地(シメジ)が乗るが、炙った白葱と共にスープと旨くコラボして居る。 鶏チャーシュウは、何れ登場する塩ラーメンに使う予定の逸品だが、この鮪スープなら醤油ベースでも頗る美味しく頂ける。 山葵醤油で頂く岩海苔御飯は美味しいが、其処へ蓮華で鮪スープを注いで遣ると、そりゃあ絶品。 此は魂消た。 驚き過ぎてフォトテイクを忘れた。
この鮪は頂物との事だが、気前の良い方がいらっしゃるものだ。 鮪スープが足りなくなったら、鯛煮干のスープも有るそうで、此方も喰べて見たかったなぁ。
扨、翌日は鶏中華そばの試作が有るとの事で、日参せねば為らない、かも。
Baku
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鬼金棒@神田

久し振りにオフィスに出たら、浦島太郎気分で早朝会議をふけて仕舞った。 此れではイカン、昼喰は気合を入れようと?予て噂の「鬼金棒(きかんぼう)」へ向かう。 西尾さん、FILE さん等、皆さんのブログで学習して伺ったのだが、中々凄い。 先ず、行列の長さ。 開店日の頃の賑わいは収まったと踏んだのだが、昼休みは常時20人位の方が並んで居る。(何でもTVに出たばかりだとか) 「近隣迷惑なので、此れ以上は並べない」との貼紙は、単なるエクスキューズでしか無い。 閉店した「八八」の店舗なので、席数9と広くは無い。 「カラシビ味噌ラーメン」の喰券を購入してカウンターの左端へ。 「カラ/シビの程度を調整出来る」との事だが、「普通」で御願いした。 3人の男性には厨房が狭そうだ。 辛さ、痺れの程度に加えてトッピングが有るので、オーダーミスが生じ易い。 メモに目を遣り乍、造って居るにも拘わらず、小生の見て居る前だけで2喰の造り直しが有った。
扨、橙色の凄い液体の入った丼(看板と同じく、鬼の絵が描かれて居る)が目の前に… 恐る恐る口を付けると、先ずは酸っぱ味を感じる。 辛さ(唐辛子)と痺れ(山椒油)の区別は難しい(今度、「辛さ無/痺れ増」で頼んで見ようか)が、喰べられ無い程では無かったので、安心。 御隣のアンチャンは、マシ/マシでオーダーした上に、テーブルの七味を思いっ切り加えて、小生の3倍のスピードで喰べて仕舞った。 最近の若者は、辛い物好きが多い様だ。 成程、此処迄強烈な個性を出すと云うのも、商売の遣り様としては効果的なのかも知れない。 若者だけでなく、40代、50代と思しき御客様も汗を拭い乍、箸を進めて居る。 だからこその、この人気振りなのだろう。 こりゃあ、御近所の「虎さん」には少なく無い影響が有りそうだ。
「喰べられない程じゃない」と書いたが、このテイストは小生の好みでは無い。 更に辛さ(痺れかも)の中に、嫌いな魚介のエグミを感じる。 麺は平打太麺でほぼストレート。 スープが此れなら、麺は何でも良い様に思ったが、平打は正しい選択かな。 ベビーコーンや蘖も乗って居るのだが、全てカラシビに埋もれて仕舞う。 一方で、チャーシュウが非常に美味しい。 折角、香ばしい風味に肉の旨さが良く出て居るので、醤油ラーメンに入れて喰べたいなぁ。 と、云う次第で、相変わらずの長さの行列を振り返り、もう来ないな…と見収める。
Baku
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2009年09月27日

F1 2009年 シンガポールGP 決勝

フラビオとパットが追放される事態に為った前年シンガポールのクラッシュゲート。 そんな事って…有るんだ、と絶句。 P1で同じ17コーナー(ピケコーナーと呼ばれるんだと)で、張本人ネルソンの後釜のロマンがクラッシュするとは、女神も皮肉がきつ過ぎる。
Q3は、残り26秒でルーベンスのクラッシュで赤旗終了。 ルイスがPP、燃料も可也積んで居たので、MP4-24 のパフォーマンスの進境が著しいと云う事だ。 シーズン開始の頃には、Q3にも進めなかったと云うのに。 後方でセクターベストを叩いて居たセバスチャン.Vとニコは赤旗にがっかりだ。 だが、其の二人が2番手、3番手。 ジェンソンはQ3にも進めず12番手。 抜き難いコース特性を考えるとポイントゲットが精一杯か。
ナイトレースで照明に飾られたマリーナベイ・ストリート・サーキットは、近代的な都市の夜景をバックに前年同様非常に美しく見える(フォト)。 レースはルイスの完璧なドライビングでの完勝。 インタビューを聞いて居ると、2009年のリーディングパイロットが彼だったかと錯覚する様な口振りだ。 ま、其れも当然と感じる危なげの無いP2W。
1コーナー迄の距離も短く KERS 効果は期待薄だが、ルイスの蹴り出しは良い。 一方、偶数グリッドは埃が積もり、明らかなディスアドバンテージが有る。 其の為、セバスチャン.Vは、ニコに先行されて仕舞うが、上位の波乱は其れだけで、アクシデントも無く、順調な滑り出しだ。 と云うよりも、オーバーテイクポイントが極めて限られて居るコースなので、2周目から早くも膠着状態と云うのが正しいだろう。 そんな中、ルイスは重い割には快調にペースアップして行く。 2番手のポジションからPI したニコは、ピットロードの出口で蹌踉け、派手に白線を踏み越えて仕舞う。 当然、ドライブスルーペナルティー。 直ぐに実行しなかったのが運の尽きで、SCが入るアクシデント発生(此れだからこそ、シンガポール)。 SCが退いた翌周にペナルティを実行して、14番手にポジションダウン。 早目に残り周回数分の給油をして、「SC期待作戦」に変更。
トップを行くルイスにセバスチャン.Vがドッグファイトを仕掛け、中々見応えの有るバトルを展開。 だが、2回目のPI で、セバスチャン.Vは痛恨のスピード違反。 同じく、ドライブスルーペナルティを喰らい、9番手に落ちる。 此れでルイスの勝利は不動。
46周目、右フロントのブレーキから黒煙を噴き上げたマークがクラッシュして、すわSCか、とルイスを含めて各マシンが一斉にピットに雪崩れ込むが、SCが入る事無く、レース続行。 この後の見せ場と云えば、ジェンソンが頑張ってペースを上げて、最後のPI で、同僚のルーベンスの前、5番手で戻り、眼下のライバルにポイントを詰めさせ無かった事位かな。 其の後、マークと同様にジェンソンのブレーキからも黒い煙が上がり、ギリギリ迄スピードダウンして、チェッカー。
2番手にはティモが入り、トヨタの鈴鹿への弾みが付いた。 続いたのは、前年の覇者、フェルナンド(ファステストは彼)。 ティモと共に久し振りのポディウム。 セバスチャン.Vも良くリカバリーして、ジェンソンの前でゴールし、意地を見せる。 ジェンソンは皆がチョコチョコとコケるのに乗じて、ポイント圏内に進み、チャンピオンの座に亦、近付いた。

下のフォトは、ターン8でティモが落としたフロントウィングの端のパーツを拾うマーシャル。 此れは怖い。 だが、此れに依って数周に渡って続いたイエローフラグが解除されたのだ。
Baku
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大和小灰蝶と酢漿草

土曜日の昼過ぎ、久し振りに西尾中華そばから上中里駅に向かうのは、旧古河庭園の北の外れの道。 土塁に咲く野草を眺め乍行く好きな散歩道だ。 もう聞けない筈の寒蝉の声に耳を傾けて、土塁の草にレンズを向ける。
7月に眺めた赤地利蕎麦 (しゃくちりそば)が花を終わらせ様として居る。 其の行く季節を惜しむ様に吸蜜して居るのが、大和小灰蝶(ヤマトシジミ)。 この蝶は都会で尤もポピュラーな蝶のひとつで、神田界隈でさえ見掛ける。 幼虫が酢漿草(カタバミ)を喰べるのが、其の理由だ。 酢漿草の葉に白い卵が有れば、大抵はこの蝶のものだ。 近くに酢漿草の花も咲いて居る(フォト下)のに、コイツは赤地利蕎麦の花に御執心。 内側の翅の色が灰青色なので、恐らくは雄だろう。 土塁の入口で出会って、小生が出口付近に至る迄の30分程、不思議に小生の前に為ったり、後ろに為ったりとフォトテイクに付き合って呉れた。 但し、赤地利蕎麦の花以外では、大人しくフレームに収まっては呉れなかったのだが。
説明する迄も無いが、小灰蝶の仲間は翅を閉じて居る時の様子が蜆貝の内側に似て居るので、この名が有る。 勿論、「蜆蝶」とも書く。 この小灰蝶は日本(ヤマト)に広く分布して居るので、こう命名された。 因みに蜆貝にも「大和蜆」が有る。 余り細かい事を記すのは、専門のホームページに任せるが、この人懐っこい雄は、本土亜種の高温期タイプだ。 小灰蝶の仲間は非常に種類が多く、蝶の全種類の40%を占めるそうだ。(種類の40%なので、世界の蝶の40%が小灰蝶の仲間と云う訳では無い)

ふりまきし 薄むらさきや 蜆蝶           露草104

大和小灰蝶の親とも云うべき、カタバミを「酢漿草」と書く事を知る人は少ない。 「サクショウソウ」は虫刺されの薬草で、葉や茎に蓚酸(しゅうさん)を含むので、齧って見ると酸味が有る事から、この字を当てて居るそうだ。 酸い物草(すいものぐさ)とも呼ばれて居るが、老人に依れば、金属の曇りを除去するのに此れで擦ったと云う。 子供の頃、種鞘を触ると弾けるのが面白くて、良く遊んだ。 尚、夜に為ると葉を畳み込むので、其の様子から「雀の袴」の別名が有る。 亦、葉の一部が喰い千切られた様に見える処から、「傍食」/「片喰」とも書く。 家紋の種類も多く、一寸調べただけでも百は有りそうだ。

かたばみの 花より淋し 住みわかれ         三橋鷹女
花言葉は「輝く心」。

このフォトの酢漿草は葉が赤紫色をして居るので、更に都市部の環境に強い変種、「赤酢漿草(アカカタバミ)」だろう。 一方、紫酢漿と呼ばれるオキザリスは、紫色の花が可愛い、娘の好きな花だ。 因みにカタバミ属の英名は「Oxalis」で有る。

Baku
posted by claris1 at 18:04| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

燦燦斗@東十条 其の51

NCSで久し振りに中華そばを頂いた後、フォトテイクで御腹を熟なしてから、東十条へ向かう。 燦燦斗にもすっかり無沙汰を重ねて居た。 昼休みの時間帯の混み具合だととても午後の会議に間に合わないので、暫く伺って居なかったのだ。
この日の行列は7名。 しかし、タイミングが良かった様で、15分程でカウンターに。 燦燦斗に伺うと季節の移ろいを感じる。 随分、涼しく為った。 この日は、気温や御腹の空き具合を考慮して、ラーメン。
美味しいラーメンと云っても其の味わいのパターンは無限に有る。 渦も燦燦斗も旨いが、両者の作品は同じカテゴリーとは思えない程に違う。 敢えて云えば、スープに麺を浸した一杯、と云う以上の共通点を見いだし難い。 だが、何方も好みだ。 めじろだって、NCSだって、凪だって、みんな違って居る。 ラーメンと云うのは面白い喰だと改めて思って見る。
燦燦斗の一杯は、魚介豚骨、鰹節風味。 このジャンルで比類無き上手さを誇るテイストは、勿論、健在。 スープは卓越、麺も最高、チャーシュウも絶品、中々揃わない3拍子だ。 何時もの様に丁寧で真面目な仕事っぷりの御店主と優しげで気の効く奥様のオペレーションが、燦燦斗の心地良さを醸し出すのだ。 14時を廻っても行列は、変わらず7人。 大変だなぁ…
Baku
posted by claris1 at 00:02| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月26日

西尾中華そば 其の53

シルバーウィーク中には伺えなかったので、土曜日のシャッターで遣って来た。 開店時刻の混雑が気掛かりだったので、上中里駅から道草を喰わずに直行。 やっぱり…既に2カップルが御待ちだ。 「此処の麺は変わって居て、美味いんだよ」と男性が説明されて居る。 扨、2、3分で暖簾が掛けられると云うタイミングだった。 矢張、御一人で来られて居た方に御冷を御渡しすると、「御店の方ですか?」って、「いえ、良く来るだけです。」 「何が美味しいですか?」 「中華そばだと思います。」
週替わりの限定が終了したので、中華そばを御願いする。 折角なので、あの弓削田醤油を使ったタレを御願いした。 西尾さんが、通常のタレと弓削田醤油のタレを小皿で出して下さった。 確かに違う。 後者には生一本の面持ちが有る。 何にも阿ずに、醤油道を行く見たいな潔い切れが有る。 甘味とか塩気とかを極力抑えた、でもコーディネイト力抜群の醤油で拵えたタレ、なのだそうだ。 其の弓削田醤油のタレで造られた中華そばは、勿論、美味しい。 …って、前回、中華そばを頂いたのは何時だったっけ? もう、タレの違いが分かる程には覚えちゃ居ない。 そう云われれば、甘さが控えられて、更にキリリと引き締まった印象が増したに違いない。 細身の蘖のシャキシャキ感が懐かしく感じて仕舞った。 勿論、「変わって居る麺」は相変わらず良い感じだ。 確かにこの麺は「売り」に為る。 当然、完喰、完飲。 御馳走様でした。
往路は急いだ上中里駅への道を「道草」のフォトテイクをし乍、超ノンビリと戻る。 旧古河庭園の土手の野草も7月とはすっかり様変わりした。 既に秋の虫達の合唱の中、ロートルツクツク法師が最後のテナーソリストだ。 そんな中、フォトテイクして居ると上中里駅迄の所要時間は1時間にも為って仕舞ったが、休日の過ごし方としては悪く無い。
Baku
posted by claris1 at 23:53| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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