2009年08月08日

今日のワイン 其の300

勝沼醸造 アルガ アルカサール
Aruga Alcacer DCXLI 2005
「風」で頂いた2本目が此れ。 同じく勝沼醸造のボトル。 アルカサールは、葡萄牙(ポルトガル、ね)語で宮殿と云う意味だそうだが、理想を突き詰めて造られた限定醸造(2000本だか1700本だか)の1本。 使用する葡萄はヴィンテージに依って違う様だが、2005年はカベルネソーヴィニヨン・メルロに加えたのは、カベルネ・フラン。 プチヴェルトと云う記述も有るが、不詳。 尚、比率は非公開だが、「最良にアッサンブラージュ」だそうだ。
先ず、提饗温度が低い。 まさか、「出来るだけ冷やして」のリクエストを此方にも適用した訳では無いだろうが、ボルドータイプのボトルでは、この時点でもういけない。 夏場は、赤でもやや低い温度に保たれたボトルが好かれると云う話も耳にするが、其れは客の好みを訊いて欲しいものだ。
カラーは随分黒い程に濃い様に見えるが、すっかり夜の帳が降りて仕舞ったので、判然としない。 ブーケは液温の所為も有り、意気地無い印象だが、嗅ぎ慣れたカベルネソーヴィニヨンよりもメルロっぽいかな。 だが、少しワイルドと云う感じ。 初口のインパクトの乏しさに鼻白む。 確かに凝縮感は有るのだが、堅く閉ざされて居る様子で、ちっとも開かない。 デキャンタージュを御願いしようかとも考えたのだが…
先の「アルガ ブランカ ピッパ」が非常に良かったので、或いはグレイスを凌駕するかと期待したのだが、此れでは三澤氏に遠く及ば無い。 ちゃんと、適温でサービスして頂いた時にもう一度コメントしたいが、そんな機会が亦、有るだろうか? 「理想を突き詰めて造った」のなら、其れを尊重した提饗を心掛けて頂きたい。 況してや、直営レストランで有る。 あ゛ー、随分残して仕舞ったな。 高価なボトルだったのにぃ。(東京で頂くと3倍の¥15,000 相場ですな。)
塩山駅に停車する最終の上り「あさま」の時刻に合わせて、タクシーを手配して頂いたが、初乗り料金分のチケットを下さるのは嬉しい。(でも、使い忘れたけど…) 塩山駅迄は15分と掛らない。 渋滞が無く、タクシーの時間が読めるのは東京には無いアドバンテージだ。
Baku


posted by claris1 at 19:36| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のワイン 其の299

勝沼醸造 アルガ ブランカ ピッパ
Aruga Branca Pipa 2005
夏休み第1弾は2日間だけの予定。 水曜日/木曜日としたのは、父より忙しい娘に合わせた所為なのだが、其れでも娘は午後からしか休めないとの事で、喰事主体のプランとした。 当初は過日、軽井沢へ西尾さんの作品を喰べに伺った「クーカル」と云う計画だった。 其れは軽井沢では無く、山中湖の方だったのだが、此処の処、霧で交通に影響が出て居るとの西尾情報や悪い天気予報が有り、朝方に帰京する(誰だ人の夏休みの日の午前中に会議を入れる奴は…)予定だった「クーカル」は断念した。 バックアッププランは、勝沼の「風」。 勝沼に行く時は必ずと云って良い程、ローストビーフのランチを頂きに寄る葡萄畑の中、一寸した高台に有る洒落たレストラン。 大浦天主堂を模した店内の雰囲気がとても気に入って居る。 だが、何時も車で来るので、此処で一度もワインを楽しんだ事が無かった。 で、「一度、電車で来ようね」を実現させようと云う次第。 普段の水曜日は定休日なのだが、今年は8月(9月の2週迄)に限っては無休と云う情報を得て居た。 ドタキャンが十八番の娘なので、前日と当日に分けて切符を手配。 最近は窓口に並ばずとも、割引切符や席番号を選んでの指定席券をネットや駅の券売機で買える。 まぁ、何でも便利に為るものだ。
新宿駅構内には、洒落たランチ屋さんが有る。 昔の駅弁とはイメージが違い過ぎる品々を抱えて、13時発の「あずさ」に乗り込む。 この手のランチは、何れも美味い。 最高とは云わないが、非常に美味しく感じる様に調理されて居る。(どう云う表現だい?) 少しでも他よりも美味しく無ければ、あっと云う間に淘汰されて仕舞うから、何処も必死で頑張って居る結果だろう。 ラーメン屋さんに限らず、競争は激しい。
甲府迄は、何時も走る中央高速やR20を眺め乍、90分の旅。 甲府駅ではレンタカーを借り出す。 ツーデーパスを利用すると、レンタカーを1日2000円で借りられる。 小型車に限るのだが、フィットやミラに慣れた娘には丁度良い。 カーナビに目的地を教えるのも、観光名所名をインプットするだけ。 此方も亦、便利に為った。
躑躅ケ崎館迄は10分も掛らない。 殆どの時間を宝物殿の見学に費やしたが、信玄公が城攻めの際に気を診る為に書いたメモ、と云うのが非常に興味深かった。 あんなに可愛い帆掛け舟の絵を描くイメージは、信玄さんには無かったのだが… 序に墓所の前を走って(寄らなかった)、愛宕山スカイラインから甲府市街を俯瞰して戻る。 ま、タクシーなら2000円では収まるまい。 ローカル列車で勝沼葡萄郷駅へ戻り、タクシーで「風」へ。
折角なので、この宵はレストランの経営母体で有る、勝沼醸造の「アルガ」から選ぶ事にする。 オーナーの有賀さんの苗字を冠したボトルは、普通の流通には乗せて居ないと伺ったので、其処に絞る。 この日は珍しく白→赤の組み立てにして見た。 夏だしね。 「アルガ ブランカ ピッパ」の2005年。 「常識の範囲で出来るだけ冷やして」と丁寧だが、表情の堅い御兄さんに御願いする。 大丈夫、ワインに煩いオジサンじゃないから、ね。 「ワインの用意に少し御時間を頂きますので…」と御兄さんはスパークリングのグラスを2杯手に戻って来た。 嬉しいね、スパークリング大好き娘の為に、グラスで御願いしようかと話して居た矢先だ。 うん、サービスして頂いて申し上げるのもナンだが、「ブリリャンテ」と云うスパークリングは、弱い。
扨、バケツから取り出されたボトルは、なんと濃いカラーのブランカ(白)なのだろう。 娘が「プリテュール ノブル(貴腐)の様だ」と。 ほぉ、仰る様に為られたでは有りまシェンか。 更にアロマをして、「埃の」と表現した。 後述するが、甲州種のワインは「土」の香りが特徴なのだ。 優れた嗅覚を御持ちの様で… 小生はブーケを採って、仄かな柑橘香を抑えただけでした。 テイストは、多少の渋みを残すものの、芳醇で優美。 小生は白は殆ど嗜まないのだが、此れは白っぽく無い処が好きだ。 甲州種の100%と云うのにも驚いた。 小生の拙い知識では甲州種の白は、淡麗でややもすると渋くて弱いタイプのワインだと思って居た。 御兄さんの説明では、葡萄の成分を凝縮してから、樽発酵熟成させるとの事。 確かに白らしからぬ樽香が後追いで漂うが、このフィニッシュの清涼感が堪らない。 そして、ディナーでは有ったが、何時もランチで頂いて居る絶品のローストビーフをメインに据えたのだが、其れとのマリアージュが素晴らしい。 こんなにもローストビーフに合う白を小生は知らない。(…って、単に白のバリエーションが貧しいだけかも) 渦や燦燦斗のチャーシュウに合わせて見たいなぁ。
Baku
posted by claris1 at 17:37| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日の渦 其の234

何時も早く到着される御所様を御待たせしては為らじ、と普段よりも20分早い電車で本鵠沼へ向かう。 駅を出た処で、遠望すると既に御所様とKさんの御姿が… なんと御早い。 週末に向けての御愉しみには、カウンターの奥の席がベストとの意気込みでシャッターポールだ。 続いて、藤沢時代にはめじろの重鎮で有らせられたT氏も到着されて、シニア4人衆?揃踏。 この日は御客様が続々で、開店時刻には30人程の行列に為って仕舞う。 当然収容し切れる筈も無く、何人もの常連さんが「亦、来ます…」と帰って行かれる。 うーん、凄い事に為ったものだ。 皆さん、良〜く御存知で19時を過ぎると扉の外で待たれる方は居らっしゃらない。 この夜も最初の会計迄、何時間必要だった事か…
ビールで乾杯、4人全員がチャーシュウの3種盛をオーダー。 ラーメンオーダーが入る迄時間が有るとは云え、芳実オーナーも大忙しだ。 勿論、お母さん、Rちゃんも見て居て気の毒に為る程の天手古舞状態。 この夜も3種類のチャーシュウ共、頗る上等。 ハーブローストのブラックペッパーの粗引加減が少し大人しいのは、メンバーのシニア度を考えて呉れたのだろうか。
 御所様とKさんは、芳実オーナーが勧めた「宮崎地鶏の親子丼」を喰べられて、感想を述べる以上の感動で口が利け無いと仰る。 御所様は「此迄に食べた中で最高の親子丼」と迄仰った。 う〜ん、この日はKさんの一杯で売切。 小生も次回は其の感動を共有したい。 御所様は更に、T氏推奨の渦賄い仕様の「他人丼」も平らげ、至福の時を満喫されて、ラーメンをパスして遠い御自宅へと向かわれた。 帰りの電車での、御所様とKさんの会話が聞こえて来る様だ。
皆さんは、最初に「冷やし御田」(金曜日のスペシャル)も鱈腹召し上がって居らした。 だが、小生は直ぐにワインに切り替えたので、チャーシュウ3種盛の後、鶏唐を頂く迄に大分、呑みまして… 鶏唐はこんなフォトに為っちゃいました。 でも、フォトの不出来に関係無く、何時もの滋味溢れる一皿。 で、余り呑み過ぎ無い様に、ボトルを空にする前に引き上げました。
T氏は後から来られた御友人と、未だゞ太平楽を呑まれる様でした。 そう云えば、最近はT氏をめじろで御見掛けする事は無い…かも。
Baku
posted by claris1 at 12:49| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のめじろ 其の488

この日は金曜日では有るが、夜に渦に行かれる御所様の御供を拝命仕って居る。 其前にめじろに寄って見ようと云う魂胆。 前の週には「黒ざる」を頂戴したのだが、この日に押した券売機のボタンは、小生の嘗ての定番、「焦がし葱ら〜めん」。 亦、メニューが更新され、松だの竹だのが加わった。 御値段から推測するに高級な一杯の様なので、何時か頂いて見よう。
この日はAさんは製麺室に詰められて居て、厨房にはKさんとNさん。 御二人で調理して下さった焦がし葱ら〜めん。 一寸、懐かしい気分だ。 以前は此ばっかり頂いて居たからなぁ。 スープの量を抑えて居るのは、恐らくポリシーなのだろう。 徒にドップリされて居るよりは、良いと思う。 全体の量が少なく感じるかも知れないが、小生としては賛成だ。 亦、焦がし葱の香ばしさを楽しむには、此位ライトな味わいに仕上げても悪く無いのかも知れない。 夏はついつい濃い味付けで無いと喰べた気がしない、と仰る向きも少なくは無いのだが… 恐らくは小生も汗を掻く所為で、そんなフィールに為って居るのだろう。 前夜の牛乳屋食堂の評判の一杯にさえもそんな感慨を持った位だ。 川崎店のスープテイスト自体は「今のめじろの印象」で、最近何かが変わったと云う気はしない。 其れだけステイブルに為ったのか、代々木の風味と重なる様に為ったのか… 一方、先日の麺の出来が良過ぎた所為で、この日の麺は其れに比肩する程では無いが、悪く無い。
何だか「悪く無い」が多いが、確かに現状のめじろの一杯は「悪く無い」し、其也には「美味しい」とも思う。 だが、他店のラーメンに対するアドバンテージは何なのだろう。 勿論、テイストが其々の御店で違うのは当然で、だからこそ「好み」が有る。 しかし、特に美味しい、好きだと感じる人が多い御店が所謂、「評判の店」/「行列の店」と為って行く。 小生は藤沢時代のめじろに、「其れ」を感じた。 何時も行列が絶えなかったのか、と云えば必ずしもそうでは無かったが、「評判の店」と云う称号を確かに持って居た。 今のめじろが当時の味に回帰すれば良い等とは思って居ないし、出来る相談でも無いだろう。 店の規模も場所も変わった。 いや、変わって居ないものがひとつも無いと云っても過言では無いだろう。 (あ、当時の丼が少し残って居るかも…) そんな中で、美味しい御店が凄く増え、競争が厳しいラーメンの世界で、一頭擢ん出る為には、何が必要で、何を変えて、何を得て行かなければ為らないのだろう。 そんな事を考えて頂いた一杯だった。
Baku
posted by claris1 at 11:29| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月07日

牛乳屋食堂@会津若松

新横浜のラーメン博物館に伺う前に、本店に足を延ばす機会を作った。
2日間だけの夏休み(第1弾の心算なのだが)。 初日は娘と甲府/勝沼を特急あずさで訪ねた。 今回の乗車券はJR東日本が「高速道路の1000円」に対抗して発売した、夏休みの「ツーデーパス」を利用した。 信州諏訪から南東北に掛けての広い範囲をカバーするフリー切符だ。 通常は5000円だが、「大人の休日倶楽部」会員は3500円と嬉しいプライス。 折角、2日間に渡って使えると云うので、2日目は思い切って会津若松にひとり向かう。
何しろ電車に乗るのが大好きな小生なので有る。 郡山迄の特急券を奮発したので、JRへの支払は相殺されて仕舞った感が有るが、まぁまぁ、其処は夏休み。 親子連れで賑わうホームに停まって居る新幹線車輌には、ピカチュウがペイントされて居る。 折角なので、2階建車輌の「Maxやまびこ」を選び、高い車窓からの風景を楽しむ。 90分で、郡山に到着。 磐越西線は2両編成のローカル線だ。 新幹線車輌との格差が凄い(笑)が、クラブ活動帰りの学生さんの素朴な会話を聞くとは無しに耳にし乍、窓に広がる青い稲と磐梯山の風景に見とれて居れば、75分もあっと云う間に会津若松に到着。 少し腹熟なしに町を歩き、駅に戻る。 ツーデーパスの北西の限界エリアに目的地の「芦ノ牧温泉」は有る。 会津若松から只見線/会津線で更に奥へ行くのだ。 電車は同じく2両編成だが、鄙には稀な立派な車輛で驚いたが、ディーゼルなのね。 久し振りのディーゼルのトルク感の有る加速を楽しむが、流石に乗客も少なくノンビリを地で行って居る。
芦ノ牧温泉駅に到着したのは、未だ明るい18時30分。 勿論、牛乳屋食堂が営業して居る事は予め確認して有る。 此処迄来て臨時休業では、救われない。 駅からは150m程だろうか、目抜き?の直線の道を行けば直ぐに判る。 他に店も無く、ただ1軒灯りが点いて居るのが此処。 夜の御客様は殆ど地元の方々で、御知り合いばかり。 ゆっくり飲んで居る方も少なくないし、村の社交場って処かな。 座敷や2階席も有り、収容力が大きい。
扨、メニューを眺める。 御所様から煮込みカツも喰べて来る様にと指示されて居たので、Bセットメニューを御願いした。 此れはノーマルサイズのラーメンと煮込みカツのハーフサイズの組み合わせだ。 観光マップを眺めて暫く待つと元気の良いおばちゃんが、「大変御待たせしちゃって…」と盆に載せて運んで来て下さった。 先ず、ラーメンから頂く。 スープを蓮華で掬って口に運ぶ。 見掛もクリアだが、其れ以上に清淡なスープ。 スープ単品で申し上げれば、クラシックな醤油スープは上品で宜しい。 でも、中太の平打縮麺を絡ませると、頼りなく為って仕舞う。 「コッテリ好きにも、アッサリ好きにも」は、ラーナビの触れ込みだが、コッテリさんには向かないだろう。 煮干が香ると云う紹介も有ったが、いえいえ、感じませんでした。 其れは小生には幸いだったのだが… 麺も格別に良いと云う程の事は無い。 勿論、悪くは無いのだが、至って普通。 黒胡椒を振って見たが、然したる変化も無い。 2枚のチャーシュウは見掛けはボソっとして居るのだが、思いの外、柔らかく、トロトロで良い感じだ。 但し、旨味充分かと云われると少し疑問だ。 メンマは「どうでもメンマ」の御仲間でした。 確かに美味しい一杯の部類だし、この土地でこんなテイストのラーメンを頂けると云うのは驚きだが、ラー博で遣って行ける程の味とは余り思えなかったがなぁ… でも、大人気とか。
ハーフサイズの「煮込みカツ」は、味付けが甘いものの、流石に美味い。 御飯へのタレの浸透具合も適切だ。 肉自体のクオリティは其成なので、上手に調理して居るって事だろう。 もうひとつの、「ソースカツ」も頂きたかったのだが、残念乍、もう無理。 3品を全部、ハーフに出来れば良かったかも。
扨、混雑して居たので、調理に予想以上の時間が掛かって仕舞った。 19時2分の次の電車は、なんと20時! 御近所さん続々なので、電車到着の20分前に腰を上げる。 勿論、誰も駅に向かう人等居なくて、夜の駅舎は既に無人で寂しい、淋しい。 灯りが点いて居るのが、不思議な位だ。 「猫の駅長さん」(時々、この駅長を目当てに車が停まる)が居る待合室は、虫篭の中の様だ。 蚊こそ居ない見たいだが、30年も前に忘れた様な嫌虫も居て、暗いホームに逃げ出す。 と、雲間から淡い星が覗き、意外に涼しい事が知れる。 頓て、遠くに警笛の音が響くと灯りが近づいて来る。 ワンマン電車の中は見事に空っぽ。 会津若松駅での乗り継ぎ時間が30分以上有った磐越西線最終の郡山行の車輌は冷房が効いて居て、最高の待合室だ。 郡山からの新幹線も最終の東京行き。 更に東海道線の最終電車を乗り継いで、帰宅。 いや、帰れるもんですねぇ。 この日は列車旅を満喫出来たし、御所様の宿題も熟なせたし、良い夏休みで有った。
Baku
posted by claris1 at 00:35| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

西尾中華そば 其の40

短い夏休み、久し振りに昼休みの時間帯に駒込を訪問。
陽は射して居ないが、極めて蒸し暑い。 この時刻では当然、満席。 行列は無いが、空き席が出来るとどなたかが、覗き込んでは入って来られると云う感じで、地元の御客様も多い様だ。 此は良い傾向だと思う。 地場密着は西尾さんらしいスタイルだと思うから…
この日は遠出を控えて居たので、ビールはパス。 ざる中華にしようか、週替の冷やし(地鶏と鯵煮干の冷や冷や 〜生姜の香り〜)にしようかと悩む。 この日の前者は中華そばのスープをアレンジして…との事だったので、後者を御願いした。  一度頂いたとは云え、生姜の薫る醤油スープは、夏に似合う。 勿論、出汁氷を落とした冷たさも効いて居るが、味わいもとてもクールだ。 鰺は近所の魚屋さんから仕入れて居るそうだが、新鮮でクオリティも高い。 大葉に乗せられ、糸唐辛子で飾られた「なめろう」は、房総の漁師料理だが、活きの良い鰺で無いと美味しくは為らない。 そして、生姜との相性が抜群なので有る。 小生が「なめろう」を喰べるなんて、と娘が驚いて居たが、歳の所為か、西尾さんの腕に依るのか、好みのテイストで有る。
そして、麺。 この冷たいスープに浸した時の麺の締まった腰の有り様(よう)は、非常に良い。 この麺の特性は冷やしでこそ発揮されるのでは無いかと思われる程だ。 飾りの赤と黄色のパプリカの少し苦味走った風味も良くマッチして居る。
翌日からは、西尾さんもサマーソニックに出店する凪の応援に駆り出されて居るので、この週の限定は実質、3日間だけと為ってしまったが、此は相当に美味いぞ。
Baku
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2009年08月06日

凪@渋谷 其の188

日曜日に伺って中一日だけ置いて、渋谷の坂を再び登る。

夜はとんと伺って居なかった事を思い出して、偶には日曜日以外にも顔を出そうと思った次第。 この日、仕事を切り上げたのが渋谷だったので、未だ夕陽が低く差し込む様なタイミングだ。 厨房を担当されて居るのはMさん、御目に掛かるのは久し振りだが、凪ブログで御顔を拝見する事が多いので、そんな気はしないかも。 ホールでは良太さんが餃子造りに勤しんでいらっしゃる。 で、ビールの御供に思わず凪餃子を頼んで仕舞った。 些か集団に纏まって居る感じでは有るが、B級グルメ的な旨さが満ちて居て、ビールや焼酎に誠にピッタリ。 更にMさんが不思議な南瓜サラダを造って下さった。 甘く無くて、胡瓜が仕込まれたマッシュパンプキンはソルティだ。 此れは面白くイケてます。 敷かれたキャベツには唐辛子タレを掛けると美味しいねぇ。 兼八を一杯頂いた処で御呼び出しのメール。
凪に伺う前に渋谷駅の雑踏で偶然擦れ違った渦の常連のTさん。 ワインの御誘いだ… そう云えば、先刻は妙齢の御婦人を伴っていらしゃったのを思い出して、一も二も無く、「伺います!」。 で、良太さんに主麺は次回に持ち越す非礼を御許し願って、坂を下る。 随分久し振りに道玄坂の Una Copa での時間も亦、楽しかった。 (ワインバーなので、此方のフォトは撮らず) 短い夏休みの良いスタート。
Baku
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2009年08月05日

京都銀閣寺ますたにラーメン@日本橋 61回目

夏休みの第1段として2日間の休みを取り、初日は娘とワイン紀行をする事に決めた。
前日、其の手配は全て暇な方の父親がするのだ。 で、昼休みが潰れて、会議の刻限が迫る。 んな時は、もう此処しか無い「ますたに」。 回転の良さは特筆モンで、席数が多い事も有って、多少行列して居ても其の消化は早い。 この日はスープが普段よりも濃い様にも感じたが、其れが悪い印象では無かった。 其れは辛さも何時も以上に思えたからかも知れない。 何れにせよ、一寸インターバルが空いた事も有って、嬉しく頂く。 40秒茹での麺は相当パキっぽくて、青葱を絡めて頂くとワイルドな味わいも出て、結構好きだ。 青葱がマジに葱臭いとこう云う訳には行かなく為る。 この日のチャーシュウは薄いし小さくて、貧弱だな。 何時もより脂身の部分も多いし… でも、チャーシュウに期待して来て居るのでは無いので、まぁいいか。
Baku
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2009年08月04日

西尾中華そば 其の39

地鶏と鯵煮干の冷や冷や 〜生姜の香り〜

週替限定の第2弾は、「地鶏と鯵煮干の冷や冷や 〜生姜の香り〜」。 夜の部のシャッターで伺ったのだが、既に2名の御客様が… あ、渦、凪でも御馴染のJさんカップル。 柏崎帰りの西尾さんは疲れて居るだろうに、そんな素振は見せ無いで、厨房で忙しくされて居る。
先ずは、ビールを2杯。 例のチャーシュウの山葵醤油漬けを頂く。 此って山葵の熟成?に従って、美味く為って行く様にも思える。
扨、「地鶏と鯵煮干の冷や冷や 〜生姜の香り〜」だが、非常に綺麗な仕上がりだ。 つけ麺では無く、スープにあの「出汁アイス」を浮かべた冷やしラーメンの体だが、スープの量は多く無い。 この作品の見栄えの良さは中々だ。 糸唐辛子を乗せた鰺は所謂、「なめろう」。 丁寧に葉脈を処理した大葉の上に鎮座して居る。 更にパプリカ等で、色合いのアクセントを付けて居る。 鯵と生姜との相性は、此以上は無いと云う組み合わせ。 クオリティの高い鰺の様で、御寿司屋さんで頂くものと遜色無い。 スープの濃度や醤油の比率が適切で、鰺や生姜とピッタリ来る。 此は美味しい。 こう遣って、週替の作品を楽しめるのなら、毎日でも駒込に馳せ参じ様ぞ。
Baku
posted by claris1 at 23:48| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

燦燦斗@東十条 其の46

この週は水曜日には伺えないので、週初めに遣って来た。 前回の40分待ちの反省を活かすべく、タイミングを計って遣って電車に乗ったのだが、ピッタリ。 偶々なのだろうが、丁度、待たずに入る事が出来た。 プチハッピー気分だ。
決して涼しい日では無かったのだが、この日も暖かいラーメンを御願いした。 夕方にはつけ麺が予定されて居ると云う事情も有ったが、300gは一寸厳しいかな…と云う御腹具合。
スープを啜って、此程ホッとする味を他に知らない。 俗に云う、癒やしのテイストなのだ。 穏やかで優しくて、でも、濃厚なんだよねぇ。 そんなに濃いとは余り思わなくて、寧ろサクサク頂けるのに… 流石に此だけの太麺に為ると、麺もアッサリとは片付けられないのだが、其のゆっくり頂く時間が至福の時。 此に柔らかくローストしたチャーシュウを頂けば、もう何も申し上げる単語が見つからない。 何時もの様に沢田研二さんの歌声(「何も云う事はないっ!」との歌詞)を聞いて居る内に、丼は空に為る。 いや。スープは成る可く我慢して残す様にして居る。 満足感に満ちて引き上げる。 渦の芳実オーナーが是非、一度、燦燦斗に伺いたいとの事。 何時か、月曜日の昼に御連れしようと考えて居る。
Baku
posted by claris1 at 00:18| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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