2009年08月31日

今日の渦 其の238

埜庵の欠氷を楽しみ、カクテルナイトの準備に渦に向かうMさんを見送った後、30分程時間を潰してから、渦のシャッター前へ。 この日は行列が出来るのが早いだろうと予想して、普段より15分も早く来たのに、既に3人の方が御待ちだ。 彼女達の御話を伺って居ると週末の行列は凄いと耳にしたから、との事。 其後の列の延び方は微妙な感じで、開店時刻でも未だ2,3席の余裕が有り、土曜日にしては珍しくラーメンだけで席を立たれる方もいらっしゃると云う感じ。 小さな男の子を連れた若い御夫妻。 行列に飽きて愚図る男の子を一生懸命にあやすのだが、彼の御機嫌は改善しない。 到頭、皆さんの迷惑に為るからと列を離れられた。 御父さんがポツリと、「ラーメン、喰べたかったなぁ…」。 見識有る御両親に育てられる男の子は、良いマナーを身に付ける事だろう。 埜庵の行列の中で其れを垣間見せたMさんの様に。
扨、この夜のカクテルナイトはテキーラのスペシャルで、テキーラベースのカクテルを揃えて居る。 同時開催の凪@渋谷のテキーラナイトとのタイアップ、とか。 欠氷を頂いた後なのでビールと云う気分では無いし、折角なのでテキーラのカクテルリストからピックアップしたのは、ブルーマルガリータ。 綺麗な色の液体がグラスに注がれる。 ワインのカラーは葡萄に依るが、カクテルのカラーはアイーティフィシャル。 最終的にはバーテンダー氏の技量に委ねられる。 この青色はカプリ島の「青の洞窟」(汚水を流されて観光が中断して居るらしい)を想い出させる。
チャーシュウ3種盛と共にもう一杯御願いしたのは、Mさんのオリジナルカクテルの「エクスタシー」。 何とも、タイムリーでアドホック、扇情的な名前の一杯。 カクテルグラスでは無くて、ショットグラスに注がれた一杯は「リスキーかも知れない」との触れ込み。 まぁ、司直の手をに掛かる様な事が無ければ、其れも亦、楽しめよう。 テキーラにサケと云うコンビネイションと踏んだが、扨? 尤も、この夜は後が控えて居るので、アルコールは打ち止めにして、早くも主麺を御願いする。 逆にこんなシチュエーションで無いと、渦でラーメンを頂かないかも知れないのだが(笑)。 最近のメニュー構成では、夜の部は煮干風味の和えそばがメインに据えられて居る。 渦の「煮干」は、小生でも楽しめる程に洗練されて居るのだが、敢えてこの夜は「葱油そば」を御願いした。 「鶏油そば」も考えたのだが、植物油の方を選択した次第。 芳実オーナーが、「久し振りですね」と造って下さった作品は、香ばしさがタップリで如何にも小生の好みの味わいだ。 勿論、「油そば」なのだから、オイリーなのは承知の上だ。 焦がして少し甘い感じに味付けされたチャーシュウが、香ばしさを引き立てる。 油タレに浸った麺は、やや平打ちの中太麺。 此がこのオイリーだが、切れの良いタレに浸されると其の組合せの妙に感心する。 そろそろ、葱の魔術師の称号を継承出来るんじゃないかしらん。
と云う処で、この夜はMさん御夫妻よりも早仕舞を御容赦頂いて、いざ、渋谷へ。
Baku


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F1 2009年 ベルギーGP 決勝

渦だ、凪だと呑み歩いて居るので、結局、日曜日の夕方にP1からクオリファイ迄、録画でチェック。 ファイナルや選挙速報の放送開始時刻が迫るので、3倍速で観戦。 音声は無音の部分をカットして、3倍速でも極力全ての音声を再生する様に工夫されて居るのだが、F1中継は終始大音量でエキゾーストサウンドが入るので、無音部分が無いと判断されて仕舞う。 ソフトの改良を望みたいって、無理かいな。
魂消たのだが、PPはジャンカルロ。 だが、燃料搭載量を勘案すると2番手に着けた、ヤルノに優勝の可能性が高いと踏んだ。 トヨタ悲願の初勝利か!?? 前回、涙の勝利のルーベンスは4番手だが、ジェンソンのマシンは可也奥に位置して居る。 此処の処、ジェンソンの走りからは覇気が伝わって来ない。 凡庸な表現だが、「守りの走り」で面白く無いのだ。 今回の予選結果もそんな感じだ。
ファイナルの波乱はスタート直後に起きた。 目を覆う程酷いルーベンスのスタートも有ってゴチャ付いた儘、各マシンが La Source に雪崩込む。 其先の5コーナーで多重クラッシュが発生し、ジェンソンも後から当てられて、マシンを降りる羽目に。 確かにジェンソンのドライビングに、此れと指摘する様なミスは見付けられなかったが、14番手なんてグリッドに甘んじて居るから、「事故を貰う」のだ。 ルイスも此処で消えて居る。 優勝の期待が高まって居たヤルノだが、前述の多重クラッシュの煽りでフロントノーズを交換せざるを得なく為り、行成圏外。。 
SCリリースの直後、KERS 使いのキミがジャンカルロを Kemmel で御手本の様に交わした(キミはオープニングラップで他車と接触が有ったのだが、大事無かった)のは、流石。 其後、ジャンカルロはズ〜〜っと、キミに離されずに(2回の同時ピットもほぼ同タイム)チェッカーを迎えたのだから、このタイミングでキミが前に出なければ、最終順位も違って居ただろう。 フェラーリの今期初優勝。 そう、臨時雇いの相棒がダメ過ぎるので、って訳でも無いのだろうが、アイスマンも頑張った。 パルクフェルメでは、珍しくウィニングポーズ。 ポディウムでは、何時もの様に飲む。(フォト) 前回はルーベンスが勝ち、今回はチームメイト。 フェリペは嬉しくも逸る気持を持て余して居る事だろう。
レース終盤でのトピックをふたつ。 3番手に上がったセバスチャン.V。 規定の数のエンジンを使って仕舞って居るのだから、労わって走れば良いのに、前の2台を追いに追う。 残りの周回数を考えれば、抑えて走っても、ガンガン行ってもポジションは変わらないよ、と考えるのが常識だし、賢いだろう。 だが、この状況でファステストを出す、セバスチャン.Vは好きだなぁ。(俺、監督じゃないから) ジェンソンとプチ揉めして居る?らしいが、今のジェンソンに不足して居るスピリッツが彼には有る。
もうひとつ、オイルを吹き上げ乍、最後迄ブローせずに走り切って7番手に入り、ブラウンGPの連続ポイント記録に貢献したルーベンス。 後続のニコは、堪ったもんじゃ無かったろうね。 フォトはスピードを落としたので、パルクフェルメ直前で火が着いた様子。
Baku
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2009年08月30日

埜庵@鵠沼海岸

カボさんから散々吹き込まれて居た、鵠沼海岸の欠氷屋さん。 地元なのに一度も伺って居なかったが、超が付く程の有名店、らしい。 渦のカクテルナイトの前にゲストバーテンダーのMさん御夫妻に付き合って頂き、初訪問。 角を曲がると一際人が屯して居るのが見える一角が、件の御店だ。 カクテルナイトの準備の都合が有るMさんは待時間に少し心配顔だったが、30分は待たずに着席出来た。 何処かのラーメン屋さんの様に行列中にメニューを渡して下さるのだが、欠氷だと流石に回転は宜しい。
Mさんは小豆、奥様は白桃で、小生はグレープフルーツのジュレをオーダー。 天然氷の有難みなのか、氷の欠き具合の妙なのか、或いはシロップの旨さなのかは知らねども、いや、恐らくは全ての相乗効果って事なのだろうが、実に美味い。 成程、高が欠氷に斯くも大勢の皆さんが集まるには、其れだけの理由が有るものだ。 先日も書いたが、乏しい小生の甘味経験の中では最も美味い欠氷だった。 グレープフルーツ味なので、ジュレだけでは甘味不足と感じる方もいらっしゃる様で、シロップが追加で付いて来るが、其れが必要と感じる事は無かった。 そして、欠いた氷の肌理と云うか空気の含ませ方が適切で、サクサクとした喰感で、顳(こめかみ)にツンと来る事が無い。 此なら、マンスリー程度になら伺いたいと思った。 何しろ遠くは無いのだから…
Baku
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2009年08月29日

西尾中華そば 其の46

もう一度ジャージャー麺を頂きたくて、週末を控えた夕方に駒込駅で下車。
山中湖のクーカルでリフレッシュされた西尾さんだが、翌日には渋谷店でのテキーラナイトが控えて居る。 そんなタイミングだ。 先日も御一緒に為った御近所の元御姉様3人組御一行だが、毎晩の様に来られるとか… 固定客は大事にしないとね。 後客の皆さんが「ジャージャー麺、未だ有りますか?」と尋ねる程にこの週の限定は人気だ。 とは云え、先ずはビールを2杯。 摘みのキャラブキは西尾さんの山梨からの御土産だ。 更に、舐めさせて頂いた龍舌蘭科の植物から採ったと云うシロップは、素晴らしい甘さだった。 日本テキーラ協会のHさんからの差し入れと伺ったが、此はパティシエさんの魂を揺さぶりそうな甘味料だ。 上品で洗練され尽くした甘味は、確かに小生の乏しい甘味経験の中では有るが、秀逸で有る。 甘味苦手の小生だからこそ云える、此はスーパー甘味料だ。 頂いたチャーシュウに塗しても良いが、世の中には凄いモンが有るのねぇ。
感嘆扨置いて、小生もジャージャー麺を御願いする。 この大きな肉塊の味噌肉が美味いし、鮮やかなカラーの辣油も前回同様、適切にホットだ。 どうも小生の舌は、下品に為って行く様で、味噌肉の量をもう少し増やして、濃い味付けにしたい気分かも知れないが、何れにせよ、この肉味噌とマサ配合麺のコンビネーションは素晴らしい。 このジャージャー麺なら、そりゃあ、皆が頼みたく為るよねぇ。 勿論、完喰だが、ビール2杯が効いて、スープは残して仕舞った。 ゴメンナサイ。
このジャージャー麺は、数限定でもレギュラーメニューに載せて頂きたいものだ。
Baku
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2009年08月28日

今日のめじろ 其の490

ピーク時間を大幅に過ぎたタイミングに川崎駅で途中下車。 流石にこのタイミングでは店内も空いて居る。 厨房には、KさんとNさんが居らっしゃる。 ホールの担当さんには久し振りですね、と御挨拶。 この日、御願いしたのは「焦がし葱ら〜めん」。 久し振りに原点回帰だ。 過日頂いた黒ざるや冷やし中華は、とても良かったのだが、更に其の前だったと思うが、頂いた「焦がし葱ら〜めん」は、今ひとつ小生には合点が行かなかった。 其処で今回改めて「定番」をオーダーした次第。
扨、初口のスープは多少インパクトが足りないイメージ。 前日の「ますたに」でもそうだったので、インターバルの空き具合や小生の体調や汗の掻き具合等の要素が絡んでの事だと思うが、この日の一杯は喰べ進んでも余り印象は変わらなかった。 味が良く無いとかそう云う事では無いのだが… 麺はツルっと感が良く出て居て、適切なコンディションが保たれて居り、美味しい。 だが、絡まるスープが弱い様に思えて為らない。 テイストの問題では無いと思うし、元々ライトだからこそ、巧みに飲ませる(一時、本店のスープがとても濃い時期も有ったが)のが、めじろのスープの真骨頂だったのだが・・・ 其れにしても、だ。 チャーシュウも前回感じた程の感激の一品とは些か異なるイメージ。 屹度、小生の体調がめじろの温麺のテイストに合わなく為って仕舞って居るのかも知れない。 此れは寂しいかも。 で、暫くは冷たいスープ一辺倒で行こうかな。
Baku
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京都銀閣寺ますたにラーメン@日本橋 62回目

暫く「ますたに」には伺って居なかった事を思い出して、日本橋を渡る。 クーポン券の有るグルメなホームページのハードコピーや自身のホームページの案内( motoishi って、つけ麺の「もといし」の御仲間なの?)等が貼られる様に為った。 広告宣伝にもより力が入ったみたい。 そう云えば、試喰されていたスーツ姿のシルバーな紳士は社長さん?なのだろうか。
扨、久し振りだったので、固目1分だったか、40秒だったか少し忘れて居て、自分で吃驚。 でも、御愛想姉さんは覚えて呉れて居た様だ。 初口が薄く感じるのはインターバルが長かった所為と学習して居るので、「スープのタレ」は加え無い。 直ぐにこの濃度で良かったと思い出すのだから… 醤油っぽくて一寸辛くて、と云う騙しテイストのスープは健在で、やっぱり美味しい。 パキパキした細麺は何時もの様に薬味の葱を沢山絡めて頂く。 ボソっちいチャーシュウや「どうでもメンマ」も其処に有り、何と無く笑って仕舞う。 本当に変わらないねぇ。 出来れば背脂控目コールをしたいのだが、以前に御願いしたら、スープがキーンに為って仕舞った事を覚えて居る。 だから、最後にスープを啜る時は、背脂を吹き飛ばしてスープの表面が見える様に為った場所をズイっと遣る。 久し振りのこの日も騙され美味かったので、文句無し。
Baku
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2009年08月27日

燦燦斗@東十条 其の49

神田駅近くの「無限庵」だった店舗に内装工事が入って居る。
亦、ラーメン屋さんに為る様に見えるのだが、はてさて… そんな状況を横目に見乍、渦の翌日は東十条。 この週もこんなパターンを取る事が出来たのだが、燦燦斗の前には10名以上の行列で、メゲそうに為る。 処が6人程の若者のグループが、「もうひとり来ますので」と前を譲って下さる。 とても有り難かったが、今時の連中なら、後から来たメンバーをグループに入れて仕舞うのが99%だと思い込んで居た小生は恥ずかしい… こんなに嬉しい気分は久し振りだ。
この日御願いしたのは、ラーメン。 少し涼しく為ったので、迷いは少ない。 其れにしても、美味い…とか、改めて口にして見る。 この魚介豚骨スープに太麺。 もう、書き尽くした一杯なのでは有るが、其の美味さは不変だ。 節の風味が高いスープには、あのチャーシュウが浮かび、旨さを誘う。 深呼吸をする様にグイっと啜るこの麺の迫力。(外国人には、このサウンドは耐えられないだろうなぁ) 東十条迄、足を伸ばす甲斐は十二分に有る。
Baku
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2009年08月26日

今日の渦 其の237

週末に凪@渋谷で昼間っから呑んだ暮れて居ると、渦の芳実オーナーから「ブログ始めました」のメールが届く。 早速、渦のホームページに張られたリンクを辿ると…「イケメンブログ」なのね(笑)。

扨、この夜は本鵠沼へ。 火曜日で有っても、普段よりも更に余裕を持った時刻にシャッターで伺う。 この日は屹度特別な日なのだから… 其れにしても雲行きが怪しい。 今にも漏斗状の尻尾が真っ黒な雲底から降りて来そうだ。 EMONE で雷雲の状況をチェックするとゲリラ豪雨の雲が厚木付近から南東方向へ移動して居り、渦の開店時刻の前後に鵠沼を掠めそうだ。 当にそんな様子の雨の降り方で、小さな携帯傘の下に竦めた身を収めて開店を待つ。 行列が丁度定員位の人数に為った処でシャッターが開く。
相変わらず深酒の日々なので、お母さんのバースデイで有っても、少しは控えようと云う意識で臨んだのだが… ビールで口を切った後は、直ぐにセラーから1本、亦ピックアップして仕舞った。 最近は Wood Bridge よりもこの Cotes du Rhone を飲む方が多いな。 超忙しい3人の手を煩わせない様に抜栓は当方で。 ワインの相伴は、当然チャーシュウ3種盛。 もうコメントする迄も無い程に美味しい。 本当は3種盛を頂いた後にハーブローストを更に大盛で頂きたいのだが、高血脂症の身では寿命を縮める行為なので、我慢して居る。 ワインにこのチャーシュウは最高なので、芳実オーナーには某ワインバーにも出張して来て欲しい位だ。 しかし、ワインのグラスを重ねて気分が高揚すると摘みに手が伸び無く為って仕舞う。 逆に御喋度が嵩じて、この夜も態々御隣を引き受けて下さった、Nさん御夫妻やYさんに相手を強いる、強いる。(失礼致しました) 其れでも、ちゃんと?主麺はリクエストした。 醤油ラーメン。 敢えて「煮干」を冠さない一杯を… 芳実オーナーに無理を御願いして仕舞ったのだが、優しくマイルドな赤ワインの後は、此れが一番小生には合う。 このボトルと同じようにジェントルで穏やか、でもキッチリ醤油味、と云うこの一杯は、このタイミングでの気分とコンディションにベストマッチ。 麺が云々とか何か聞こえて来たが、何も問題無く、普段通りの旨味に満足。 でも、折角の火曜日の夜だったので、皆さんの様に「麒麟」を頂きたかったかも。 翌週は御腹事情を考慮して最初に一杯頂こうかな。
最後に漸く御手隙に為ったお母さんを交えて、乾杯。 夜の街に消えて行かれた芳実オーナー、Nさん、Yさんの後姿を見送ると、この夜も亦、Nさんの奥様の車で運んで頂いて仕舞った。 大変に嬉しいのだが、厚かましさは程々に、ですね。
Baku
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2009年08月25日

西尾中華そば 其の45

ジャージャー麺

思わず両の足に力が入る。 胸のS001が普段とは違うバイブレーションを伝え、「地震が来ます」のメッセージが画面に踊る。 初めて「生」で受けた緊急地震速報は…誤報で良かった。 地下鉄が止まるなど誤報の影響は小さくは無かったのだが、逆のミスよりはずっとマシだ。
昼休みに西尾さんの処迄足を伸ばす。 このタイミングで伺わないと喰い損ねる可能性の有る「ジャージャー麺」は、この週の限定作品。 初めて、馴染みの有る名前が限定に付いた。 先客の方も既に其れを喰されて居らっしゃる様に、此迄の限定よりも一般の御客様が注文されるケースが多いと西尾さんが笑う。
扨、今回も亦、見栄えのする作品だ。 最後に「辛いの大丈夫ですか?」と尋ね乍、振り掛けた辣油のカラーが、一際鮮やかなオレンジ色だ。 白髪葱との配色が綺麗だが、更に其の下に施された「肉味噌」に向けての橙から茶へのカラーグラデーションが有り、麺の淡いクリームイエローへと降りて行く。 肉味噌の上にはざっくりカットの胡瓜。 廻りには千切りにした胡瓜がグリーンのコントラストを敷き、清涼感を醸し出して居る。 崩して仕舞うのは勿体無いのだが、この作品も亦、撹拌する事で味の完成が為る。 この鮮やかなオレンジ色の辣油は、中々鋭い辛さが有る。 だが、太く捻じ込んで来る様な安易な唐辛子の辛さが無いので、上品だ。 この辣油で無いとジェントルな肉味噌の風味を壊して仕舞ったろう。 そう、この肉味噌は肉塊がやや大きく、少し甘くて本の一寸だけ粗い味わいを残し乍、洗練されたテイストに為って居る。 この辣油との纏まりを充分に考慮した構成は御見事。
今回のマサ配合麺は少しアジャストして有る様な書き方の西尾さんのブログだったが、恐らくはこの麺の特徴をより楽しめる様に考えて造ったと云う意味かな。 普段よりも少しツルっと感が前に出て居る様な気がする。 タレやスープに浸さないタイプ、所謂、油そばの系統には、ボソよりもツルが合うケースが多い。 此れはとても好みだし、皆さんに受けそうなテイストに仕上がって居る。 西尾さんが「ジャージャー麺」を造るとこう為るってなモンだ。 此れはどうしても、もう1回は来ないといけないな。
そうそう、今回は「飲む為のスープ」が添えられる。 此れは辛さに対する「休憩」(「箸休め」とは云わ無いだろうな、やっぱり)の意味合いで用意されたと伺った。 魚風味の「馬鹿中華」のスープを少しマイルドにライトに仕立てて造られたそうだが、沢山入って居る大き目にカットされた長葱の処理に工夫が有ると伺った。 「嘸哉良い葱なのでしょう、何処産なのですか?」、「其処の八百屋で買いました」みたいな会話も有ったと伺った。 工夫の内容は…内緒にして置きましょうね(笑)。 中にはつけ麺の様にこのスープに麺を漬けて仕舞う方もいらっしゃるそうだ。 辛さの休憩所が無く為って大変そうです、と西尾さんが笑う。

「5時間も居たそうですねぇ」と早耳の西尾さんから、週末の凪@渋谷での滞在時間を揶揄されて仕舞う。 夏さんと西尾さんの連絡は「密」な様で、悪い事は出来ない。 更に其後、「娘とワインしてね…」の情報も今頃は夏さんの耳に入って居るのだろうか。
Baku
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2009年08月24日

凪@渋谷 其の191

久し振りに「定時」の正午前と云うタイミングに「カミニート」に到着。 厨房を覗くと極ショートカットの夏さんの姿が見える。 と、扉の外に出て来られたのは、Mさん。 何でも、朝4時迄担当された後、一休みして居ると夏さんが出勤して来られたので、其儘、手伝う事にしたそうだが、彼女の心意気とか、心掛けが素敵だ。 凪のスタッフにはこんなメンバーが多い。 小生が存じ上げる方は皆さんそうだ。 其れが凪の強みのひとつだと思う。 勿論、小生には真似の出来ない事で有る。
案の定、開店直後の賑わいに彼女のサポートは、百人力で有る。 日曜日の昼に営業して居る凪は、この近傍では有り難い存在なので、大勢のグループの面々も御越しだ。 気さくな皆さんの会話をラジオ代わりに伺って居ると、TVのNHKから流れて来る「党首討論会」よりも含蓄に富む。
最初のビールは夏さんに、2杯目はMさんに御願いして、TVは高校野球にチェンジ。 こちらも表の「清々しさ」ばかりの世界では無いのだろうが… でも、高校野球にした途端に皆さん視線がTVに、即ち小生に…失敗だったかな。 其れにしても、打つ方も守る方も、今の高校生の、其れも甲子園に駒を進める選手達の技術は凄い。 大人と違うのは平常心を保つ技量だけだろう。
Mさんが枝豆を茹でて下さる。 指が乾く位の塩の大盤振る舞いが、気持ち良いね。 大好きだ。 少し落ち着いた処で、Mさんを見送り、暫しノンビリ。 少し手が透いたタイミングで、木耳を炒めて頂き。 グラスには、釈云麦を御願いする。 扨、この後、何杯のグラスを重ねたのだろう… そして呆れる程の長居をして、夏さんを困らせて仕舞った様な気がする…
〆の麺は、何時もの様に「モヤシラーメン」。 「呑んだ後はラーメン」とは良く云ったものだが、やっぱりこの凪の豚骨で纏めるのは喜ばしい。 この程良い豚骨感が好みだ。 屹度、「重厚の程度」を小生の為に少しアレンジして下さったのかも知れないが、この細麺に合うのは、此れ位の濃さが良いと思う。 蘖もたっぷりで、ビールと一緒に痛風菌の餌が亦… あー、日曜日の午後、すっかりの酔っ払いだ。
Baku
posted by claris1 at 01:11| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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