2009年07月25日

今日のワイン 其の295

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2003 リジーニ
Brunello di Montalcino 2003 LISINI
最近は「本間長介」宜しく、イタリアワインばかり飲んで居る親娘が、真夏の鋤焼用にセラーから引っ張り出したのが、リジーニのブルネッロ。 雑誌ブルータスで紹介されて久しいが、輸入本数が少なく未だメジャーの位置には付けて居ない。 だが、其筋?での評価は概ね悪くない。
我々はブルネッロ好きなので、ラーメン同様に評価が甘く為り勝ちなのだ。 但し、2003年は酷暑の夏だったので、一抹の不安が… だが、標高400mの畑の御蔭かどうかは知らないが、出来の良い印象だ。 濃いカラーはアメリカンチェリーを淡くした様な、一寸風変わりな色合いに見える。 サンジョヴェーゼ・グロッソ(ブルネッロ)の特徴のブーケは、良く「鞣革」と表現されるが、今回は本当に革の香りを果実香の中に拾った。 勿論、悪い印象では無いのだが、色同様に慣れて居ない匂いだ。 舌へのタッチは相当に柔らかい。 タンニンが淑やかで酸味も洗練されて居る。 頓て遣って来るブラックペッパーのスパイシーなテイストが、熟成果実や甘い洋酒を仕込んだチョコレート(一寸気に為る甘みかも)に溶け出して来る。 そして、そんな味わいにも拘わらず、アフターは結構上品な事に気が付く。 凝った造りなのだ。
後で調べて見ると、2003年は案の定、評価が結構低い。 前述した革香が強過ぎるらしく、不作の証とか云われて居る。 まぁ、並べて飲めばそんなコメントも出るのかもねぇ。
機会が有れば、上位キュヴェの「ウーゴライア」を頂きたい。 えぇ、99年で…
Baku


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今日のワイン 其の294

シャンパーニュ グラン・クリュ ブリュット ブラン・ド・ブラン キュヴェ レ・アヴァンチュレ AR・ルノーブル
Champagne Grand Cru Brut Blanc de Blancs Cuvee Les Aventures / A.R.Lenoble
軽井沢のクーカルに向かう前日、久し振りに帰って来た娘を伴って、Rocks Off でシャンパンを調達。 小生は「泡」を嗜む事が少ないので、大したボトルがセラーには在庫して居ないのだ。 セラーが溢れると発泡酒(笑)から冷蔵庫に移動させてしまう。
娘の好みはローランペリエなのだが、置いて居ないショップも多い。 ショップの御姉さんと娘がゴソゴソとピックアップして来たのは、「高貴」と云う名のルノーブル。 ARは創始者のアルマンド・ラファエル・グレーザー氏のイニシャルだ。 歴史は100年程に為ろうが、まぁ、地味な生産者だな…
「Grand Cru Blanc de Blancs」と銘打たれたボトルは、グレートヴィンテージの90・95・96年のシャルドネの単一品種で造られたと、御姉さんは娘に告げたそうだ。 ブリュット アンタンス (BRUT INTENSE) の格上と仰りたいのだろう。 所謂フラッグシップで、10000本の限定ボトル。 確かにプライスも倍以上…(泣)
フルエアコンでの真夏の鋤焼(夏葱だけは無理が有る)は、結構好きなシチュエーションで、老人も交えて、静かに抜栓。 コルクを留めて居るのが、ワイヤでは無く紐と云うのが、レ・アヴァンチュレ(Les Aventures)だと云う「違い」を象徴して居るのかな。 因みにレ・アヴァンチュレは、500aの特級畑 Chouilly 村の地区名だそうだ。
フルートグラスに注がれた液体のカラーは、やや黄緑色に輝く。 Blanc de Blancs の色だそうだが、期待した程に泡の細かさが注目されなかったのは、グラスの温度に問題が有った様だ。 ボトルの温度は10度と極めて適正だったのだが、其処迄シャンパンに慣れて居ないのよ… 味わいのイメージは、白い花束。 勿論、クオリティの高いシャルドネの熟成した果実香は心地良い。 だが、正直、コストパフォーマンスが高いとは云えない。 美味しいのだが、この金額を投じるならブリュット アンタンスを2本、否、ローランペリエを選ぼうぞ。
然る都心の高級フレンチレストランのメニューには、35000円のプライスが印刷されて居るそうな。 其れも「安酒?」のページに… うーん、凄い!
Baku
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今日のめじろ 其の486

典型的な戻り梅雨で、気象の教科書に載せたい程だ。 暫くは青空は望めないだろうが、真夏日に為る事も無いだろう。 朝は大雨、昼から夜は驟雨と晴天の繰り返しと云うそんな日に川崎に向かう。
祐貴社長は御不在のタイミングだろう。 此処の処、続けて袖にされて居る(笑)が、この日で4回連続だ。 頂いたのは、「冷やし中華」。 少し蒸し暑かったので、券売機の前で決めた。 其れにしても品揃えが増えた。 御飯とのセットメニューなんてのも出来たのね。 何時もの陣容で、厨房にはAさんとKさん、シニアスタッフのI さん。 そして、ホールを担当されて居るのは、先日軽井沢でも御目に掛かったNさん。
冷やし中華では無い、冷やし中華なのだ(笑)が、あのめじろのテイストが生きて居り、美味しい。 先日の「焦がし葱ら〜めん」が、アレだったので少し不安だったが、安堵した。 胡麻味噌風味のスープがキチンとして居るので、全体の纏まりが良い。 如何にも冷やし中華っぽい具材の千切り玉子、胡瓜、ミニトマト等も確りコラボ出来て居る。 焦がし葱の香ばしさも充分だ。 麺も少し細身過ぎるかとも思わないでも無いが、風味や喰感に不満は無い。 一番気掛かりだったチャーシュウも悪くない。 折角のこの部位なので、この肉の旨味を更に引き出せれば、もっと良く為るだろう。
めじろの冷やし中華、他店とは違う作品だが、大好きだ。
Baku
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2009年07月24日

西尾中華そば 其の36

クーカル明け初日は、「比内地鶏の醤油ラーメン」だけの営業。 其れも100喰限りとの事。 売切れに為って居ないかどうかを西尾さんのブログをチェックして、夜営業のシャッターで訪問。
ビールを御願いして、西尾さんの軽井沢土産のソーセージを摘みに頂く。 軽井沢は、ハム・ソーセージは定評が有るのだが、此も亦、塩加減がピッタリで非常に美味しい。 ビールを頂き乍、軽井沢のエピソードを色々と聞かせて頂く。 「面白味」と云う事では、我々親娘が居ないタイミングの方が遥かにレベルが高かった様だが、まぁ、其れは当然でしょうね。
未だ比内地鶏のチャーシュウも有ると仰るので、「当て」で頂く。 フォト手前が腿肉で奥が胸肉、更に奥は普段の鶏(笑)と云う構成。 実は腿肉をひとつ頂いて仕舞ってからのフォトテイク。 ビールの相方として、極めて打って付けな一品だ。 其処で、ビールをもう一杯御願いして、地鶏肉を堪能した。
扨、メインの一杯を頂く。 西尾さんが面白い表現で曰く、「殆ど変えて無いんですが、凄く違います」。 禅問答の様だが、実は含蓄に富んで居る。 比内地鶏の素材としてのパファーマンスは凄くて、普段からクオリティの高い鶏を使って居る西尾さんをしても驚く程だそうだ。 確かに普段のスープよりも甘さや魚介のレベルが抑えられて居り、鶏のテイストが醤油の中に際立って居る。 西尾さん御自身も、御気に召した味わいだそうだが、確かにこの鶏風味は此迄に頂いた鶏主体のスープの中でも出色だ。 濃くて、諄くは無くて、品性卑しからぬ、と云う印象で秀逸。 勿論、当てで頂いたのと同じ鶏チャーシュウが乗る。 マサ配合の玉蜀黍麺も、普段以上に感じるスープのマジック。 ビール2杯の後だったが、スープも完飲。 いや、此は美味いでしょう。 遅い時刻に来られる常連の皆さんに宜しく御伝え下さいと辞去。 昨今はパフォーマンス重視の限定作品が多い中、西尾さんのスペシャルは斯く有るべし。
Baku
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2009年07月23日

室壱羅麺@日本橋室町

ま、何時もの事なのですが、オフィス近隣のラーメン屋さんを FILE さんのブログで知るなんて。 FILE さんの記事に依ると5月開店だそうだが、オフィスでは話題にも為らなかったな。 中々伺うチャンスが無かったのだが、戻り梅雨の晴間を狙って、この昼休みに訪問。 広くは無いが清潔感の有る店内は什器が小さい事を除けば、落着感が有る。 洗い箸を使う御店はクリーンな印象が大事だ。 接客も悪く無い。 フォトテイクを伺うと、「是非、御撮り下さい」と位置を直して呉れた。 沢山有るティッシュケースがテーブルに置いて無いのは、テーブルが狭い所為なのかな?
900円と安くは無いが、店名を付けたフラッグシップを頂く事にした。 店内には煮干香が漂って居るので警戒して居たが、饗されたスープに煮干を強く感じる事は無かった。 魚介と豚骨の合わせ味のスープは茶色が濃い。 御店主は葱が御得意なのかも知れない。 薬味葱に加えて、トマト系の赤いソースと白いソースが左右に分かれて配らわれて居るのだが、双方ともにオニオンだろう。 生姜のテイストが適切にするので、此れで煮干香が抑えられて居るのかも知れない。 だが、手を掛けて居る程には深みを感じない。 美味しくないのでは無いが、物足りなさを少々感じる。 丼が深く、底には沢山の具材が沈み込んで居て、其のサルベージは楽しい。 だが、イマイチ複雑なテイストには感じないのだ。 テーブルの黒胡椒を試しに一部分に限って使って見たが、余りプラスもマイナスにも為らない感じだな。
一方の麺は、この作品専用の全粒粉を使った細麺。 麺の表面にプチプチと斑点が見えて、全粒粉をアピール。 だが、謳い文句程には印象が残らない。 スープテイストに溶け込んで了い、個性を発揮出来て居ない。 尤も、このスープだと下手に小麦香を立てられてもイケナイのかも知れない。
チャーシュウは3枚で、特筆するものでは無く、可も無く不可も無い。 一方で、太いと云うかミニ角材みたいなメンマは、喰感は兎も角、味付けがシャンとして居なくて、デカい割に希薄な印象。 このスープに浮かべるにしてももう少し味わい感が欲しい。 半熟の半分味玉は、小生にはコメントする資格が無いので、何時もの様にパス。
うむ、悪くは無いし、固定客も付いては居る様だが、小生が次に伺う迄には可也のインターバルが有りそうだ。
Baku
posted by claris1 at 22:06| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日の渦 其の230

燦燦斗に御邪魔した後、矢鱈と忙しく、結局21時を廻ってから地元に帰着。 芳実オーナーを冷やかしたい?件が有り、本鵠沼へ向かって仕舞う。 ラッキーな事にカウンターの一番奥の席も空いて居る。 この夜は渦からそう遠く無い場所で、祐貴君のイベントが催されて居るそうで、其方に常連さんが流れた…って、訳でも無いのだろうが、比較的静かで、光量を落とした照明の下、ムーディで有る。 Eちゃんにビールと地元鵠沼の枝豆を所望。 芳実オーナーとお母さんとの会話も弾んで、疲れが癒される。 太平楽のニューボトルをリクエストして、摘みにはハーブローストポーク。 最近は極粗挽のブラックペッパーを振って有り、癖に為る程に美味さが向上した。 ヒナダレも鵠沼味噌ポークも旨いが、小生はハーブローストをイチオシ。 一寸、手が空いた処で、芳実オーナーがカウンターで三線を本の少し披露して呉れる。 器用に爪弾くものだ。 常連のギタリスト氏とのコラボも予定されて居るとか…
更に蓮根芽の梅酢漬けを頂くが、サッパリ美味くて幾らでも呑めそう、喰えそうだが、好い加減にして主麺移行。 近日に予定されて居るメニューの改訂の話を伺い乍、決めたのはピリ辛醤油の小盛。 フォトが暗くて恐縮だが、小盛専用?の丼に入って居るのが嬉しい。 今迄がそうで無かった訳では勿論無いが、小さ目の丼に盛る事で、普通盛と全く同じバランスが保たれる。 こう云う気遣いが嬉しいねぇ。 あの「乱」の系流を汲む一杯は、小生の好み。 ピリ辛で少しエスニックで、でも藤沢時代の懐かしい懐かしいノスタルジックなテイストも何処かに存在して… 愛すべき一杯なので有る。 茹で加減を含めた麺のタッチ、舌触り、喉越しにも文句が少しも無い。 昼に頂いた燦燦斗と双璧を為す、と何度も申し上げた珠玉の味わい。
ブロガーに意地悪をした訳では無いのだろうが、フォトテイクが難しい照明に為った。 但し、S001の機能を持ってすれば、大した問題じゃない。 小生が露出設定を此迄と同じにして撮るからこう為る。 人間の目には暗反応と云う暗さを自動補正する機能が備わって居る。(S001にしても AUTO で撮れば同じ?ファンクションかも) だから、時間が経つと小生の様な「駄目」でも明るく感じて来るのだ。 何だ何時もと余り変わらない明るさだな、とシャッターを切るとこう為る。 カメラ任せにした方が良いのだろう。 過日、軽井沢には奥さんのデジカメを持参したが、シーンさえ自動選択して呉れるフルオートで撮って、殆どのフォトが綺麗に撮れた。 S001も携帯のカメラとしては非常に良く出来ているが、2.5万円のデジカメの足元にも及ばない。
Baku
posted by claris1 at 00:59| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月22日

燦燦斗@東十条 其の44

東京の部分日食は75%も欠けたと云うのに、完璧な曇天で暗く為ったのも判らなかった。 雲の厚みの影響の方が大きくて、最大食の時刻には寧ろ明るく為ったかと思う程だ。 食の終わるタイミングに遣って来たのは、東十条。 前の週は来られなかったので、2週間振りと云う事に為る。 蒸し暑さは日食も関係無い様で、相変わらずと云った状況。 到着した頃に日が差し込んで来るのは皮肉なモンだが(目を痛める人が出なくて良かった?)、悪石島は嵐で屋外に居るのも大変だったと、EMONE のワンセグからNHKニュースが伝えて居る。 時間と御金を掛けて行かれた皆さんは、御気の毒な事だ。
扨、御待ちの方は4名。 遠方から来たと思しき、二人組の背広族が吸殻を店の前の道に投げ捨てる。 藪蚊に足を狙われ乍15分程待って、そんなレベルの御二人に続いて入店。 頂いたのは、つけ麺。 ラーメンが2回続いたので、今回はつけ麺。 ラーメンよりも更に太い麺300gが、丼にドーンと入って居るのをムシャムシャと直喰い。 ヤッパリ、小麦粉の風味とこの弾力に富んだ麺は最高だ。 この日は、カウンターに有った唐辛子を初めて振って見たが、中々良くて、直喰いにも、スープに浸してもイケる。 最初は一部の麺にだけ使ったのだが、頓て全面的に振り掛ける。 但し、この唐辛子は結構辛いので、使い過ぎには御用心だ。 この麺にあのスープがコラボして、至高の作品に為る。 何時もの魚介醤油豚骨だが、節の風味が効いたスープは、つけ麺らしく濃厚。 其処が亦、燦燦斗のつけ麺の魅力だ。 何時もの様に大満足。 美味かったぁ。
Baku
posted by claris1 at 20:49| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月21日

京都銀閣寺ますたにラーメン@日本橋 60回目

前日は軽井沢で西尾さんのスペシャルを頂いた後、半日以上アウトレットを彷徨い、御疲れ気味なので有る。
霧雨の昼休み、地上を歩く距離を短くしたいと思えば此処に為る、ますたに。 厨房から御兄さんがヌッと顔を出されて、「何時もの、で良いですか?」。 そう、ホール係の丁姉さんは、忙しいので有る。 この日はスープが薄いと云う「勝手な印象」は無く、インターバルも体調も健全と知れる? やっぱり、このスープとこの麺の組み合わせは美味しい。 だからこそ、この盛況ぶりを見よ! ってなモンだ。 凄いなぁ… 1日に何喰出るんだろう。 内緒で教えて頂きたいものだ。 以前にも書いたが、此れだけの数を出して、このテイストを維持すると云うのは、単に美味いラーメンを造ると云うのとは別な要素が求められる。 この日の葱は少し青臭い。 チャーシュウはパサパサだが、悪いと云う訳では無く、このスープに潜んで居れば、此れで良いと納得して仕舞いそうだ。 スープは為るべく飲まない様に「我慢」して、黒烏龍茶と胡麻麦茶を抱えて、戻るのだ。
Baku
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今日のワイン 其の293

ピノ・ノワール プロヴァン デュ ヴァレ/スイス
Pinot Noir Provins Premium du Valais Sion Suisse 2007
娘が珍しく実家に一泊して、翌朝親娘3人で軽井沢へ向かう。 前年に矢張、西尾さん達と一緒に京都に行ったのだが、其際に往路の新幹線で買ったワインは当然乍、凄かった。 で、今年は1本持参する事にした。 クーカルに持ち込む訳には行かないから、当然、新幹線で開ける心算でセラーからピックアップ。 スイスはヴァレ(ヴァリス)のピノ・ノワール。 プレミアムモルツのクーラーバッグに押し込めるとボトルの首だけが外に出る。 保冷材を突っ込んで、いざ出発。 紙コップも奥さんの袋に忍ばせて、丸でピクニック気分だ。 すっかりモダンに為った東京駅の地下の喰品街でベーグルなんぞを仕入れて、長野新幹線に乗り込む。 東京駅から軽井沢駅迄はたった1時間なので、そうノンビリはして居られない。 直ぐにソムリエナイフを取り出す。 
偶然一緒の車輛に為った凪の生田氏に彼のファンで有る娘が紙コップで配達。 保冷材が少し多かった様で、明らかに冷え過ぎ。 バックラベルに14度から16度の推奨温度が書かれて居る(割と低目ね)が、10度位に為って仕舞って居る。 だが、このピノは意外に悪く無い。 勿論、バーガンディーのピノとは違うカラーと味わいだ。 カラーはルビー色が濃く、ブーケは…低い液温の所為で淡いが、レッドベリー系統。 タンニンが結構、幅を利かせて居るが、バランスを損なう程では無い。 気軽に飲むには少し勿体無い位のアフターが有り、液温が落ち着いて来ると優雅でも有る。 良い選択だったんじゃないかな。 2000円一寸だし…
小生は90年代の初めにスイスに単身赴任をして居た事が有り、ワインも其処で覚えた。 スイスには美味しいワインが少なくないのだが、殆どを国内消費してしまうので、輸出に廻らないのだ。 今でこそ、ネットで購入なんて事も簡単に出来るが、当時は出張する度に数本抱えて帰国したものだ。 このプロヴァン協同組合のワインにも随分御世話に為ったものだが、少しだけ紹介して置こう。 レマン湖の北側に広がる1200haの畑には、なんと5000人もの栽培者が居る。 普通なら品質が怪しく為る様な形態だが、様々な契約上の工夫やISO(国際基準)の取得等で品質にも定評を得て居る。 其れは最近獲得したアワードの数からも推して知れるみたいだ。
Baku
posted by claris1 at 00:10| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月20日

西尾中華そば 其の35 クーカルスペシャル

何時も感じる事だが、先だ先だと思って居ても軈て「其の日」は遣って来る。 この日は西尾さんが軽井沢の「クーカルラーメン祭」で、コースメニューの内、メインのラーメンを担当される日と云う事で、親娘3人で軽井沢へ遠征。 こんな機会でも無いと家族で出掛ける事も少なく為ったので、父親としては気分も浮かれ気味。 因みにクーカルのラーメン祭は3日間行われ、3人のラーメン職人さんが、前菜、ラーメン、デザートを交代で担当すると云うローテーションに為って居る。
東京駅の長野新幹線のホームで、生田氏とけいすけ氏と一緒に為る。 偶然、号車迄一緒だったので、クーラーバッグ迄用意して持ち込んだスイスは、ヴァリス(ヴァレ)のピノ・ノワール(白じゃないのよ)の一杯を娘が御届けする、なんてパフォーマンスも。 軽井沢に近く為った頃に常連のKさんから、軽井沢駅迄迎えに来て下さるとの有り難いメールを頂戴する。 軽井沢駅のホームでは、ドン・大崎氏ともバッタリ。 予定よりも早く、11時過ぎにはクーカルの会場に運んで頂く。 Kさん、様々だ。 京橋のど・みその店主さん始め、御歴々も顔を揃えられていらっしゃる。 更に常連さんの車が駐車場を満たし始めると渦でも良く御目に掛る、MNさんコンビも到着。 今回は色を添える御婦人も御一緒だ。 賑やかに皆さんと挨拶を交わし、涼風の渡るデッキで白ワインなんぞ頂いて居ると、リゾート気分が盛り上がる。 西尾さんも忙しい中、時折厨房から客席へ出て来られる。 パンフレットのフォトは怖い位に凛々しいポーズだが、「本物」は普段通りの優しい西尾さんだ。
頓て、前菜が運ばれて来る。 この日の前菜担当は「えにし」の角田さん。 麺コロッケとでも呼びたい作品だが、衣にも麺が織り込まれて居り、ラーメン祭らしい趣向だ。 メインのラーメンは信濃地鶏の山賊焼を乗せた、西尾さん渾身の醤油ベースの一杯。 この山賊焼は暑さが1センチ程にカットされて居り、信濃農場産と云う事も有って、非常に美味だ。 勿論、極めて巧みに揚げて有るし、揚げ立てと云う最高のシチュエーション。 やっぱり「本番」は違う様で、駒込で頂いた山賊焼よりも旨いと思う。 真ん中にパプリカを配らって、御洒落をした「西尾中華そば」のスープは、基本的に駒込と同じく甘さを前に出したり、隠したりと巧みにコントロールして旨味を紡ぐ手法。 やや、普段よりも濃厚に仕立てて有るのかも。 亦、この山賊焼の旨味を引き出す様にスープを細かくアレンジして有る所も心憎い。 麺はマサ練り込みの玉蜀黍麺。 此方は駒込と一緒だ。 軽井沢に持って来ても、持ち味のネッチイ喰感は変わらない…って、当然か。 やっぱり、西尾テイストは何処で頂いても小生の好み。 こんな環境で、西尾さんの一杯を頂けるのは、可也嬉しい状況だ。 デザートは、「烈士洵名」の塚田さんの作品。 甘さを抑えて、上品に仕上がったプチな4品。 スイーツを得意として居ない小生なので、細かい感想はパスするが、そんな小生でも楽しめた。 特に抹茶味のムースにそっと刺し込まれて居た、揚げた大葉は洒落て居たなぁ。 とても楽しめたラーメンコースで、軽井沢迄来た甲斐が有ったと云うものだ。 ただ、ラーメンに山賊焼を使う事が判って居た筈なので、前菜は揚げ物で無い方が良かったのではないかと感じた。
皆で集合写真を撮って、第一次常連セッションは解散。 再びKさんが軽井沢駅迄送って下さる。 其後の6時間程は只管、アウトレット(兎に角広い)を跋扈して居た。 紙袋を抱えて、東京駅迄1時間と一寸。 いやぁ、便利な世の中に為ったモンだ。 御蔭様で忘れられない楽しい一日と為った。
尚、翌日にKさんに伺った処、最終日の宴は22時迄続いた、とか。 其方も亦、楽しそうだなぁ。
Baku
posted by claris1 at 23:09| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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