2009年03月09日

西尾中華そば 其の2

前週の初回は、一応、別な用事を作って渋谷に寄った。
2回目のこの日は、西尾さんの中華そばに魅かれて遣って来た。 序に湘南新宿ラインでの、新しい無線WANで有る UQWiMAX の可用性をチェックし乍の上京。 開店予定時刻10分前に到着して、外から厨房の西尾さんに声を掛けると、もう開いてますとの事。 入口で「心得」をフォトテイクし、前週と同じく、中華そばとサントリープレモルの組み合わせを前払い。 既に御客様もいらして居るし、後客もワンサカで「強気の80食」クリアは間違いなさそうだ。 そう、開店時刻にはドッと御客様到来で、西尾さんは大忙し。 注文、会計、調理、配膳… こりゃ、大変だ。 入口には「お手伝いさん募集」の張紙も出て居るが…扨。
そんな状況の中、ビールを頂き乍、待つ事暫し。 この日の「中華そば」が登場。 見た目は前週と殆ど同じだ。 一寸、チャーシュウの部位が違うかな…と云う程度なのだが、味わいは深く為った。 クリアな醤油味は醤油の素性を伺わせる様に上品だ。 前週も鶏の風味が効いて居たが、更に其れが判り易く前に出て来た。 だからと云って、鶏だけスープには勿論、為って居ない。 魚介も充分に感じさせて呉れる。 煮干も強くは無いが居るし、鰹節も馨る。 変わらずに仄かな甘みも有るが、椎茸や海老由来に為るそうだ。 前週よりも確実に美味しく為ってますねぇ。 濃さでは無く深みで主張する処が、西尾さんならではなのだろう。 麺は前週よりも、更にモチっとした。 モチっと云うよりも、チューイな印象も有るのだが、決してニチャっとして居ないので、粉っぽさも素敵なのだ。 玉蜀黍の粉を配合した麺だと前週に伺って居るが、レベルアップして居る。 立川店に製麺の得意なスタッフがいらっしゃる様で、其の腕前を聢と感じました。
心得(ルール)に従って(前週は気が付かなかった)、テーブルを拭いて、下膳。 うーん、流石に「外から丼を返す」のは難しくて、「中から」に為ってしまいました。 身長不足でコートを取る時にテーブルのペーパーナプキンを落として仕舞い、唯でさえ忙しい西尾さんの仕事を増やす。 ご、ごめんなさい…
この中華そば、好きだな。 毎週、通いそうだ…
Baku


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2009年03月08日

今日のワイン 其の270

コルビエール・ヴィルマジュー
CORBIERES VILLEMAJOU 2006
めじろ代々木のセラーに6本程仕入れて呉れる様にオヤジさんに頼んだのが、ドメーヌ・ド・ヴィルマジュー。 2005年を飲んだ時は、冷やし過ぎだったのか抜栓から飲む迄の時間が短かったのか、イケて無い印象ばかりだった。 先日、一寸、此処には書け無い様な処(わ、意味深〜)で、此亦、云え無い様な金額(小生が払ったのでは無い、勿論)で飲んだヴィルマジューは結構旨かった。 まさか、仕入価格が1800円だと思って居た人は、彼処(何処よ)には居なかった…と思う。 ワイン自体よりもムードかもねぇ…
で、暫くめじろ本店で飲むボトルは此れにした。 どうせ、小生しか飲まないのだから、小生の勝手で良いので有る。 ネットショップのホームページの「ブルータスで2位」とか「エールフランスのビジネスで饗されて居る」とかは、旧聞に属して居り、2006年ヴィンテージには当て嵌まらない。 其れでも、そう云う実績は有った、と云う事位覚えて置いても良いだろう。 序にオーナーはラグビー選手なんて、ショートインフォも役に立つ夜が有るかも知れない(小生の様に)。
南仏はラングドックのボトルらしく、早飲みの効くタイプで、御得意のコブレ方式で育てたカリニャン(40%)を筆頭、グルナッシュ(30%)、シラー(20%)、ムールヴェードル(10%)と云う豪快なアッサンブラージュだ。 尤も、このボトルは長期熟成にも向くとされて居る。 だが、小生の様に限られた本数しか納めて置けない様なセラーしか持てない身分としては、此れをエイジングしようとは思わない。 飲んじゃえ、飲んじゃえ、で有る。
カラーは当然、上品なヴァイオレット、なんて訳無くて、ダークガーネット。 ゴールドのエチケットと相俟って、なんか凄そうって、強面タイプ。 ブーケも樽香のバニラばかりが目立ち硬いが、味わいもスパイシーでキーン。 うん、さっき寝たばかりなのに、ゴメンね。 テイスティングした後、30分も放って置くと、丸みを帯びて来る。 ドライフルーツの凝縮感が高いので、トロリとした感じが出て来る。此れで酸味が勝つと手に負えないのだが、アフターに引く程度なので安心。 スパイシーさに加えて、香ばしさも結構強いので、めじろのMさん仕様のチャーシュウには、結構、合うんですね。 偶然ですが…(笑)
Baku
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今日の渦 其の207

最近の土曜日は、奥さんが習事の特訓に行く様に為り、渦に伺う事が多く為った。 花粉の飛び交う中を出掛けるのは、億劫なのだが、渦は例外なので有る。 何時もの様に余裕を持って… およよ、既に5名の方が御待ち! 後で伺うと最初の3人の皆さんは開店1時間前に来られたとか。 そりゃ、敵いません。 道が狭いので、渦の前で車が擦れ違う事に為ると行列が邪魔に為る。 皆さん、工夫をして並ぶのだが、其処へ酒屋さんのトラックが停車すると非常に困難な状況が発生する。 酒屋さんは何時もこの時刻に配達をされる様だが、せめて、後30分早く来て頂けると良いと思うのだが… そんな中、常連の皆さんと御話をし乍、シャッターが開くのを待つ。 この夜は此れ以上行列が長く為る事は無く、開店直後に来られた方と並んで座る事に。 嗚呼、この夜は「30分」が報われなかったなぁと苦笑い。
前夜に代々木で飲み過ぎたので、この夜はワインには手を出さずにキープして有った太平楽を頂く。 ボトルに何やらシンボルマークが描れて居るのに気付く。 翌週は亦、カクテルナイトで、描いて呉れた人と御一緒出来そうだ。 摘みには「ヒナダレ」を。 ハーブローストポークは御休中との事で、一寸残念だが、ヒナダレだって、十二分に美味しい。 この柔らかさとタレが最高だ。 ふと感じたのは、代々木の超濃厚なタレもこの渦のタレの延長線上に有るのかも、って事だ。 ふ〜ん、気の所為かしらん。 お母さんに鶏唐を御願する。 やっぱ、良いわ… 渦の鶏唐は小生の好みに一番フィットする鶏唐だな。 この為に一週間、揚物を頂かない様にして居るのだ。 この夜はシャッターポールの3人様の呑みっぷり、喰べっぷりに圧倒され気味だが、当方は余り呑み進まない内に、主麺を頂こう。 つけ麺、何が出来るかと伺えば、「煮干醤油」と「レッド」と芳実オーナー。 勿論、前者を頂く。 最近は、「醤油つけ麺」に「煮干」を冠する様にしたみたいだが、特に煮干風味が更に強まった訳では無い様だ。 煮干好きな方は多いので、其の方が営業的にもベターなのだろう。 其れに、渦の煮干はソフィスティケイトされたものなので、小生も問題なく楽しめるので、構いやしない。 但し、スープの熱さは凄いから要注意だ。 麺を締め乍、芳実オーナーが「今日の麺は全粒粉です」と仰る。 普通盛で頼んだので、凄い量に見える。 件の3人組からも「凄いですねぇ…」の声が掛かるが、確かに、確かに。 渦のつけ麺のボリュームは300gでしたっけ?? 喰べられるかな…?? 其の山盛の麺は、成程少し黒み掛かって居る。 前述した様に渦のつけ麺スープは、簡単には冷めないので、安心してゆっくり麺喰いが出来る。 チト、3人組の視線が気に為らない訳では無かったが、気取る場でも無いので、ワシワシと頂く。 全粒粉だから、と云う理由なのかどうかは判らないのだが、非常に腰が確りして居て、歯応えも充分。 当に「つけ麺仕様」と云って良い程だ。 小麦粉の風味と云うよりは「味」がする。 うん、「旨い麺」だ。 特に小生の様に麺喰いする(他には居ないって)人には、嬉しい。 スープは適切に処理された煮干が香る。 熱い温度の所為か、薄く敷いた油膜の所為か、微粒の煮干粉が表面を飾る。 此処へあの麺を落とす。 何処のつけ麺でもそうするのだが、小生は摘まんだ麺全部をスープに漬ける事は潔しとしない、所謂、日本蕎麦の「笊蕎麦」を頂く時の様に、麺の裾(いや、もう少し深いのだが)を漬けて頂くのが好きだ。 だからこそ、スープのテイストは、好みでなければ為らない。 強烈煮干のスープだと、こう云う喰べ方をすると、本当に煮干の味しかしなく為ってしまう。 そう云うケースは、ドブっと漬けた方がベターだ。 この夜は、そもそも半分程の量の麺を直喰いしてしまったし、前述の様な喰べ方なので、芳実オーナーが「スープ割りしましょう」と云って下さった時に、余りにスープが減って居ないので、言い訳に困った。 普通なら、残ったスープに出汁を加えて、ハイって出て来るのだが、渦の場合はより美味しく飲める工夫をしてから、改めて饗される。 だから、少し時間が必要なのだが、戻って来た時には別なスープに為って居る。 此れが如何にも渦らしい。 折角、手間を加えて呉れたのだが、流石に御腹が窮屈で、半分も飲めなかったのは、申し訳無かった。 態々、「小盛にするか?」と訊いて呉れたのだから、次回からは素直に頷いて、このスペシャルな「後スープ」を堪能しなくては。
この夜は宿題を抱えて居たので、21時前に引き上げる。 扉の外には未だ御待ちの御客様が… 待つ甲斐は有りますよ、と声を掛けたく為る様だ。
Baku
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2009年03月07日

今日のめじろ 其の458

未だR君の居る時刻に伺おうと、普段よりも早目に江東区のオフィスから代々木に向かう。 雨が未だ降り止まず傘を仕舞えないタイミングに到着。 奥には既にI 御所様が鎮座されて、常連さんがもうひとり到着された。 R君とMさんのふたりで厨房を切り盛りされて居るが、キャラの違う御二人の会話は中々面白い。 同じ作品に関するコメントで同じ内容を話されても表現が違い、結構、楽しめる。
先ず、セラーを開けると、小生がリクエストしておいた、ヴィルマジューが6本。 ちゃんとオヤジさんはオーダーして置いて呉れたのね。 当然、即抜栓して「さっき寝たばかり」の液体を起こしに掛る。 店内が相当煙たいのは、気に為る処だが、Mさんに依るスペシャルチャーシュウの製作らしい。 此れは御所様推薦の一品。 肉ブロックのエッジの部分を使うので、沢山は提饗出来ない様だが、非常に濃いタレを塗して頂くタイプ。 色的には「真っ黒」なのだが、確かに美味しい。 洗練された味とは違うのだが、野趣溢れると云うか、焚火で炙った様な香ばしさが特徴。
この日は結局、昼喰時間が移動に潰されてしまい、腹ペコ。 ワインが妙に滲みるのは、其の所為だろう。 リスキーな飲み方は止めて、R君に御願したのは「黒ざる」。 黒・白・赤の3つの「ざる」は、限定から通常メニューに移行して、何時でも頂ける様に為った。 辛い系の「赤ざる」は未だ頂いて居ないのだが、ワインには合わないし、黒葱油も使って居ないので、黒・白からの選択に為る。 2回続けて、白を頂いて居るので、「黒ざる」に行き着く。 やっぱり、麺から喰べ始める。 勿論、直喰いで有る。 やや平太のR君の麺は頗る上出来で、味も喰感も秀でて居る。 特にこの夜は茹で具合もパーフェクトで、燦燦斗の麺に肉薄する素晴らしさだ。 この麺はもっと、評判を取れる筈なので、売り込む方法が無いものだろうか。 スープは、少し塩っぱ目の醤油スープ。 黒葱油の香ばしさとコクが、其の塩気を窘めて纏まる。 炙った長葱のスライスや薬味葱も確り風味に貢献。 勿論、濃いのは当然にしても、スープだけ飲んでも楽しめる。 勿論、合わせて頂くのが一番だろうが、良いねぇ…
扨、御腹がステイブルに為った処で、この日はワイン、ワインとグラスを傾ける。 早目に到着された会長御夫妻から、クラッカーの差し入れも有り、ワインが進みましたねぇ。
Baku
posted by claris1 at 00:18| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月06日

凪@新宿 其の165

凪は青森店の開店等が有り、スタッフの移動が激しい。 其の煽りを喰ったのかどうかは定かでは無いが、水曜日の新宿店は西尾さんがひとりで担当と云う事に為り、この日は初日。 開店の定刻は18時なのだが、果たしてこの通りにオープンして居るのだろうか? 些か不安が有ったのだが、其処は西尾さんを信じて氷雨に濡れ乍、18時を20分程過ぎたタイミングで到着。 はい、ちゃんとオープンして居ました。 先客はこの日2回目の来店と云うS谷さん。 久し振りに御目に掛るS谷さんが「タワーオタク」?で有る事が知れたので、東京タワーや墨田スカイツリーの蘊蓄をたっぷり聞かせて頂いた。 いや、勉強に為りました。
ビールを一杯。 西尾さん御手製の菜の花漬けを頂くが、小生が此れを好物として居る事を差し引いても良い御味で有る。 西尾さんは料理が上手だが、ブログを拝読する限り、美味しい物を沢山、喰べていらっしゃる。 矢張、肥やし(料理には不適切な表現だが)は必要と云う事だ。 S谷さんを倣って、「一反も麺」の麺刺身。 ポン酢と葱とのマッチングが良いし、特にこの夜は超幅広麺の喰感も良くて、殊の外美味しく頂きました。 扨、麦焼酎を御願すると、「此れは麦ですよねぇ」と「佐藤」が出て来た。 以前に生田氏が開けて呉れたボトル。 ハイ、呑み切りました。 ちゃんと?このボトルの最初と最後を全う。 「佐藤」の旨さは、可哀想な保存環境に有っても損なわれて居ない。 この辺りが焼酎、其れもタフなタイプの強みで、ワインには真似の出来ない点で有る。 そう云えば、西尾さんにロックを作って頂くなんて初めてだ。 チャーシュウを御願しようかと思ったのだが、ブログで新宿店での餃子造りに言及されて居たのを思い出して、此方をオーダー。 香ばしさ充分で登場して、新宿店に見合った様相とテイスト。 うん、焼酎と一緒に頂くには、適切な一皿。 次の一杯は「琥珀の夢」。 鹿児島なのに麦焼酎だが、確かに淡い琥珀色で、中々トロっとした舌触りで、コクも深くて美味しい。 ナツさんのセレクションなんだろうな。 S谷さんの御話を肴に随分とピッチが速かったが、週中を考えてそろそろ引き揚げる段取りを考える。 締めの一杯は、煮干控目の作品にしたいが、「鳥そば」は幻の一杯で、この夜の提饗は無し。 で、西尾さんがチョイスして下さったのが、担々麺。 おー、中々の形相の一杯が目の前に。 スープは勿論、辛味たっぷりだが、白胡麻の風味と香ばしさとが其れをマイルドに包んで呉れる。 真中辺りに旨味の詰まった味噌が有り、箸休め的に頂ける。 麺には丁度居らした、Kさんの御手製の玉子麺を加えて頂いた。 丼の右手に目立って居るのが其れだが、ツルツルとした喰感が楽しめる。 太さとウェイビーな処は凪のオリジナル麺と同じ位だが、腰と小麦香は凪麺が勝る。 ま、製法からして当然の結果だ。
降り止まない雨から逃げるように地下街へ駆け込み、少し急いで湘南新宿ラインに間に合う。 呑んで急ぐのは危ないが、この夜は確り喰べて居たので、問題無し。 この時刻の湘南新宿ラインにしては空いて居たのも有難かった。
Baku
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今日のワイン 其の269

ドメーヌ・マジェラン ブルーノ・ラフォン グルナッシュ・カリニャン ヴィエイユ・ヴィーニュ
DOMAINE MAGELLAN BRUNO LAFON GRENACHE CARIGNAN VIEILLES VIGNES 2005
御無沙汰して居た金メジに久し振りに伺って、セラーの残り物を抜栓。 オヤジさんがエノテカから仕入れたセットの「結果最低人気」に為ったボトル。 まぁ、仕入れた6本の内5本は小生が飲んだのだが…
で、其の残り物のボトルは、「ドメーヌ・マジェラン」。 グラスに羽が生えたエチケットのピノ・ノワール(100%だって)ハイヴァインが、安くて旨いと評判のラングドックのドメーヌだ。 亦、漫画かも…? 其のハイヴァンと同じ価格設定で1500円のエノテカ価格。 トップキュヴェのアルタでも、2500円と云う気取らない造り手の様だ。 ハイヴァインと違って、南仏の葡萄で有るグルナッシュ(70%)とカリニャン。 其れも55年のVV、更にはビオロジックとも耳にする。 で、有れば、御買得と云う結論に為るのだが…
カラーはやさぐれたガーネットで、美人の素養に乏しい。 痘痕も笑窪だと宜しいのだが、ブーケも草熱れの様な青い匂いが少々と、若く、硬く、そして頼り無げだ。 20分程置いてから、テイスティングして見た。 「葡萄本来の味わい、テロワールの違いが素直にワインに出て居る」とブルゴーニュからムルソーに遣っていらした、ブルーノ・ラフォン氏は胸を張るが、其の言葉に偽りは無さそうだ。 だが、小生には野生の「山葡萄」の様なワイルドネスが気に為ってしまう。 「負け惜しみ」を英語表現すると「Sour Grapes」だが、そんなイメージの酸味が強い。 若し、テロワールや葡萄其物の出来が卓抜で有るのなら、氏の製法もアクセプト出来るのだが。 葡萄樹の育成や摘芽には、手を掛けていらっしゃる様なのだが、醸造過程は「僕のワインは…良い葡萄を作ったら、あとは搾るだけ。そのままタンクに入れて余計な手は一切加えていないからね。」との事。 拘りであらしゃいますのやろが、其れだけの素質が葡萄に備わって居ないんじゃないかしらん?
ワインの購入をセットにすると、どうしても割高なボトルも買わされる羽目に為るので、次回は同じボトルを6本組で仕入れよう。
Baku
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2009年03月05日

一茎草@三ノ輪 5回目

久し振りに「玄菜麺」を頂きたく為り、三ノ輪迄遠征した。 雨水から啓蟄へ移ろうかと云う節気を嘲笑うかの様に真冬の風が冷たい。 半年振りにも為ろうか、残念乍、玄さんの笑顔には出会えなかった(後姿をチラッと?)が、券売機には新しい信玄麺も増えて、活気が有る。 其等の新しい作品にも関心は有ったのだが、初心貫徹で玄菜麺を御願いした。 (信玄麺のランプは点いて居なかったし) カウンターには、エコのメッセージと供に洗い箸が置かれて居る。 どうしてもイヤな方用に、割箸も置かれて居る処が、玄さんぽいのかな。
インターバルが空いたので、あの初回の感動が蘇る、かと思ったのだが、其処迄のサプライズは感じない。 寧ろ、初口のスープは思った程にはインパクトが無い様に思えてしまった。 矢張、最初に「動物を使わない」と云うのが、驚きだったからなぁ。 とは云え、充分以上に美味しい。 チャーシュウ代わりの揚蓮根と揚牛蒡から、香ばしさと供に僅かな油が出るだけで、スープの表面に油は殆ど無い。 其れで居て、この風味有るライトな醤油スープなんだから、素直に凄いと申し上げなくては。 上記以外にも野菜はたっぷりで、焦がし葱、菠薐草、蘖、白髪葱(其上に揚牛蒡)等が、満載。 麺は浅草開花楼製では無く、玄菜麺専用の少し黒い平打麺で、縮れ方が独特でウェイビーだ。 風味は凄く高い訳では無いし、喰感も特に秀いでたものでも無い。 悪い訳では無いのだが、このスープに合わせる麺として、此れがベストだとも思えない。 屹度、何らかの必然性が有るのだろう。 油の無い安心感も有って、完飲。 うん、適切な満腹感でヘルシー気分に浸れた。
Baku
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2009年03月04日

燦燦斗@東十条 其の30

夜の燦燦斗に遣って来たのは、初めてだ。 営業時間が変わって、火曜日と金曜日は夜だけの営業。
京浜東北線から暗い空を見上げると、霙混じりの雨が降り出した。 このコンディションで行列は嫌だと店内を覗くと、奥様が手招きで空席の有る事を教えて下さるが、其後は常に満席と云う状況。 ビールを一杯御願いして、併せて御摘みチャーシュウもリクエストして仕舞った。 ずっと以前の土曜日の午後に、I 御所様の御供をして以来の燦燦斗のビール。 一度、夜に伺いたかったのが実現。  流石にビールサーバーは、メンテナンスが行き届いて居り、ビールは鮮度が良く、雑味も無く、ビール本来の「切れ」と「コク」が楽しめる。 ラーメン屋さんで此だけのビールサーブが出来るのは、大したものだ。 扨、御摘みチャーシュウの美味さと云ったら… 塩味を少し付けただけの様に感じられるが、其れが極めて美味。 そして柔らかくも、爽やかな歯応えは、素晴らしい。 然り気無く乗せられて居る刻葱は、大した見栄えはしないのだが、丁寧に処理されて居り、臭みを消して旨味だけが巧みに残る。 メンマが添えられて居るのも、サービス精神が感じられて良いなぁ… うーん、凄い! 渦のハーブローストポークと覇を競う逸品。 思わず、2杯目のビールを御願いしてしまった。 この夜は雪模様の天気が寧ろ幸いし、御待ちの方がいらっしゃらないので、こんな真似も許されたのだが、何時もこんな風にゆっくりしたいなぁ… そうは云っても、常に満席状態では、そう粘着する訳にも行かず、主麺を御願いする。 つけ麺の順番だし、其れを頂きたい。 …で、100g減らして200gで、と我儘な御願いをしてしまった。 提饗された麺とスープを前にして、ジレンマ。 極太麺は直喰いしたい程に小麦粉の香りが立つし、濃い目のスープの旨さは、其儘飲んでしまいたい。 そして、当然、合わせても頂きたい。 いやぁ、どう喰べても美味い。 スープの濃さは相当なのだが、そう云う印象が湧かないのが、巧みなのだ。 最後に割って頂いた時に、このスープと出汁の非凡さがよりハッキリする。 なんとまぁ、卓越した腕前なんだろう。 此れぞ、燦燦斗。
初めて伺った夜の燦燦斗は最高だ。 小一時間程、カウンターに居たのだが、すっかり雪に変わった路地を小走りに駅に向かう。 此処からの帰り道は、赤羽から湘南新宿ラインでミニ旅行気分でノンビリと車窓の雪景色(でも無いが)を楽しんで戻る。 そんなゆとりの気分も、美味しい一杯の御陰だ。
Baku
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京都銀閣寺ますたにラーメン@日本橋 50回目

桃の花も凍える「雛祭」。 午後には亦、雪に為るとの予報が出て居るので、少し早目に「ますたに」に向かう。
何時ものホール担当の女性が、「茹で時間を40秒にしては、如何ですか?」と訊いて下さる。 新しい麺では、2/3程度の茹で時間で以前の麺の固さに為るとの事だろう。 では、40秒で、と御願する。 とすると、麺が変わって以降、此迄の3回は少し緩い感じと云う事だったのかな? 其の40秒の麺は、確かに固さ的には小生の好みにピッタリとマッチする。 でも、矢張、この「ツルッと感」を高めた麺よりも、以前の少し「ボソっと感」を残した麺の方が好きだったなぁ… スープに関しては、全く何も変えて居ない。 麺が変わっても(そう大きな変化では無いが)、スープは一緒と云う次第。 この日はサービス?だったのか、チャーシュウが沢山入って居たが、薄くてパサパサ。 ま、其成に頂けるのでは有りますが。 メンマもそんな感じで、ますたにはスープと葱がメインキャストなのだ。 あ、麺は名脇役と云う事にして置こう。
レジでの会話、「40秒、如何でした?」、「私にピッタリでした」、「…ややこしく為っちゃたんですよぉ」。 ふむ、そうなんだ。
Baku
posted by claris1 at 00:44| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

副振動

2月末にニュースを賑わせた異常潮の一種が、「副振動」。 この手の異常気象現象に関心が高い小生の格好のブログネタなので有る。 其の現象の粗ましを、Wikipedia から引用して置こう。 「数分から数十分程度の周期で海面の水位が数センチから数十センチほど変動する。外洋で発生した津波や気圧変動、風の影響などによって発生した波が湾内に入り込んで反射して共鳴を引き起こすことが要因として考えられている。」 風呂の水を手で揺らし、波の動きに合わせて腕を動かして行くと力を入れなくても波が大きく為るのと同じ理屈だが、低気圧等に依る一寸した気圧変化を切っ掛けに発生した海洋長波が、海底地形などの影響を受け、増幅されで起きるとされ、其の予測はほぼ不可能と云われて居る。 偶に海岸で人が突発大波に攫われるニュースを聞くが、幾つかの事故は、副振動に依るものでは無いかと小生は思って居る。
今回は振幅(最大潮位差)が197センチにも達したので、被害も出たし、ニュースにも為ったが、副振動と云う現象自体は珍しく無い。 普段は規模が小さいから気にする必要が無いと云う事だ。 起り易いのは湾や入江で、特に長崎湾では、規模の大きな副振動(周期は35分)が発生する事が知られて居る。 此れは湾の地形等が、共鳴等で振幅を大きくする事が理由と考えられて居る。 因みに長崎検潮所の記録としては、278センチと云うのが有るが、この時、湾の奥では470センチに達したと推定されて居る。 今回は此程の規模では無かったのだが、通常は半日程度で治まる副振動が、3日も4日も継続したと云う事でも注目された。 今回は現象が何日も続いたので、貴重な映像が沢山撮られたが、海水が河川を遡る津波の際の「ボア」の様な現象も報道されて居たが、実に珍しい現象だ。
名称の「副振動」だが、「副」と付く位だから、「主」が有るに違いない。 そう考えた貴兄は鋭い。 通常の潮汐に依る潮位の変化を「主振動」と云う。(誰も知らないが…) 当然、長崎には副振動の独特の呼び方が有り、漁業用の網が流されるので、「網引き(あびき)」と云う。 勿論、海外にも同じ現象が有り、「secondary undulation」と云う単語が当てられて居るが、「Seiche」(セイシュ)の方が通りが良いかも知れない。 セイシュは、スイスのレマン湖で発生する副振動のローカル名。 Tunami(津波)と同様にローカル名称の方が広く使われる様に為りつつ有る。 尚、副振動は「静振(せいしん)」とも呼ばれるが、セイシュが変転した…のでは無い。
Baku
posted by claris1 at 00:09| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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