2008年12月12日

栄屋ミルクホール@神田 10回目

早足で歩くのに丁度良い陽気に誘われて、日付に合わせた訳では無いが、イチニ、イチニと栄屋ミルクホール迄、往復30分を昼休みに歩く。
先客2、後客1とこんな具合なのだが… 何時ものように、「支那筍麺」、700円を御願いする。 5秒で出て来たので、魂消たら先客さんの一杯… だよねぇ。 前回は、葱の臭みが大蒜の様に香り過ぎて居た。 この日もややそんな印象も無くはないが、この程度ならOK。 葱は切り方、だそうだが(おばぁさまが御担当)、葱のクオリティも以前より落ちたのかもしれない。 麺は相変わらず緩いのだが、この日も「固目」と云うのは憚られた。 スープこそ命、この店のレゾンデートルだが、良い感じのノスタルジーが一杯。 ま、此れを味わいたくて来るのだから、麺如き?をガタガタ云うまい? 応援で御願いして居るメンマも特筆するものは無いのだが、このスープに浸って居ると良いように感じてしまう。 うん、喰べたかった一杯を頂いた気分で満足。 麺は兎も角、葱のもう少しの改善を希望。
Baku


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2008年12月11日

凪@渋谷 其の156

何処の御店に伺うにも、「久し振り」と云う枕が付いてしまう。 伺いたい処は多いのに時間も予算も厳しい。 噫、株安… この日は、渋谷に遣って来た。 暖かい陽射しの温もりが残る坂は、コート姿を持て余す様だ。 久し振りなら、やっぱり凪豚骨が最初に思い浮かぶ。 優しいキャラも丁度良い。(前々夜に焼肉を喰ったら、胃が疲れてしまったようだ… こんなフィールは初めてで、歳を感じる)
この日の凪は異人さんで溢れて居る。 言葉に耳をそばだてる(あら漢字が無い)と、インドの方々の様だ。 バンタムさんが運んで来て呉れた一杯に、唐辛子のタレをそっと流し込んで、好みの風味を調整。 スープを口にすれば、予想を裏切らない、あの味で満たされる。 書き尽くした感も有るが、豚骨で無い豚骨みたいな比重とテイストで、こう云うライトでキチンと豚骨と云う他には無い凪の原点だ。 麺も相変わらず細くてストレートで、パキッとして居て…麗しい。 多少粉っぽく為った様にも感じるが、そう云う感じの麺も嫌いじゃ無いので、問題無し。 この自家製麺は何時も上出来なのだ。 少量の蘖も良いな。 一方、凪のサイドメニューのチャーシュウは好きなのだが、ラーメンに浮いて居るチャーシュウは、小生にピンポイントでは迫って来ない。 大きくて、厚くて、大盤振る舞いなのだが、テイストが薄くて肉々し過ぎる様に思えてしまう。 勿論、悪くは無いのだろうが、嗜好の違いと云う訳だ。
少し考えて、替玉を御願いしてしまった。 草臥れ気味の御腹が可哀想かしらん。 勿論、固目1分?だ。(笑) 刻み葱に絡めて頂くのも、ますたにに似て居るかもね。 黒烏龍茶を飲み干して、厨房の夏さんにも声を掛けて失礼して来た。
Baku
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2008年12月10日

今日のワイン 其の234

シャトー ランシュバージュ ポイヤック
Chateau Lynch Bages Pauillac 2004

娘からのディナーの誘いに壱も弐も無く頷いて、この夜は友人の紹介の「焼肉屋」へ。 ワインの品揃えが豊富と云うのも、焼肉&ワイン好きの娘には宜しかろうと云う塩梅。 少し嫌に為る位の雨の中、予約を入れて訪問。 思った以上にカジュアルな雰囲気の御店で、中々賑やか。 店長以下、ホールスタッフは忙しそうだ。 牛肉には定評が有り、最初に頂いた「握り」から全てが、上々で大いに満足。 但し、胃が疲れると云う不思議なフィールを味わう羽目に為ったが…
ビール(サーバーのメンテが不充分でイマイチ)で乾杯の後に、ワインリストから選んだのは、カロンセギュールの2004年。 フレンチ為らぬ焼肉屋さんとは云え、諭吉さん一人で賄えるプライスとは驚いた。 だが、皆さん御目が高いと云うか、リカーショップ並み、否、其れ以下のプライスでは、此れをオーダーされる方が多いようで、ソールドアウト。 フレンドリーでざっくばらんな御店主がボルドーを3本程抱えて来て、選べと云う。 では、ランシュバージュを… でも、此方は50%増しのプライスだね、と云うと行き成り、一葉さんひとり分をディスカウントして呉れた。 未だ、紹介者の友人の名前も出して居ないのに、だ。 (其後、御肉をサービスして頂いてしまったが)
流石に手馴れた手付きでシールカッターとナイフの捌きで、テイスティングの分量だけを我々ふたりのグラスに注ぐと、「すみませ〜ん」の声に呼ばれて行ってしまわれた。 笑い乍、娘とグラスを合わせたランシュバージュは、明らかに冷やし過ぎだねぇ。 元々、ボリューム感で圧倒するタイプでは無いのだが、この温度に迄落としてしまうと、平坦な印象が増してしまう。 焼肉用の炭火に煽られて、急速に温度を上げては台無しに為るので、ワインリストで遮温したが、デキャンタリングすればベターだったろう… ま、良いので有ると、そんな気にさせるアトモスフィア。
昨今のランシュバージュの評判は宜しく、彼方此方で高評価を目にする。 「5級格付けで2級のテイスト」は、聞き飽きた程だし、ポンテカネと一緒に「ポイヤックのスーパーセカンド」と評される。 嫌いな表現では有るが、「プアマンズ・ラトゥール/ムートン」等と有り難く無い呼称迄有る。
ゆっくり落ち着かせて頂くと、御値打品の気分が盛り上がる。(超ディスカウントして呉れたし) 改めてカラーを見ると、ラズベリーを濃縮したような濃い様相だ。 一方で、ブーケは見掛程には逞しくは無いが、ブラックチェリーとカカオを真中に据えた香りは、ボルドーっぽい。 味わいの方は、穏やかなタンニンに酸味が絡むが、矢張、平たい印象を払拭出来ない。 カラーに比べてライトなイメージが強く、奥深さが不足気味。 パーカーさんのポイントに納得出来ないかもしれない。 2004年だから?? 否、2003年と偉大な2005年に挟まれてしまっただけで、このヴィンテージは決して悪く無いし、地元ボルドーでは、寧ろ2003年より評価が高いとも聞く。 やっぱり、未だ冬眠中だったかなぁ。
尚、セパージュはカベルネソーヴィニョンが75%程を占め、メルロが15%程。 残りの10%の殆どがカベルネフラン、其れに僅かなプティヴェルドが加わる。
Baku
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2008年12月09日

京都銀閣寺ますたにラーメン@日本橋 43回目

前日に混雑を眺めて断念したので、何と無く後ろ髪を引かれて居た(床屋には行ったが)、ますたに。 この日は雨の振り出さぬ内にと早目に訪問。
もう、ほぼ満席と云う盛況だが、サーブも速い。 今更乍だが、ラーメンとチャーシュウ麺しか無いのもこの回転の良さの大きな要因だ。 眺めて居ると面白いようにラーメンが出来上がって行くが、調理されて居る方が茹麺機に繋がるマシンのように見えてしまった。 で、直ぐに小生の「固目1分」も出来上がりだ。 直前に野菜ジュースを飲んで炭水化物の摂取に備えたので、二口程は不思議な味わいに為ってしまった。 だが、流石は屈強なますたにスープは、直ぐに小生の口の中を制圧した。 対面のたいめいけんと「ブレの無さ」では良い勝負だが、先方が如何にもアナログっぽいのに対して、此方はレシピバッチリのデジタル方式?だ。 固目の細麺にこのスープ、葱、メンマ、チャーシュウ。 ふと目を閉じれば、今が何日なのかさえ、判然としなく為る。 外に出れば30度の暑さだったっけ? と云うのは云い過ぎか。
何は兎も有れ、何時もの様に13分で美味しく頂きました。
Baku
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2008年12月08日

たいめいけん@日本橋 6回目

昼喰時間を逃して14時近く為ってしまった。 この時刻ならと、江東区のオフィスから吉左右に向かう。 と、20人位の方が未だ御待ちと云う状況。 凄いなぁ…と舌を巻いて、地下鉄に乗り込む。 「ますたに」や「たいめいけん」は中休みが無いので有り難いのだが、この日は後者を選ぶ。 「ますたに」は行列こそ無いものの、店内に御待ちの方が散見されたからだ。 一方の「たいめいけん」も一般席には、少々の待ち時間が有りそうに見える。 会議の時刻が迫り、止む無く立喰のコーナーへ。 ま、こんな日も有るさ…
流石に此方は御二人だけ(でも、ふたりも居るのね)。 コールスロー(「キャベツ」と呼ぶようだ)とラーメン。 合計730円。 仄かに甘いタレの掛かったたいめいけんの「キャベツ」はナンだか好きだ。 「夜中にラーメン…」の教えを守って、ラーメンの前にはサラダを頂くようにして居るのだが、其の点、たいめいけんの「キャベツ」(50円)は、打って付けだ。 少し急ぎ気味にキャベツを喰べ終わると丁度ラーメンが出て来ると云うタイミングも良い。 厨房を横から眺めると云う御負の楽しみも有る。 寸胴の中身を此程具(つぶさ)に覗ける場所は他には無い。 饗された一杯のスープは、呆れる程にブレが無い(と思う)。 ブイヨンの様なコンソメの様な、当に洋喰屋さんのラーメンと云うテイストが、半世紀も煮込み続けた結果の様に思えてしまう。 赤い縁取りのチャーシュウと一鞘の豌豆。 どうでもメンマ、そしてイケてない麺も全く不変だ。 妙にシナっと柔らかくで、腰が無い、風味も乏しくて、溶けそうなプラスチックみたいだ。 思いっ切り悪し様に表現すれば、こんな感じに為るかしらん。
でも、トータルではスープの完成度に引っ張られて、どうにも優しく美味しい。 だから、亦、来てしまうのだが…
Baku
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2008年12月07日

こんどう軒@日本橋 2回目 (少し前の話)

人間ドックが近いので、夜にラーメンを喰べないようにして居るのだが、其の分、昼喰に頂くケースが増えて居る。 この日は、ますたにから一足延ばして「こんどう軒」に1年振り位の訪問。
店も味もノスタルジックなのは、栄屋ミルクホールと双璧を為す。 共に「現代の奇跡」とか呼ばれて居る?そうだが、450円のラーメンは500円に、700円のチャーシュウ麺は800円に値上げされて居た。 値段だけは段々と今風に為って行く訳だが、特にチャーシュウ麺は、普通の値段に為ったとも云える。 こんどう軒はラーメン屋では無くて、中華屋さんなので、色々なメニューが有るのだが、ラーメン以外は然程安く無いようだ。 この店はチャーシュウの評判が良い。 チャーシュウ麺こそ、喰べるべきとも云われて居るので、其れに従ったのだが、以前に頂いた時の記憶に余り良い物が無い。 で、丼を前にして思い出した。 ローストポーク風のチャーシュウは、些か硬いのだ。 特に2,3枚は噛むのにへこたれる程だ。 同じ系統のチャーシュウを出す「燦燦斗」とは比べ物に為らない。 300円の価値は無いので、ラーメンで充分だ。 スープは鶏がらと野菜の甘さが良く出て居て、古い滋味充分で美味しい。 薬味葱との相性も良い。 栄屋ミルクホールと同様に癒し系の美味しさだ。 この昭和のスープには、パウダー状の白胡椒が良くミートする。 一方、麺は評判の悪い「固くて、ボソっとして居る」タイプ。 だが、小生は其程嫌わない。 凄く美味いなんて云わないが、スープを引き立てる助演賞ものと云う存在。
Baku
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2008年12月06日

今日のめじろ 其の442

この夜がもう、今年最後に伺える「金メジ」に為るかもしれ無いと、少し遅く為ったが代々木に向かう。 師走の金曜日とも為ると、忘年会が「目白押し」と云う事だ。 扨、相変わらず賑わって居る中へ突入。 何時ものように一般の御客様の席は5席程残して有るのだが、其れ以上の御客様が来られると、ひとり、ふたりと奥院の御所様詣でに向かい、席を空けるのだ。 当然の事が当然に出来ない(特に集団に為ると)世の中だが、小生は皆さんのこの振舞が好きだなぁ。
この夜は久し振りにオヤジさんの手による限定品が有ると云う。 最初はビールを頂いて、祐貴社長を労う。 先日、壱岐っ娘のボトルを空にして居たので、ニューボトルをキープ。 少しチャーシュウを喰べ過ぎの昨今を慮って、この夜は「チャーシュウ、焼きます?」をパスさせて貰って、オヤジさんスペシャルを御願いする。 鶏粥とセットのようで、オヤジさんが、ハイと椀を目の前に。 見ただけで美味さが伝わって来る程に、流麗な粥。 実は粥は一寸した事で味が大幅にブレるので、味付けが難しいと某達人に伺った事が有るが、一口啜って、見た目の印象を裏切ら無い事が知れる。 最初はライトにそして、徐々に鶏の旨味が重なって行く。 少しだけ綴じ込んだ玉子、歯を掠める葱、フト香る柑橘系は柚子だろう。 はは… 此れは絶妙、絶品。
主麺は「鶏そば」(既に仕事に戻られた FILE さんの命名とか)。 麺上げは社長が担当。 先にもう一度、この自家製麺に触れておきたい。 この麺は相当に出来が良いと思う。 前回も書いたように、モチッとして居てもスルっと喉を過ぎて行く喰感が素晴らしい。 風味には未だ改善の余地が有るとは云え、この喰感を損なう事に為るなら、もう此れで良いとさえ云いたく為る。 一度、R店長に直に想いを伝えたい凄麺だ。(と、小生は思う) 一方のスープは、エーと白湯なのか、塩なのか、何れにせよ鶏テイストが充満したスープは良い味わい。 少し濁りの有る油分のやや高いスープには、刻み葱が浮かぶだけだが、其処にデデーンと手羽先が3羽も入って居る。 ホロホロに煮込まれて居て、ショクショクと喰べられる。 気取らないで手に取るのが、正しい御作法なので有る。 手羽先の旨味はスープに随分溶け出して居るので、手羽先単独で口にするとやや物足りないが、見た目のインパクトは充分以上。 大きなチシャ(サンチュ)も居るが、手羽先を巻いて…と云うのは難しいので、ワシワシと頬張ってしまった。
22時を廻った頃に解散宣言が出されて、皆が一斉に引き上げる事に。 湘南新宿ラインを捕まえに行くと、人身事故で運転見合わせとの事。 止むを得ず、東京に戻り東海道線に乗り込むと、今度は車内で喧嘩(真後の席での出来事なので、一部始終を聞いて居たが些細な事が発端。 「人の振り見て、吾が振り…」だね)発生。 殴り合いにこそ為らなかった(そう為ったら、止めるんだよね、やっぱり)が、川崎駅で公安係が乗り込んで来る騒ぎで、更に10分の遅れ。 噫、歳の瀬。
Baku
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2008年12月05日

一茎草@三ノ輪 4回目

FILE さんのブログを拝読して、どうしても、と遣って来た。 この日迄、秋田県は「安保農場」の比内地鶏を丸ごと入れてスープを取る限定期間だそうなのだ。(12月は、「井上古式醤油使用ダレ」使用でも有るとか) そろそろ行きたく為って居た気分を思いっ切り後押しされて、オフィス移動を昼休みに重ねて、日比谷線で9分。 FILE さん程には遠く無いので有る。 ひとり出れば、ひとり入り、と云う感じで常に満席状態だが、厨房には玄さんの姿が。 安心して特製玄麺、980円を選択。
此迄、玄菜麺しか喰べた事が無く、玄麺は初めて頂く。 だから、ノーマルな玄麺と比較する事は出来ないのだが、このスープは「掛け値無し」に美味い。 何か突出するものは無いのだが、全ての材料が非常に丁寧に纏まって居る印象。 バランスが良いのは勿論だが、材料同士が協調して存在し、何処を撫でても球体のように凸凹が無いとでも云うようなイメージなのだ。 だが、其れで面白みが無いなんて事は無く、其々が弁えた主張をして居る。 そう思う所為なのだろうが、そんな中で存在が一番知れるのは鶏だ。 少しセラセラしたような独特の鶏の味わいは、屹度普段とは違う鶏風味を齎して居るに違いない。 特製玄麺なので、色々と乗って居る。 味玉はまぁ、コメント出来ない身では有るが、増枚されて居るチャーシュウも、然り気の無い旨味を隠して居る。 メンマは細くて比較的濃い味付けだが、其れでハーモニーを壊すような事はない。 海苔に菠薐草、嫌味の無い香りのたっぷり葱、そして岩海苔が海を少し添えて居る。 (一々、論えて申し訳ないが、同じ岩海苔でも無限庵の其れとは比較に為らないのは、何が違うんだろう?) そして、あの藤沢時代のめじろを彷彿とさせる「焦がし葱」。 僅かに配らわれただけだが、風雅な焦香が喰欲をそそる。 麺は浅草開化楼製の平打ちの中太縮れ麺。 スープに良く合って居るが、何時もの開化楼麺以上では無いので、此処ではこのスープの圧勝。 久し振りにスープを完飲してしまう程の一杯。 やっぱり玄さんは違う。
今にも降り出しそうな三ノ輪の空(後刻に大雷雨)だが、奇妙に暖かい。 コートは勿論、上着も脱いで着席したのだが、完飲の身には未だ暑い。 夜に為るとグッと冷えるそうなので、風邪が心配だ。
Baku
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今日の渦 其の193

過日のカクテルナイトの後、本鵠沼に御伺いして居ない。 で、外国人ゲストを御見送りした後、速攻でオフィスを飛び出して、東海道線に… だが、中々出発しない。 置石で運転見合わせ!? 困ったもので有る。 其れでも比較的復旧は早く、小田急線も遅れて居た事も有って、開店の15分程前にシャッターポールで到着。 1分程遅れて来られた御兄さんは、明らかな「ヲタ」(笑) 開店迄の時間をエントランスライトを頼りに「ラーメンガイド」を一心不乱に読まれて居た。 この御兄さん、店内に入ると席に着かぬうちに「煮干醤油!」と声を張り上げ、5分程で提饗された一杯を矢張、5分程で平らげて、次の店に向かわれた(ようだ)。 小生が昼に「ますたに」で喰べて居る時間より短いなぁ、と苦笑い。 当方は、未だビールさえ呑み干して居ないのだが。 お母さんの「御摘みは?」の問いに我に返って、「あ、ヒナダレを(御所様、ひとりで楽しんでスミマセン(笑))…」。 渦のチャーシュウ、めじろのチャーシュウ。 共に美味いが、随分と違うテイストだし、喰感でも有る。(特に代々木は焼く機械を変えたので) でも、底流の何処かに共通因子が感じ取れるのは、思い過ごしだろうか。
太平楽をコールしようかと思ったのだが、矢張、ワインが飲みたいと、芳実オーナーの許可を得て、セラーから御馴染のコート・デュ・ローヌを1本をピックアップ。 抜栓は勿論、オーナーに御願いする。 ほぉ… 失敗したかと思うようなポジションにスクリューを差し込んだが、上手に修正してコルクを破るような事無く綺麗に抜けました。 元々器用なオーナーだが、こんな小技も使えるように為ったのね。 超常連の方に御手伝い頂かないと、1本を平日の夜に空けるのは怖い。 ワインはボトルキープ出来ないから、コスト効率は悪いのだが、矢張、ワインを飲みたい夜は少なくない。
お母さんから薦められた御田は、大根、竹輪麩、雁擬をセレクト。 「ラーメン屋の」と断りが入る程に、出汁が宜しいようで。 こう云うものを頂けるのも渦のレゾンデートルのひとつだが、そう思う度に斜め上方に御所様の羨ましげな御顔が浮かぶ(大笑)。 上品な山椒風味の芥子が添えられて居る。 ベタな和芥子で頂くのも下品な小生には良いかも知れない。 こんなシーンでも、季節の移ろいを感じる事が出来る。 何時の間にやら、師走である。(師走2師走3) ラーメンとワイン以外のコンテンツも偶には書かなくちゃね。
ワインを飲み進めて、最後の摘みは鶏唐、外せ無い一品なので有る。 美味い以上に安心感と云うか、渦に来たなぁと云う感慨が湧くのが、此れ。 もう少しヘヴィなボトルが有ればベターだが、ま、贅沢は云うまいて。
アルコールの血中濃度が上がるに連れて、品性濃度は下がるようで、若い以上に若いアルバイトのAちゃんを困らせる(否、遇われて居たような記憶も)次第。
扨、主麺を、とメニューに目を遣るとリバイスされて居る、其れも大きな文字で。 此れはシニア向けの配慮か、有難いかも。 此処2回程、袖にされて居た「つけ麺」だが、この夜は醤油とレッドなら出来るとの事で、前者を御願いする。 と、小盛にしましょうか?、とオーナーが気を遣って呉れるのも渦なのである。 件のAちゃんが締めて呉れた麺で造られた、醤油つけ麺。 逢いたかったよう〜と云う気持ちで箸を付ける。 ストレートで矩形断面と云う例の麺だが、直喰いしても麗しいテイスト。 でも、小盛にして貰った事でも有り、渦でも有り、早々に熱々のスープに麺を浸す。 渦の醤油つけ麺のスープ程、小生が煮干を美味いと感じるスープは少ない。 若しかしたら、煮干不得手の小生を慮って、オーナーが煮干の量を加減して呉れて居るのかもしれないが、量、香りとも実に小生にピンポイント。 醤油の輪郭もハッキリしては居るのだが、其れだけでは無くて、奥深さとか玄妙さが混在して、ナンだか老獪な感じさえする様だ。 久し振りに逢った愛人を褒め過ぎただろうか?
常連の皆さんが顔を揃える頃に、バスのタイミングを計って辞去。 踏切で待たされたのは計算外、フラフラ歩きの速さの見込み違いも有ったが、ドンピシャのタイミングでバス停に辿り着いたのは、ラッキーだった。 この時刻では、運転間隔が20分だからねぇ…
Baku
posted by claris1 at 00:20| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月04日

京都銀閣寺ますたにラーメン@日本橋 42回目

外国からのゲストとの3日3晩に亘る?集中会議が、この日の午前中で終了。
一寸、ひとりに為りたくて、そそくさと早足で日本橋に向かう。 そうそう、思いっ切り騙して欲しくてだ。 「何時ものですね?」と訊いて頂いたのは1回だけだったが、御店のスタッフの方々とは当然、顔馴染に為った。 でも、「こんにちわ」と「御馳走様」だけの御付き合いだ。 でも、「ますたに」の場合は、此れが心地良い。 御喋りは無しで、喰ったら帰る。 饗されるのも早いし、喰うのも速い。 たった13分間の逢瀬だが、充分に満足。 こう云う御店を1軒知って居るのは、嬉しくも便利だ。
この日の一杯は、開放感?で満たされて居り、何時も以上に和風のテイストを感じる。 少し葱が香り過ぎかも知れないが、固茹の麺に絡めて頂くのが好きだ。 薄くてパサパサのチャーシュウも何枚も入って居て、其也に楽しめる。 「どうでもメンマ」も同じ様な印象だが、「もう為れた」以上に「此れで良い」気分で、騙され尽くした感が有る。
13分間の充実した時間を過ごして、大行列に為り掛けて居る皆さんの脇をオフィスに戻る。
Baku
posted by claris1 at 23:39| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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