2008年12月26日

今日のワイン 其の239

ヴィラ・アンティノリ・ロッソ
Villa Antinori Rosso 2003
先日、芳実オーナーに我侭を云って、渦で開けて頂いた。(前回は自分で開けた) このボトルのコルクは、渦常備のボトルよりも少し短い。 敢えて何も伝えなかったのだが、野生の感?でスクリューを普段よりも浅く入れて、小生が期待した粗相は無く、残念。 小生は人が悪いので有る。 このボトルは、アンティノリ、あのソライアやティニャネロのワイナリーだ。 そして、此れはキャンティ・クラシコと店先のタグは云って居たが、そうでは無い。
思った以上にダークカラーだが、ブーケの強さは標準的。 如何にもトスカーナから遣って来たと云う香りが、やや控えめに立ち上る。 ぐだぐだは、前回のアーティクルの繰り返しに為るので、省略。 今回も短いコルク栓に可也昇って来ては居たが、雑味は余り感じなかった。 そして、印象は少し若返った様で年増と云うよりは、行き遅れた御嬢さん位にしておこう。 シラーの酸味が変転したような臭みも感じずに、穏やかで優しいが主張の少ないトスカンてな具合で、万人受けしそうだ。 だが、渦に常備するには、チト高いか… ネットで2000円以下で何時も買えるとは限らないからなぁ…
Baku


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今日のワイン 其の238

シャトー・クレール・ミロン
Chateau Clerc Milon 2004
クリスマスイヴにモエ・エ・シャンドンの後に開けたのが、此れ。 エノテカのハーフボトルの御店で、奥さんの好みを考えて厳選した…と云うのは、嘘。 クリスマスの御買得セールに誘われて購入。 でも、其れだけでは無いと言い訳を少々。
此処の処、ポイヤック付いて居る。 ポンテ・カネ同様にムートンの近接畑だが、ムートンとラフィットの間と云うのが正しいだろう。 最高のロケーションに近い。 而も1970年にムートンのバロン・フィリップが買収して、徐々に評価が高まって居る。 21世紀に入ってから特に評判が宜しい。
余りテイストに関係の無い薀蓄は避けたい処だが、友人相手に語る訳では無いので、この楽しそうなエチケットに触れずには居られない。 このふたりは結婚直後のフィリップと最初の妻リリー。 楽しげに踊る新婚カップルと云う事で、披露宴で振舞われたり、新郎新婦に贈ったりされるのだが、バックグラウンドを知ると、其れは躊躇われる。 後にリリーはゲシュタポの手で迫害され、殺されてしまうのだ。 一方、奇跡的に生き延びて父と再会した娘、フィリピーヌが其後、ワインを造り続けて居た「もうひとつの畑」がクレール・ミロン。 もうひとつ、と書いたのは云う迄も無く、ムートン・ロートシルトの存在で、フィリップの後添で有るポーリー夫人の清濁併せ飲む度量と手腕で1973年に第1級に昇格したのは、ワイン好きなら何方でも御存知のストーリー。 因みにクレール・ミロンの現在の格付けは、5級。 最近は、「5級らしからぬ5級」ばかり飲んで居るなぁ…(笑) ま、分相応としておこう。 2004年と云うヴィンテージは、比較すれば良い年では無いが、RP(またかい!)で90点。(05年は92点)
濃いカラーをして居る。 ファンネルの付いたデキャンターの内壁を広がり落ちる際に既に其の濃い色合いが知れる。 ブーケはポイヤックの平均的な強さと思われるし、ややスパイシーなカベルネ・ソーヴィニョンと云う印象。 口当たりは重く、柔らかい。 ポイヤックの中でも最も早飲みタイプにカテゴライズされるが、デキャンタリングの効果か、2004年と云う若さ以上の熟成感が有り、控え目なブラックチェリーとタンニンがシルキーな事も貢献して、落着いたイメージに為る。 香り同様に複雑な果実味をスパイシーなテイストが後追いして来るのが、多少嫌みかも知れない。 恐らく此れは、早飲みと雖も、もう4,5年はセラーで寝かせて置いて…と云う訴えに違いない。
畑の位置から「ラフィット程華麗では無いが、ムートン程重厚でも無く、デリケートな香りで、程好い華やぎと落着を持った味わい」と云われるが、此れは宣伝文句で褒め過ぎだと思うのだが、実はもう1本購入して置いたので、2012年迄、そっとして…置ける訳ないか(笑)。
尚、セパージュを調べて見ると、何時もの4品種(カベルネ・ソーヴィニョンとメルロで8割)にカルムネールが1%加わる。 其の心を知りたいものだ。
Baku
posted by claris1 at 00:40| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のワイン 其の237

モエ・エ・シャンドン ブリュット アンペリアル
MOET & CHANDON BRUT IMPERIAL
クリスマスイヴは、奥さんと。 御互いにスケジュールを空けて、自宅でふたりで乾杯なんて云うのは、11月の第3木曜日とクリスマスイヴ位のものだから、まぁ大事にしておこう。 奥さんはワインにもシャンパンにも関心が薄いので、何でも良いのでは有る。 で、シャンパンは小生も余り嗜まないので、弩定番の「モエ・エ・シャンドン」のハーフボトルを東京駅のエノテカで購入。 此処はハーフボトルを沢山揃えて居るが、とーても高い。 エノテカだもん… でも、イヴなら其れも好しと致しませう。 滅多に使わないので、奥の院に奉納されて居るフルートグラスを押戴いて傾ける。 綺麗なカラーに細かいバブル、シャンパンのレゾンデートルはこの瞬間に存在するのだ。 Happy Merry Xmas !
一度はドンペリでグラスを傾けて見たいものですねぇ。
Baku
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2008年12月25日

大ふく屋@赤羽 1回目

矢張、2008年中に顔を出さないといけないだろうと、忘年会(何度遣るんだ?)の前に赤羽に足を延ばす。 20人待ちとか1時間待ちとか、脅かされて居た。 確かに「大評判」と云って良い盛況振りらしい。 其処で、其れでも穴場タイムの夜営業のシャッターで遣って来た。 開店時刻に御待ちの方が10名程。 この日のこの時刻なら、やっぱり大したものだ。 本当にあっと云う間に、と云うよりオープン当初から大人気なのね。 「せたがやブランド」って凄い集客力だと感心。 ユウタのネームバリューだけでは、当然、こうは行くまい。
開店準備をスタッフに任せられる様に為ったユウタが、外に出て来て呉れたので、色々と話を聞く事が出来た。 まぁ、何時もの様に我武者羅に頑張って居ると云う訳だ。 開店10分前に為るとユウタの出番に為り、彼は厨房に戻る。 定刻に丸めて有った暖簾が降ろされる。 人気は濃厚煮干(店名のサブタイトルにもそんな文字が並ぶ)味の「重厚中華そば」と「つけ麺」らしいが、小生はスッキリ味とユウタが薦める「中華そば」の全特盛(笑)の喰券を選択。 其の「スッキリ」でも可成のニボニボらしいが、「ふくもり」の様な事は有るまいと覚悟は少な目。
ユウタは「餃子とラーメンは、どういうタイミングで出すか?」とか、「半熟玉子は大丈夫か?」等と細かい気を遣い乍、スタッフに指示を出して、自らも声を上げ乍、麺上げを行って居る。 こう云う気配りは、一朝一夕には出来ないものだし、彼の動きに無駄が無い。 成長を感じる事が出来るのは、嬉しいものだ。
さぁ、饗された作品のスープを一口啜って、非常に驚いた。 正直な処、此処迄美味いとは思わなかった。 確かにネットで味に関するネガティヴな発言はひとつも見つけなかったが… 成程、此ならそうそう文句は云われないだろう。 先ず、嫋(たお)やかなテイストで有る。 鶏が主体の醤油テイストなのだと思うが、海藻風味と魚介(鰺干だそうだが)が上手く組み合わさって居る。 一片の柚子も効果的で、上品な味わいと云って良いだろう。 可笑しな覚悟等、全く必要無く、此は態々喰べに来る価値を有した作品に為った。 「濃厚」を冠する作品とつけ麺には、豚骨と煮干を不断以上に使って、濃密なテイストに仕立てて有るそうだが、一寸、試したく為る様な気分にさえさせられる。 一方、麺だが、パキパキした小生好みのやや細目のストレート。 断面は矩形で、喰感が良く、延び難い。 茹で具合も適切で、スープとも良くマッチして居る。 チャーシュウは大きくは無いが、少し厚く柔らかい。 だが、スープや麺に比べると、発展途上に有る。 メンマは何故か可成太いが、可も無く不可も無い。 誉めてばかりではイケないので、一言申し上げれば、葱の刻み方に好い加減な部分が有る。 恐らく、下手糞なスタッフが1,2名居るのだろう。 そう云えば、スタッフの人数は矢鱈と多い。 手隙のスタッフが邪魔で配膳に苦労する程、かも。 店内が狭い所為で、コートハンガーが無いのも不満な点かな。 作品には大いに満足して、珍しくスープを完飲。 喰後にユウタが外で待って居て呉れて、更に熱い想いを語って呉れた。 此等の作品の味に就いては、ユウタに任された部分が大きい様で、其成の苦労とプレッシャーが有って、そして其れがプライドと自信に繋がりつつ有る様だ。 ま、天狗に為らない範囲でなら、大いに結構な事だ。
ユウタが大ふく屋で、立ち上げ人を任ずるのは、年末迄だそうだ。 ハッキリ申し上げて、味、オペレーション共に、其の後は大丈夫なのだろうかと心配に為る。 そんなユウタの「一人舞台」。
Baku
posted by claris1 at 23:25| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

凪@渋谷 其の157

もう年内には伺えないかもしれないと、クリスマスに遣って来た。 日中は15度に迄上がった気温も夜には急激に下がると云う予報だが、未だ渋谷の坂を登るには充分な暖かさだ。 コートだけで無く上着もハンガーに託して、カウンターに着く。 何も云わずともバンタムさんが黒烏龍茶の常温を用意して下さる。
そして、御願いしたのは、凪豚骨。 つけ麺も喰べたいし、凪醤も久しく頂いて居ないのだが、やっぱり凪豚骨。 イヴに飲み過ぎたのか、少しライトなスープが頂きたくてのセレクト。 何時も同じ様な台詞ばかりだな。 其の期待を違わない何時もの凪豚骨… イヤ、少しばかり何時もより濃い。 何時もの様に唐辛子のタレを溶かし込むのだが、この濃さがこのタレにピッタリだと感じてしまう。 普段よりも少し濃い目とは云え、「軽いけれど豚骨」のポリシーは勿論貫かれて居る。 ギトギトした脂と臭みだけを取り除いて、他のエッセンスはちゃんと落として居ない。 寧ろ、此位コクを求めても良いのではないかと思う位に小生の好みだ。 固目で御願いした自家製細麺もスープにピッタリで、此に青葱を絡めて頂くのが非常に美味い。 バンタムさんに依ると凪のチャーシュウには、厚手のタイプとこの日の様な薄いタイプが有るそうだ。 脂身のやや多い肉っぽいタイプよりも、このチャーシュウらしいタイプの方が、より小生の好みに合う。 普段なら替玉を御願いするのだが、この日は続きが予定に組まれて居て、自重。 厨房の夏さんにも、一応の「年末の挨拶」をして、駅へ急ぐ。
この日は新しい携帯箸のデビュー。 前の箸はスリッピーで使用期間がたった10日間と云う無駄遣い、否、勉強代。 今回の箸は材質、デザイン、そして滑り難さの全てに於いて前の箸以上で、値段だけは「以下」。 バンタムさんの御言葉に甘えて、喰後に洗って頂いた。 申し訳無い…
この日のフォトは、W53CA で何の設定もしないで撮ったものだ。 うっかり予備のバッテリーを充電し忘れて、30秒だけの残電力でバタバタ撮ったのだ。 こんな時に備えて、EMONE 兼用のリチウムバッテリーも持ち歩いては居るのだが、そんなものを繋げて居る間に凪豚骨が延びてしまうもんね。
Baku
posted by claris1 at 20:53| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月24日

マイ箸2

先日、マイ箸のアーティクルをアップしたが、其の中に書いたように「麺は喰べ難い」。
滑って、滑って、味わって喰べて居られない程だ。 箸先が丸い上に金属にウレタン塗装して居るようで、滑り止め効果が薄いようだ。 今更「止める」訳にも行かず、2800円の衝動買いを悔やむ。 でも、まぁ使って判る事のひとつと諦めて、ネットで改めて探した処、箸先が角ばって居て、天然木に漆仕上げと云うのを見付けて、注文。 今回の製品はケース付きで、ケースにはポケットに留めるクリップも付いて居て、携帯性が高そうだし、ケースと併せても2600円。
Baku
posted by claris1 at 23:36| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月23日

今日の渦 其の196

ウズリマスパーティの際にブルゾンを渦に忘れて来てしまった。 奥さんが習い事に出掛けてしまった祝日の夜、其れを取りに本鵠沼へ伺う。
祝日の夜と云う状況で、シャッター組は数名。 でも、直ぐにほぼ満席に為る。 ビールを一杯頂いて、摘みはヒナダレ。 パーティのプレゼント交換でゲットしたAちゃん準備の箸で頂くと更に美味…かも。 相変わらず柔らかい喰感に充分なタレが滲み込んで、極楽状態。 パーティのフォトでプチ盛り上がった後に、芳実オーナーに我侭を云って、アンティノリを開けて頂く。 お母さんに鶏唐を御願いして、極楽レベルがもっと向上。 ヒナダレから鶏唐のコースがすっかり小生の定番に為った感が有る。 好みのワインで頂くと尚更だなぁ…
扨、この夜2回目の我侭は、主麺。 火曜日の夜なら限定の「麒麟」も良いのだが、具沢山の麒麟は小盛にして頂いても厳しそうだ。 で、つけ麺を選択したのだが、久し振りに「塩」のつけ麺を頂きたくて、芳実オーナーに御伺いを立てる。 少し躊躇ってから、「味見して見ますので、一寸時間を下さい」との事。 「いや、醤油味でも良いから…」、「タレは有りますので」、と云う様な遣り取りが有ってから暫し。 「大丈夫です、イケます」との御託宣が出て、晴れて超久し振りの「塩つけ麺」が目の前に。 小盛にせずにノーマルでドーンと頂く。 そう、麺を少し直喰したいと云う気持ちも有ったのだ。 ツルっとした表面とモチィ中身の麺の断面は矩形。 この麺は風味もたっぷりだし、冷水で締めた後の歯応え、喉応えが最高だ。 さぁ、スープも先ずは直飲。 おぅ、確かに渦の塩つけ麺のスープだ。 ナンだか懐かしいぞ… 適度に魚介が香り、塩風味に華やかさが加わる。 浮いて居る白胡麻と焦がし葱も確り風味に貢献して居り、透明で清廉なスープとの相性も抜群。 記憶よりも多少オイリーな感じも有るが、熱々の温度の所為かもしれない。 で、件の麺を件のスープに落として、吸い込む。 極楽を突き抜けそうだな(笑) 無理を強いて造って頂いたが、流石に凄いモンだ。 凄いと云えば、添えられて居る塩ハーブのチャーシュウが絶品。 薄いテイストでは有るが、確り美味い。 実は其前に「ワインに合いますよ…」と、試喰させて呉れたのだが、確かに、確かに… で、其のチャーシュウが添えて有ったので、万歳物だ。 醤油のつけ麺も勿論良いが、偶の塩は珠の塩で有る。 次回は味噌のつけ麺も頂きたいなぁ。
ブルゾンもコートも忘れずに、21時を過ぎた辺りで引き上げて来たが、有り難さが身に滲みる。
Baku
posted by claris1 at 23:29| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月22日

今日の渦 其の195 (ウズリマスパーティ)

渦のクリスマスイベント、「ウズリマス」も3回目を数える。 皆勤賞狙い?で、2008年も遣って来た。 今回はパートタイムバーテンダーのMさんの奥様と待ち合わせての参加。
サービス精神旺盛な芳実オーナー、お母さん、R子さん、Aちゃん、Mさん、更に常連客の皆さんも仮装に加わり、大賑わいは例年の如くだ。 2008年の女性陣は、皆さん!がチアリーダースタイルに身を固められて、最新の手振防止機能を搭載したデジカメでもシャープに決まらない程の瘧(おこり)が身体を揺らす。 嗚呼、芳実オーナーのコスチュームも凄過ぎるかも… 盛大なオープニングイベントに引き続いての乾杯。 カウンターやテーブルには、沢山、沢山の料理が並ぶ。 3回目とも為ると小生も少しは学習して居て、Aちゃんのヒヤリングに「らぁめんは先」と御願いした。 スペシャルらぁめんは、味噌、若しくは醤油の「追加的担々麺」。 辛い担々ソースと白髪葱/水菜が別皿で添えられたらぁめんが提饗される。 小生が選択したのは醤油テイストだが、普段よりも魚介風味を少し抑えて、スッキリ味に仕立てて有る。 勿論、スッキリな中にコクと深みが存在して居て、何時もの渦味、凛とした輪郭が伺える。 1/3程頂いた処で、担々ソースと白髪葱と水菜を投じる。 優しく掻き混ぜて、スープにソースを馴染ませて頂く。 爽やかな担々スープに変じた! 醤油のスープと担々ソースが実に見事に嵌った。 ジグソーパズルの最後ワンピースを押し込んだ印象とでも云おうか、ピッタリとは将にこの事だ。 ギトっとした部分が無い担々麺と書いてしまうと、「物足りない」のだろうと思われてしまうのだろうが、担々麺が担々麺で有るべき要素は全て押さえて、其の上で執拗い部分だけを掬い取った。 辛いも辛いし、辛さに隠した甘さも静かに顔を覗かせて居る。 こう云う、清々しい担々麺は、小生は非常に好みで有る。 良くもまぁ、こんな風に併せて、ドンピシャな味わいに仕立て上げられるものだと、大いに感心、感服。
此れで心置き無く、鶏唐、稲荷寿司、ポテトサラダ等々に箸を伸ばす。 本当にどれも美味しくて、思いっ切り太りそうだ。 否、間違いなく太った!
其の後もビンゴゲームやプレゼント交換、XXオンステージとイベントや出し物が目白押しで、飽きる事が無い。 Nさんのミュージックディレクターもすっかり御馴染みの光景だ。 4時間半もあっと云う間で、名残惜しくも御開きの時刻と為る。 すっかり堪能、楽しませて頂きました。 有難う!!
全ての料理のフォトはとても載せ切れないので、主麺とAちゃん特製のプリン(プリンは…35年振り位に口にした)とMさん特製のスーパードライジンに厳選。
Baku
posted by claris1 at 15:32| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月21日

今日のワイン 其の236

シャトー カントナック・ブラウン
Chateau Cantenac Brown 2002
友人との忘年会での2本目。 焼肉屋のオーナー殿が3万円ものボトルを開けようとするのを止めて、彼がセラーからピックアップした中から、小生が選んだのはシャトー・デギュイユだった。 余談だが、陣内智則さんと藤原紀香さんとの結婚披露宴で振舞われて、(更に)有名に為ったシャトーだ。
だが、何をどうした事か、オーナー殿がシールカットしてしまったのが、此方のボトル。 勿論、本来なら当方が気を遣う必要等全く無いのだが、友人のひとりがオーナー殿と入魂(じっこん)と云う事情が有るので、此処は「其れで結構ですよ」と云うのが、処世で有ろう。 実際、友人の誰もワインに拘りなんか無い(肉には有っても?)のだし…
で、カントナック・ブラウン。 選りに選って、コイツを「間違って」開けるだなんて、態とじゃないか… 元々、胡散臭いものを感じて居たのだが、友人の手前、そう云う訳にも行かず、だが、オーナー殿が知らない筈も無い悪評が、カントナック・ブラウンには有る。 1855年の格付けで第3級にランクされては居るが、其の実力を疑う声は少なく無いし、90年代に入ってからは酷評続きで、「5級に格下げすべき」と云われる事さえ有る。 大体、マルゴーに有り乍、英国風の名称、建物。 其れに品の無いエチケットの色… 坊主憎けりゃ袈裟迄なので有る(笑)。
3/4はカベルネ・ソーヴィニヨンで、メルロと併せて90%。 残りがカベルネ・フランとプティ・ヴェルドと云うセパージュ。 カラーは矢張、濃いガーネットカラーで、ブーケは独特のスパイシーな香りが鼻腔に届く。 羊を喰いに来たのでは無く焼肉だろう? って、文句が頭に渦巻き始めると止まらなく為る(笑)。 オーナー殿は余程、ポイヤック好きなのであろう。 これもマルゴーよりもポイヤック的な味わいの液体で有る。 更にナンだか豪腕なタンニンにノックアウトされそうだ。 味わいとしては、バニラ風の樽香とカシスとミント系なのだが、徐々にスパイシーさと渋味が勢力を増して来て口当たりを悪くする。 ま、飲む順番だけは正しかった様だが、エレガンスに乏しく、とてもシャトーランシュバージュのオーナーで有る、ジャン・ミッシェル・カーズ氏が指揮を取って居た頃のボトルとは思えない。
Baku
posted by claris1 at 00:39| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のワイン 其の235

シャトー・ポンテ・カネ ポイヤック
Chateau Pontet-Canet Pauillac 1999
過日、娘と伺った「友人紹介の焼肉屋さん」。 この日は其の友人達との忘年会で再訪。 ワイン選びは任せて貰ったのだが、オーナーの趣味に合わせて、この夜の1本目は、ポイヤックのシャトーから、ポンテ・カネ。 そう、前回のランシュバージュの記事に書いたように、もうひとつの「ポイヤックのスーパーセカンド」で、第五級格付も同じだ。 評価の低かった長い時節(面白い、可笑しなトピック満載だが)を経て、94年以降はアルフレッド・テスロンの力(財力も含めてだが)で、其の評判を上げて来た。 今では畑のロケーションがムートンの直ぐ向かいと云う条件を裏切らないボトルを沢山(メドックの格付シャトーで一番)出して居る。 18を数える五級のシャトーの中では、一応1番。 焼肉屋のオーナー殿は99年を「悪い年では無い」と仰るが、巷ではそうは云わない。 RPを引き合いに出すのは賛否有ろうが、2003年(前回頂いたランシュバージュはこのヴィンテージ)が94点なのに対して、このヴィンテージは88点が精一杯。(因みに05年は96点ね) でも、純粋にボルドーワインを飲むのを楽しんで居る友にこんな薀蓄を語る程、小生は愚かでは無い心算だ。
オフヴィンテージだけに、開くのも早いだろうとオーナー殿に頷いて、テイスティング。 アロマは弱いが、スワーリングすると見違える様なブーケが立つ。 焼肉屋でデキャンタリングと云う訳にも行かず、抜栓してからビールなんぞを飲んで、20分程の御目覚タイムを置いて飲む事に。 深くて濃い、と云うよりはダークガーネットカラーに見えるが室内が暗いので判然としない。 セパージュはランシュバージュと同じ様だが、漂う香りは、カベルネ・ソーヴィニヨンとオーク樽と云う小生好みの其れ。 味わいはポイヤックの教科書的とでも云おうか、纏まりが良く(きっとフィネスが充分と云う表現に為るのだろうが…)古典的なボルドー、いやポイヤックが其処に有る。 タンニンが思いの他強い。 確かに飲み頃を迎えて居るが、未だ硬さが残る。 液体自身は、カシスとブラックベリーにコーヒーとバニラ、其れにオーク樽の甘さが比較的シンプルな構成を為し、密度は高い。 判り易いテイストなので、間違った選択では無かった、筈。
Baku
posted by claris1 at 00:34| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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