2008年12月31日

今日のワイン 其の244

シャトー ラ・テュルリー
Chateau La Tuilerie 2000
2本目が此れなのだが、何処でセラーに紛れ込んだのかが記憶に無い。 ネットで調べて見てもさっぱりヒットしないので、この金文字のエチケットのボトルは屹度、怪しい紛い物に違いない(笑)。 インポーターはメルシャンなので、まぁ、素性は明らかなのだろう。
随分と明るいカラーで其れっぽくない。 ロケーションは、GRAVES と云う事だから、ボルドーの南端のあの砂利土壌のアペラシオンだ。 本来ならもっと官能的な熟成香が有る筈なのだが、2000年ヴィンテージの割にはライトで爽やか… と云うか色っぽくない。 フランス語の情報しか見付けられなくて解釈が怪しいのだが、メルローが45%でカベルネ・ソーヴィニョンが42%、其れにカベルネ・フランとプティヴェルドが加わる。 ブーケは弱いが、このセパージュらしからぬ甘くて優しい味わいで、大人しくインパクトに乏しい。 其の分、開き易い印象で、理解が直ぐに及ぶ感じだ。 タンニンもソフトで全てが控え目に設えて有り、黒い果実味とかスパイシーさとか、このアペラシオンの特徴を感じないので、困った?。
Baku


posted by claris1 at 18:33| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のワイン 其の243

ドメーヌ バロン ロートシルト メドック レゼルブ スペシアル
DOMAINES BARONS DE ROTHSCHILD MEDOC RESERVE SPECIALE 2004
漸く里帰りした娘に、エアロデキャンターのデモをして見せた。 其れには、視覚的効果に加えて、デキャンタリングの効果も知れるようなボトルが良い。 で、この1本。
「ドメーヌ バロン ロートシルト」は、この名称だけで「受け」そうだが、DBR社と呼ばれて安価な、イヤ、コストパフォーマンスの良い「ラフィットライク」なボトルをリリースして居る。 特に「レゼルブ スペシアル」と大層な肩書には「ラフィットのエレガンス」が込められて居る、そうだ。
比較的濃いカベルネ・ソーヴィニヨンカラーの液体が、デキャンターの内壁を伝い落ちるのは壮観だが、効果の程は如何なモンだろうか。 ブーケも初口もティピカルなメドック然として居る。 特別に素晴らしい訳ではでは無いが、このクラスの水準以上のレベルに有る。 確かにデキャンタージュの効果が判り易かったと自賛。 セパージュは諸説有って(笑)、カベルネ・ソーヴィニヨン70%にメルロ30%が通説だが、カベルネ・フランが入ると云う記事も見掛けた。 典型的と書いたが、其のテイストは「ブラック・チェリーの果実味にスパイシーな酸味が追い掛けて来る」と云う奴だ。 纏まりは悪く無いのだが、重厚と云うよりも厚ぼったさが感じられ、少し温いタンニンが「切れ感」を悪くして居る。
ま、「5本の矢の紋章」を有り難がたがって頂くには、虚仮威し効果は満点だろうね。
インポーターも色々の様だが、小生が手にしたのはサントリー。 ビール会社がワインのインポートを手掛けると、何かとコメントを頂戴する事も有る様だが、クオリティの劣化を感じる事は無かった。
Baku
posted by claris1 at 17:05| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日の渦 其の197

大晦日に為って、漸く年の瀬気分が高揚する。
早朝からファミリーパーティ?の準備や買出しに慌しいからだ。 この日は朝8時には一家で買出しに出発。 其の買物が漸く終了したのが、正午過ぎに為り、デパートの駐車場に車を駐めた儘、本鵠沼へ小田急電車で向かう。 最後の渦訪問のタイミングは非常にラッキーだった。 丁度、3席の空席が有ったのだが、其後は行列が長く為り、引き上げる頃には10人以上の方が御待ちだ。 大晦日迄、賑わう渦なので有る。
奥さんと娘はビールだが、小生は水で我慢。 ふたりは「煮干醤油」を頼んで居たが、小生は「ピリ辛醤油」を御願いした。 そう、古の「乱」の流れを汲む作品だ。 中々と云っても屹度、程々に辛い醤油スープには、刻んだ焦がし葱が鏤められて居り、香ばしさも充分で小生の好みの味だ。 特にベースに為る渦の醤油スープが上品で豊かな味わいなので、其処に適度な辛さが加わっても、決して纏まりが損なわれない。 此れがピリ辛でも辛味だけに代表されてしまわないスープに為る所以だ。 腰の有る細麺と組み合わせて、やっぱり、辛味醤油のスープとしては「スーヴェラン」なので有る。 2008年締めの一杯、大いに結構で御座いました。
出合った常連の皆さんに御挨拶をして、さぁ、年末酣(たけなわ)で有るぞい。
Baku
posted by claris1 at 15:41| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月30日

凪@渋谷 其の158

仕事納めが1日づつ延びて居る娘を迎えに渋谷に出て来た父親が待つのは、凪@渋谷。
暖簾を潜ると琴の音が流れ、気分は正月だ。 バンタムさんの座談会の記事が載る地元誌を拝読したり、生田氏の記事が踊る「ラーメンウォーカー」(だったかな?)に目を通し乍、ビールグラスを2杯空にした処で、漸く娘が遣って来る。 この年最後の凪の限定は「雑煮ラーメン」と伺って居たので、迷う事無く其れをバンタムさんに御願いする。 夏さんが「麺が無ければ、御雑煮」、と笑うように鶏の出汁の効いたスープは、将に其の通りだ。 特に小生の実家の雑煮は鶏仕立てだったので、笑っちゃう程に新春を寿ぐ味に為って居る。 乗って居る鶏肉も出涸らしでは無くて、キチンと旨味が有り、スープと相俟って美味だ。 椎茸に三つ葉、蒲鉾、更に留めの御餅が入って、寧ろ、中華麺が入って居るのが可笑しい程だが、其の中華麺が意外な程に雑煮スープにマッチして居る。 細くてスープの持ち上げが良い麺は、雑煮味も其成に熟なしてしまうって感じだ。 一足早い御正月を味わって居ると、残りの御客様も御一人に為って居り、大掃除の邪魔をせぬようにと引き上げる。 そう、二回目の「年末の挨拶」を振り撒き乍…
Baku
posted by claris1 at 23:02| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月29日

今日のワイン 其の242

アンティノリ バディア・ア・パッシニャーノ・キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ
Antinori Badia a Passignano Chianti Classico Riserva 2001
「銀杏」の2本目は此れに決めて、シャンパンと同時に抜栓して頂き、デキャンタージュを御願いして置いた。 先日、渦の芳実オーナーに無理を云って抜栓して頂いたのと同じ、アンティノリ。 御無沙汰して居るワイン友のブログの最近のアーティクルには、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノが掲載されて居るが、此方のボトルは、サンジョヴェーゼ100%のキャンティ・クラシコ。
最初にエチケットに就いてだが、小生は90年代の始めにスイスに赴任して居た事が有る。 当時は勿論、今もスイスはEUに加盟して居らず、ユーロも可也使えるとは云え、独自の通貨スイスフランを使用して居る。 其の紙幣は中々凝ったデザインなのだが、このボトルのエチケットはスイスフラン紙幣と同じ印刷手法を採って居るそうだ。 そう云えば、そんな手触りかも…(嘘です)
デキャンターに注がれた液体は、ダークなガーネットカラーで、サンジョヴェーゼ感がタップリ。 ブーケも如何にもって感じだ。 口に含んでもキャンティ・クラシコっぽいと云ってしまえば、其れ迄なのだが、安いサンジョヴェーゼに有り勝ちな雑身が少ない乍、トラディショナルな味わいと云う一寸不思議なテイストだ。 比較的粗野なテイストのボトルが多いキャンティ・クラシコの中では、優美な印象が口に残るのは、タンニンがマイルドで口当たりの良い事に起因しそうだ。 深みの有る果実味に酸味が艶やかに広がり、其のバランス感覚にアンティノリの実力が光る。
翌年も亦、こんな機会が持てるように…
Baku
posted by claris1 at 17:46| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のワイン 其の241

アンリオ ブリュット スーヴェラン
Champagne Henriot Brut Souverain
年に一度の一寸贅沢な Year End Dinner に、娘とふたりで遣って来たのは、この年も台場の日航ホテルの「銀杏」。 ワインの品揃えが豊富な鉄板焼屋さんだ。 シャンパン好きの娘の為に乾杯に撰んだのは、アンリオ ブリュット スーヴェラン。 夏の「NIKKEIプラスワン」でトップ評価に為ったシャンパンで、インポーターはサントリー。
少し濃い目のカラーに細かいバブルの液体は、意外にアルコール香が高く確りしたボディだが、ミネラルの香りはそこそこで尖がった感じが少なく、結構飲み易い。 他のシャンパンと少し味わいが異なると思ったら、ピノ・ノワール60%にシャルドネ40%だそうだ。 こんなにシャルドネを加えるので、この輝くような色合いと力強いテイストに為るのかもしれない。 しかし、「スーヴェラン」とは良く付けたもので、此れって、「最高の」と云う意味だよね… 
RP(亦々)に拠れば、クリュッグやサロンと並ぶ5つ星。 と、すればコストパフォーマンスは非常に宜しいボトルと云う事に為る。 但し、ホテルのレストランで飲んでは、安くは無い …が、年に一度だから、良いので有る。 専用のシャンパングラス(フォト)で頂いたのだが、余韻を引く味わいは確かに美味しかった(シャンパンは良く判らない)が、アンリオにはヴィンテージボトルの「ミレジメ」と云う上位のシャンパンが有る。 「最高」以上なら是非試して見たい。 JALのファーストクラスに乗れば無料で飲めると聞いたが…無理だねぇ。
Baku
posted by claris1 at 00:35| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月28日

今日のワイン 其の240

ジュナール・メルロー
Jenard MERLOT VIN DE PAYS D'OC 2006
随分前に何処ぞのパーティで景品に頂いて来たボトル。 このエチケットの絵画は、ロートレックだよね? 輸入業者はアサヒビールだが、モンペリエのジャンジャンと云うダイナミックな名前の会社は、葡萄畑も広くて歴史も130年以上らしいが、小生は良くは知らない。 何れにせよ、1000円程度のボトルの筈だ。(頂いたボトルの値段を詮索するのは良くないのだろうが…)
セラーが満員で小型の冷蔵庫に仕舞って有ったのを引き出して来て、奥さんの外出中にこそこそと自室で隠れ飲む。 デキャンターを使って見たくて… と、丸で子供の様だ。 1時間程は室温で温めて?置いたのだが、未だやや低めの液温。 中々濃い目のガーネットカラーだが、香りが乏しいのは液温のせいもあろうが、其れにしても、だ。 ナンだか紅茶のようなテイストがする。 謳い文句の「ベリー系の甘い香り」は感じなかったし、「豊かなボディのワイン」でも無い。
Baku
posted by claris1 at 10:56| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ファンネル付ワインデキャンター

何時も御世話に為って居る知人のバースデイにデキャンターを贈った。
こんなに壊れ易いものをプレゼントするのは意地悪みたいなモンだが、眺めて居る内に自分用にも欲しく為った。 自分が欲しいと思う物を贈るのは正しいと自己弁護。 当然、綺麗に包装して頂くには及ば無いので、安く買おうとネットで探すが、メーカー(ナルミ)のホームページも含めて売切ばかり。 益々欲しく為って、結局、同じ地元のデパートで最後の1セットを購入した。 2日続いて同じ物を買いに来た客はすっかり覚えられたろうな。
「セット」と書いたのは、このデキャンターはふたつのパーツから成って居るからだ。 本体の他に「ファンネル」と云う部品が付いて居る。 Funnel と云えば聞こえは良いが、「漏斗(じょうご)」の事だ。 正式名称は「エアロデキャンター」。 漏斗を通じてデキャンターにワインを流し込むのだが、漏斗の根元には2方向に穴が穿たれて居り、ワインが広がって空気に触れ乍、デキャンターの中に落ちて行く仕組みなのだ。 この内壁に沿って広がり落ちて行く様が、美しい。 ガラスには酸化鉛を使って居ないので、「クリスタルガラス」では無いのだが、酸化カリウムを使ってクリアな質感を呈して居る。 何時迄割らずに居られるものかは判らないが、里帰りした娘を驚かせようと待って居る。
Baku
posted by claris1 at 00:09| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月27日

今日のめじろ 其の446

昼に小生が「ますたに」で年末の挨拶を交わして居ると、娘から「めじろで昼喰中」とのメールが届くが、R店長に御挨拶する事も無く引き上げた様だ。
オフィスの納会を抜け出して、代々木に。 流石に2008年最後の金メジと有って、常連さんで溢れて居る。 端の席に収まって、ビールに続いて先日、口を切らなかった壱岐っ娘を…、納会でビールやキャンティクラシコを仕込んで来たのに未だ呑むのかい? この日、過日のフォロー健診の結果が戻って来たが、「γ-GPT は、まぁまぁの結果だったので」って、其れがイケナイ。 痛風危険信号は喫水線を超えたので、ビールは、ビールはぁ… Mさんにチャーシュウを焼いて頂いたのだが、この日のチャーシュウは脂身十二分で…、抗決死賞じゃなくて(って、凄い変換)、高血脂症で悪玉コレステロール満載の小生には厳しい美味さだ。 序に貧血気味(ドロドロで薄いってかい)なので、煮込を頂く。(関係無いか) 大根、牛蒡、人参、蒟蒻、葱、其れに牛筋肉と具沢山。 暖かくて、味噌のピリ辛で、ボリュームが有って、この夜の様にとても寒い季節にはピッタリだ。 テイストも此等の具材の味を素直に引き出して、濃厚だが濃く為り過ぎずにサクっと拵えた感じで、好み。(手間は掛かって居るのかも知れないけれど…) Kさんは、此れにつけ麺の麺を浸して喰されて居る。 おぅ、良いアイデアかもしれませんねぇ。 と、云う訳で、この夜のスペシャルは、感謝を込めて(と祐貴社長)500円!の「塩つけ麺」。
先ず、フォトでは「白飛」した部分をカットしたので、半分しか映って居ない麺のコ麺トから。 本当にR店長は製麺が上手だ。 つけ麺なのにコイツは細麺。 大体、見た目が綺麗だ。 白飛の言訳では無いが、照明の光を反射して輝いて居る。 見掛通りツルツル感が高くて気持ち良く喉へ落ちて行く。 何時ものように、直麺喰いして見たが、ツルツルの外皮とは裏腹に適度な粘気が有って、とても宜しい。 塩のスープに合わせて、小麦粉風味は少し抑えて…(意識したのかどうかは知らないけれど、結果はそう) 唯一の難点は、水切の手法にも因るのだろうが、下の麺が固まり、祭る事だ。 此れが無ければ、満点だ。
スープは鶏と飛魚(アゴ)の清湯薄塩味で、麺に負けない綺麗なテイスト。 味を薄くして居て尚、充分な深みには様々な具材の要素が潜む。 ライトテイストには、恐らくふたつの理由が有るのだろう。 一つ目は、祐貴社長の十八番で有る黒葱油の香ばしさとの兼ね合い。 二つ目は、3玉浮かべたチーズ入りの捏ね。 柔らかく仕上げて有るので、しょっぱいスープが滲みてしまってはねぇ… いや、小生の下衆の勘繰ですが… 何れにせよ、上品に美味い。 前述の黒葱油の香ばしさや捏ねのホッとする味わいや水菜・白胡麻、そしてトロネギも計算通りの結果に。
先日、渦で芳実オーナーに無理を云って、久し振りに塩つけ麺を造って頂いた事は、この夜を予見しての事では無いのだが、過日に続いて、兄弟競演を楽しませて頂くラッキネスを味わう。 塩つけ麺に関しては、スープのテイストの方向は違うが、「美味い」と云う最高の共通項が有る。 なんか感動…
オヤジさんに「にんにくってどう書くの?」と紙を渡される。 漢字多用(勿論、態と)のブログ主としては「大蒜」と書けて良かった… が、Kさんから「葫」の字も教えて頂く。 FILE さんは御仕事に戻られたが、小生はオヤジさん御夫妻が席を外されたタイミングに納会に戻る羽目に為り、年末の御挨拶もせずに失礼してしまった。
娘は深夜に凪@新宿に居た様で、代々木から流れたKさんに目撃されたとか…
Baku
posted by claris1 at 14:03| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

京都銀閣寺ますたにラーメン@日本橋 44回目

2008年の仕事納は26日と勝手に決めて、「ますたに」に御挨拶に伺う。
この時刻に為ると下準備の丼がドンドン並び、オーダーに応じて麺の茹時間や具の増減をアレンジして盛って行く。 基本的にひとつの作品なので、提饗も速く出来る。 この回転の良さも御客様を呼ぶ要因のひとつだ。 忙しそうなホールのオバチャンを待って居ると料理長さんが厨房から顔を覗かせて、「1分で?」。 此れで2回目の問いに「御願いします」と応える。 2週間振り位だが、変わらない見掛の変わらないテイストの丼が其処に有る。 そして、其の変わらない味が好みだ。 特に葱を絡めて頂く場合では、このスープと麺(固さも含めて)が最強のコンビだ。 いや、葱と合わせてのトリオと云う事か。 「薄ボソチャーシュウ」や「ドウデモメンマ」は、端役だが芸達者みたいな印象。 この日も楽しんだ13分間だった。
レジで「来年も宜しく」とボソっと云って、オフィスに戻る。 程々を弁えた常連さんなのだ…
Baku
posted by claris1 at 00:53| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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