2008年11月15日

今日のワイン 其の231

カ マルカンダ マガーリ 2003 ガヤ
CA' MARCANDA MAGARI 2003 TOSCANA GAJA

都庁の45階にある「ラ・テラッツア」のカウンターからの夜景が好きだ。 晴れて居れば勿論だが、雨に煙る東京の街も捨てたモンじゃない。 何時かの様に霧で真っ白と云うのも其れは其れで結構だ。 20時30分に為ると、ディズニーランドの花火が遠望出来るが、この夜は其れがハッキリと見える視程の良さだ。 そう云えば、麺友のマリーさんが、動画で撮って居たなぁ…等と想い乍、そんなタイミングに2本目を選ぶ。
此れも以前に頂いた記憶が有る。 ボーリングのストライクマーク(「]」(ローマ数字のTen)は完璧を意味する)のようなエチケットは、忘れる筈も無い。 だが、2年前に頂いたのは、この御店では無かったようだ。 ヴィンテージが違うが、自由が丘よりも新宿のプライスの方がリーズナブルと云う事も有るようだ。 前者の御店は地下だったので、夜景の分が更に御買い得だし…
御馴染みのボルドーブレンドのボトルだが、バーテンダー氏のグラスのセレクトは… ま、いいかぁ。 御作法や仕来りもあろうが、気分とムードを優先(笑) で、再び3人でグラスを挙げる。
このボトルの薀蓄は2年前の記事の繰り返しに為るので、省略するとして、カラーは深く濃いガーネット。
嗅ぎ慣れたメルロとカベルネ・ソーヴィニヨンの香りに香草のニュアンスが交じる。(えーっと、開口部をクローズしたグラスの方がベターです(笑)) テイストは膨らみ感がたっぷりで、やっぱりガヤのボトルだと思う。 でも、ブラインドテストされたら、先ずボルドーって答えそうだな。 木苺にブラックベリーも加わりインパクト性が高い。 タンニンも中々元気で力強い。 アフターの引きも充分で、こう云うタイプも好きなのだが、其の日に空けるボトルを事前にプランして置かないといけない。 其の意味でこの夜は合格。
あらら、湘南新宿ラインの最終を逃し、品川へ廻る羽目に。 娘はゴールデン街へ向かったのかな、かも?
Baku


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今日のワイン 其の230

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ マストロヤンニ
Brunello di Montalcino DOCG MASTROJANNI 1999

娘から「飲みに行かない?」のメールを受け取ったのは、下りの電車が多摩川を渡って居るタイミング。 「行くともさ」と返して、慌てて川崎駅で降りると、タイミング良く上りが入線。 30分後には珍しく真艫な装いの娘と都庁の最上階の「ラ・テラッツア」のカウンターに並ぶ。 シニアなバーテンダーのI 氏が、「御久し振りです」と迎えて下さる。 小生が伺う事が多い火曜日が氏の公休日な所為も有るが、確かに45階に上がって来るのは、半年振りにも為ろうかと云う程だ。 其れでも覚えて居て下さるのは、嬉しいものだ。 乾杯は何時も、黒ビール。
贅沢なディナーには一月早いが、好みのワインを飲もうと決めて、リストに目を走らせる。 サバティーニ経営とは云え、此処の品揃えは多くはない。 以前に頑張ってオーダーしたリストの最後に記載された「シエピ」を含めて、制覇?済みだ。 この夜は2本空ける気満々だったので、中処からセレクトする事にして、以前頂いた記憶をサーチして、最初の1本に選んだのが、此れ。 I 氏の指示で3人のスタッフがセラーの前でボトル探し…、「あぁ、有りました!」、「良かった!」 この夜は御客様も少なかったので、「抜栓させて…」と御願いして見た。 ソムリエさんが相手なら、親しくても申し上げないリクエストなのだが、氏は快く頷いてソムリエナイフを渡そうとして下さる。 何時も持ち歩いて居る外出用のソムリエナイフ(780円には絶対見えないと自負)を見せると、「へぇ!」と驚かれる。 鼻持ち為らぬ奴と思われなかったかと、チト心配したが、そんな気遣いは無いようで… カウンターの御客さんは、熱愛?カップル(Keep them alone) だけなので、グラスをもうひとつ頂いて、3人で乾杯。
グラスのカラーは比較的明るいのだが、其れを眺めて居ても、熟成感が漂って来る。 ブーケも相応に深いが、何処かに先日、京都は山崎で嗅いだ香りを感じるのは何故? サンジョヴェーゼ・グロッソの存在感が一杯だが、圧倒的と云う印象では無く、穏やかで確りと云う処が、好ましい。 どちらかと云うとクラシカルな味造り(製法には斬新な部分も取り入れて居るそうだ)で果実味と酸味のバランスも悪くないし、タンニンの主張も激しくは無いが、緩すぎもしないと云う弁えたイメージ。 モンタルチーノの一番南東部の畑で不断(ふんだん)に陽光を浴びて育ったであろう、評判の1999年ヴィンテージだが、美しいカラー以上に熟成加減が程好い。 屹度、ベストタイミングじゃない!?
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、最近ナパからトスカーナに移住した小生の最も御気に入りのひとつだ。 バローロと合わせて、イタリアワインの双璧だ。 敬愛するワイン友が良く使われる評価要素に「コストパフォーマンス」が有るが、このボトルも屹度、評価して頂ける。 ネット買いでも勿論だが、サバティーニ系列の店でこのリストプライスなら、更に!
Baku
posted by claris1 at 01:19| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月14日

無限庵@神田 13回目

折角の上天気なのに、急いで居た。
前夜、娘とワインを2本空けて、御腹を労わって遣る必要が有ったのに、時間は無かった。 で、栄屋ミルクホールには伺えずに、より近い「無限庵」へ。 この店が開店した当初、玄さんが腕を揮って居た頃は、良い店が出来たと喜んだものだが、先日の鶏白湯は美味しくなかった。 否、小生の好みでは無く為ってしまった。 其処で最後のトライは、ベースの醤油ラーメン。 気紛れで前日の一茎草と同じくメンマのトッピングを追加。 勿論、丼に加えて頂いて結構なのだが… サービスのサラダは、キャベツの比率が高く為った。 レタスと貝割が良いのだが、サービス品に文句を云うのも、ドンなモンだろう。
扨、鶏白湯と違って、調理時間は短い作品が饗される。 スープを蓮華で掬って驚いた。 此れは煮干スープだ。 鶏白湯でさえ煮干風味だったので、予想はして居たのだが、其れを上回る。 業務用の魚粉ではないかと思われる程に、煮干の臭みやエグ味が出てしまって居る。 黒胡椒を多用して凌ぐが、単純なテイストに終始し、此処には最早「玄」は存在しない。 何処にでも有るラーメン屋さんに為ってしまったようで、結構、がっかりだ。 恐らくはコストダウンに腐心されて居るのだとは思うが、水菜の量は兎も角、チャーシュウの肉質を随分落とされたようで、筋の固い部分が有り、一寸閉口した。 浅草開化楼の麺がナンだか寂しそうに見えてしまった。 うーん、暫く時間を置いてから再訪する事にしよう。 残念…
尚、入口での大声の呼び込みは、屹度、逆効果に為って居るのではないかと、他人事乍、気に為った。
Baku
posted by claris1 at 23:34| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

一茎草@三ノ輪 3回目

玄菜麺が頂きたくて、昼休みに遣って来た。
当然乍、混んで居るタイミングなので、行列を覚悟して伺ったのだが、2席の空きが有り、ラッキーだ。 だが、厨房に玄さんの姿は無い。 昼間はスタッフの皆さんに任せる事にしたのかな。 780円の玄菜麺の喰券に以前頂いた100円のトッピング券を重ねて、メンマを御願いしてして見た。 丼の中にメンマを入れてしまうのかな。 と、意地の悪い興味が有ったのだが、別皿で出して下さった。 流石なのか、当然なのか? 特に微妙なバランスの上に成り立って居る玄菜麺なのだから、麺の上に乗せてしまってはイケない。 このメンマは存外、濃い味付けが施されて居るので、尚更だ。
野菜満載の盛り付けだが、二郎系と違って、上品な見た目だ。 其れにしても野菜の種類は多い、揚げた蓮根(スープに浸して柔らかくしても良い))がふたつ、山盛りの白髪葱、焦がし牛蒡、蘖、菠薐草、更に刻み葱と糸唐辛子が乗る。
揚蓮根と焦がし牛蒡が香ばしさを演出して居り、其れがスープにも伝わる。 其のスープには、油が全く浮いて居ない。 でも、物足りなくは無い。 最初に頂いた時の感激は忘れられないが、少し小生が慣れたのか、やや玄妙さの加減が収まってしまったかな。 玄さんの手に依らなかった所為では無いと思うが… だが、野菜だけでこのテイストと云うのは、やっぱり大したものだ。
玄菜麺だけは浅草開化楼の麺ではなく、専用の麺を使って居る。 この平打の細麺は、以前程ブツブツ切れてしまわなく為り、良く為った。 独特のツルっとして居て、ヌメっとした喰感は面白いものだ。
女性スタッフを筆頭に接客はとても丁寧だ。 1枚使ったトッピング券が、5倍に為って戻って来た。 使い切れないなぁ。
Baku
posted by claris1 at 00:25| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月13日

今日のワイン 其の230

コート・デュ・ローヌ・ルージュ・プレファランス カーブ・サン・ピエール
COTES DU RHONE ROUGE PREFERENCE CAVES SAINT PIERRE 2006
渦の芳実オーナーが選んだ、セラーに納めるワインは、コート・デュ・ローヌ。 寡聞にして、知らないボトルだが、インポーターは「サッポロ」。 成程、One of his reasons は、此処に有った。 忙しい開店直後のタイミングに抜栓を御願いしたが、元々器用なようで、ソムリエナイフも様に為って来た、かも。
御隣の席の常連さんと乾杯。 思った以上に黒いカラーに見えるのは、やや暗い照明の所為も有るかもしれない。 抜栓直後のレッドチェリー系統のブーケは比較的大人しい。 口に含んでもそんな印象が続く。 2006年と、とても若いボトルと云う事も有り、底の広いデキャンターが欲しい処だ。 控え目なテイストなので、「飲み易い」と云うイメージが先行する。 此れは「麺やバー」には悪くないチョイスだと思う。 コート・デュ・ローヌだから、グルナッシュとシラーだろう。 調べてみたら、サンソーも加えて有るそうだ。 サッポロ曰く「すき焼きに入れるとお肉が一層柔らかくなります」。 そ、そうなんだ…
Baku
posted by claris1 at 23:13| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日の渦 其の189

上手く仕事の都合を付けて、シャッターポールで渦に遣って来たのは火曜日の夜。
日曜日の昼に伺って居るので、久し振りでは無いのだが、夜は3週間振りかな。 幸い、雨が降り出すのが遅れて居り、待つ身には有り難い。 一方、風の冷たさは冬到来を思わせる。 そんな中、常連のAさんと御話をして待って居ると、この夜は背広軍団?を初めとして15人程の行列が出来る。 この6名の皆さんがテーブル席に詰めて下さったので、シャッター組は全員が席に着けた。 目出度し、芽出度し。
扨、すっかり冷えてしまったので、ビールをパスして、70度の熱燗… いや、折角、芳実オーナーが揃えて呉れたワインを御願いした。 ソムリエナイフの捌きも板に付いて来たようだねぇ。 で、コート・デュ・ローヌの1本は、サッポロ(義理堅いね)インポートの「カープ・サン・ピエール」。 行列で会話に付き合って下さったAさんと乾杯。 飲み易くて美味しいとAさんの御言葉を頂く。 元々、小生は摘み不要の奴なので、暫くはグラス片手に渦劇場を鑑賞。 火曜日なのに大賑わいで、余裕の有る日限定?で有る「麒麟」の注文が殺到。 この状況は、アクターは大変でも観客を喜ばす。 タイミングを見て、お母さんに鶏唐を御願いする。 わぉ、大盛りだべ! で、其れを堪能。 ワインで頂くと亦、尚更旨いかも! この日は、どうしても…で、ずうぅっと我慢して来た「渦コロッケ」を追加してしまった。 ワインで心が緩んだのかしらん? 何れにせよ、先日の町内の「収穫祭イベント」で100個をあっと云う間に売り切った、渦名物のチャーシュウ入り、豆入りのコロッケはジャガイモ、衣共、トータルで頗る旨い。
最早、ボリュームたっぷりの麒麟は無理なので、久し振りに塩…と云うと、芳実オーナーが少し躊躇う。 醤油のタレを変えたと仰るので、では、其方を是非。 優しい醤油のテイストにジャブ程度のインパクトが加わったイメージかな。 濃い目にシフトした…と云うのと少し違うが、凛とした際立ちが増した。 魚介の風味が此れ迄以上に活きて居る様にも感じるな。 芳実オーナーが仰るには、タレの変更はスープ(出汁の意味かな)以上に違いが出るそうだが、勿論、ベースはソフィスティケイトされたテイストで、其れに力強さが増したようだ。 そして、この麺は中々の実力麺で、オフィスの近くのXXやYYにプレゼントして遣りたいようだ。 このスープ(出汁ではなくて)とこの麺、やっぱり、渦は違うわぁ…
21時前、寒風の吹き荒ぶ中、御待ちの方がいらっしゃる。 責めて、一席だけでも空けましょう。
Baku
posted by claris1 at 00:41| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月12日

めん屋そら@神田 8回目

随分久し振りだ。 神田駅近くの路地に有る「そら」に伺う。後輩が昼喰にラーメンと云うので、無限庵を通り越して遣って来た。 正午を少し廻ったタイミングで、1階はほぼ満席。 2階の女性専用席には未だ余裕が有るようだ。
「雷」を冠したピリ辛系等の新作も有る様だったが、久し振りなのでノーマルの醤油ラーメンを御願いした。 細麺と平打麺が選べるとの事なので、前者で御願いした。 久し振りに見(まみ)える作品は、見掛が変わったかもしれない。 メンマのせかな… 水菜は前と同じだが、こんな細切で固目のメンマを使っては居なかった。 最初、牛蒡かと思ったが、味は薄いが一応、メンマのテイスト。 チャーシュウは、見た目以上にホロホロと柔らかく、スープを吸って好印象。 其のスープだが、少し甘目のジェントルな和風醤油テイスト。 以前はもっと魚介風味だったように記憶して居るのだが、この日はそこそこの印象。 麺は勿論、細身のストレートで、ツルツル感が悪く無いが、風味はボチボチ。 50円プラスでトッピングした「揚げオニオン」(醤油ラーメンにお勧めとメニューに有る)だが、其の名前が「焦がし」で無いだけに香ばしさも不足で、50円の価値を余り感じなかった。 美味しいんだけど、何か物足りなくて、足繁く来ない…って、このイメージは、前回から変わって居ないようだ。
Baku
posted by claris1 at 00:24| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中華料理 大勝軒@清澄白河

この店も以前に FILE さんのブログに掲載されて居た。 下町の一寸興味有るロケーションに在り、此処から江東オフィス迄の3キロ弱は、中々良さそうな散歩道だ。 生憎、この日はこの冬(未だ秋?)一番の冷え込みで、初めてコートを羽織って出て来た程の曇天で、散歩には適切では無い。 でも、結局、W53CA に導かれて歩いたのだが、公園の中の散策路迄、ガイドして呉れるのには、軽く感動。 そして、こんな距離で情けない事に足が痛い…
扨、FILE さんの仰るように、この「大勝軒」は下町の街角にポツンと存在して居る。 有名な店名の大勝軒にも、色々な系統が有るようなのだが、そう云う話は小生には少しも判らない。 云える事は、池袋の大勝軒とは、賑わいの程度が3桁も違いそうだ。 前客1で、後客は0。 所謂、中華屋さんで麺類以外にも沢山のメニューが有る。 FILE さんが喰されたラーメンは550円なのだが、小生は600円の「もやしそば」を御願いしてしまった。 人の良さそうな息子さんが接客担当で、御父上と思しき方が厨房にいらっしゃるようだ。 饗された一杯には、蘖以外にも、筍、人参、木耳、葱、莢豌豆が軽い餡に絡めて乗せられて居る。 この餡の軽さが良くて、懐かし味のスープと凄く合って居る。 昔醤油のようなしょっぱさが有り、油が少なく優しいスープなのだが、仕上げの丁寧さに関しては、同じ傾向の栄屋ミルクホールや「たいめいけん」に敵わない。 だが、如何にも中華屋さんの麺喰と云う感じが伝わって来る。 屹度、中華丼なんかも美味いだろうなと云う確信めいた感想が生じる。 チャーシュウの代わりに豚肉が入って居るのも、そんな連想の素。
だが、ネガティブなインパクトを齎すのが、麺。 と、云うよりは茹で方だ。 元々腰の無いツルっとしたストレートの細麺なのだが、相当に柔らかい。 延びてしまって居る訳では無いのだが、小生には明らかに茹で過ぎに思えてしまう。 次回は是非とも麺固と御願いして見よう。 スープが美味しいので、非常に残念だった。
Baku
posted by claris1 at 00:13| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月11日

今日の渦 其の188

中々夜に伺うタイミングを見いだせないのは、19時のシャッターで到着しようと図るからだ。 其処で日曜日の昼に遣って来たのだが、何と無く開店時刻は混みそうな予感がして15分前にノコノコと店の前へ。 御掃除途中のお母さんに亦しても見つかってしまい、恥ずかしいかも。
シャッターが上がり、何時もの様に一番奥のカウンターに張り付く。 些か寒く為ったのだが、ビールとヒナダレを所望。 肉も柔らかくて美味しいのだが、タレが非常に美味い。 この組み合わせで頂けるのは最高だが、ヒナダレスタイルの方が間違い無く、小生の好み。 ややゆっくりのペースで寛いで居ると、扉の外に御待ちの方々が見えるように為り、オーダーを入れる事に。 そして、「カルボナーラ」をリクエスト。 ハチさんの推奨の作品で、前の週に芳実オーナーからも御話を伺って居たので、この日は是非にと狙って居たのだ。 運良く、最後の一杯を頂く事が出来た。 最後の一杯の理由は、地頭鶏の玉子が最後だったのだ。 普通の玉子では、粘度が不足して水っぽく為るので、ダメだと芳実オーナー曰く。
饗された一皿は、イタリアン。 つけ麺に使って居る麺だと思うが、其れがパスタみたいに感じる程にソースは、カルボナーラ其物だ。 前述の玉子にチーズは勿論、黒胡椒、刻み葱、其れにベーコンの様に感じるチャーシュウも加わる。 勿論、渦ならではの「タレ」が加わり、フライパン無しでのカルボナーラの完成。 パセリか何かのパウダーを振って、糸唐辛子で飾る様子は、ソースの下が中華麺とは誰も思わない。 塩加減が難しいとの事だが、黒胡椒の効かせ具合共々ベストだ。 芳実オーナーが喰材の説明をして呉れたのだが、全部は覚え切れなかった… 何にせよ、ハチさん為らずとも感激の一品。 ハチさんはフォークを使われたと伺ったが、小生は箸でワシワシと頂く。
雨が強く為る前に行列解消に貢献出来たかしらん?
Baku
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2008年11月10日

栄屋ミルクホール@神田 7回目 (少し前の話)

連休明けの昼喰は、栄屋ミルクホール。
足の痛みが少し引いて、片道1キロ程を歩けるように為った嬉しさや、で有る。 御店の方も「連休明け」のようで、準備が中々整わない様子。 そんなタイミングに取材の申し込みが入って一層、慌しい。 支那筍メン(ソバとも云う)700円を頂く。 110円分は何時ものように応援の心算なのだが、この業務用のメンマもこのスープに沈んで居ると美味く感じる。 優しいレトロな味わいのスープは、造って出来るものでは無く、長い長い時間の末に辿り着いた積み重ね。 余人に真似の出来るものでは無い。 ライトで有っても、其処に年輪、地層を感じられる処が、ポッと出の新興店とは著しく異なる。 このスープには旨味以上の何かが含まれて居て、喰べる者を癒して行く。 一方の麺は、まぁ、良い部類には入れて貰えない。 加水率の高いプルンとした喰感は、スープに余り馴染まないし、高加水率の分、緩くも感じる。 でも、其れもこの丼の中に纏まってしまえば、黙って頂ける。 此れは是で良いのだと… この日のチャーシュウは意外と美味かった。 スープの所為も有ろうが、コンビネイションが良いとも云えるだろう。 最初に頂いた菠薐草は現代の物で、昭和の濃い味の野菜は最早、入手困難だ。 特筆したいのは、薬味の葱。 何て事無い、長葱をスライスした(屹度、御婆様の担当)だけなのだが、風味が適切で、弁えた葱らしさを主張して美味い。 葱は包丁捌次第と云われるが、此処に名人がいらっしゃる。
Baku
posted by claris1 at 01:07| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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