2008年10月31日

凪@渋谷 其の150

この週は奥さんの夜遊び?が続いて、旦那殿も外喰を繰り返す。
この夜は、一週間振りに渋谷の坂を登る。 すっかり涼しく為り、朝夕は肌寒い位だ。 坂登りには良い季節に為った訳だ。 娘は残業との連絡が有り、丁度開店時刻にひとりで到着。 扨、ビールは…、やっぱり夏さんの世界一のサントリービールは外せないのだ。 丁寧にクリーミーなヘッドを作って呉れるので、とても洗練された飲感に為る。 店内が賑やかなのは、めじろも掲載された「Tokyo Walker」の(半額チケット)所為?
摘みは「ねぎチャー炒め」。 定番らしいが、小生は初めて御願いした。 刻んだチャーシュウに同じくスライスした長葱。 タレは大蒜風味の醤油。 葱が好きな小生には頗る美味いが、娘のように葱がダメなら難しいかも。 云う程には大蒜が強く無いのも好ましい。 続いて夏さんに御願いした麦焼酎は、凪海と村主。 この夜はひとりでも「焼きラーメン」を御願いした。 とても喰べたかったのだ。 矢張、真似の出来ない旨味は、豚骨スープを持つ店ならではだ。 そして、この立川製麺は本当に久留米の細麺と遜色無い。 本当に変えたの?って程に旨い。 焼きラーメンにもピッタリだ。
西尾さんの渋谷最終日にも居らして居た、春みかんさんが話し相手に為って下さる。 一緒にオーダーした鶏笹身のポン酢和えと云うのも大層美味だ。 ヘルシーメニューなのも大いに宜しい。 〆は、麺では無い。 焼きラーメンを既に頂いて居るので、御飯で。 そう、爆弾山葵飯だ。 変なタイミングで息を吸うと噎せると云う強かな一杯。 此が小生の大好物なのだ。 西洋山葵、そしてタレが非常に美味。 付けて下さったスープは、この夜の日替で有る、鰺塩。 確り風味を強めて有り、判り易い味わいで中々イケる。 めじろの其れがアッサリ系なら、此方は「強か系」とも呼べそうだ。
店の前で春みかんさんと左右に別れて、新南口へ FILE 坂を下る。 ホームライナーでゆったりと戻るが、勿論、乗り越したりはしない。(キッパリ)
Baku


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いけ麺@神田 4回目

亦、寄ってしまった。
どうも、「いけ麺」は宜しく無い場所に出来てしまった。 この昼休みも御日様と爽やかな空気に誘われて、山形屋に向かった。 都心でも秋茜が舞う処が有る処を見付けて、気持ち良く歩いて、「いけ麺」の前に。 カウンターに空き席を見ると、アレ…券売機が何時の間にか目の前に(笑) 何だ彼だ云うが、結構、喰べたい味なんだよね。 この一寸、身体に悪そうなスープ。 この日は原点のラーメン(醤油)、650円。 余裕が有ると御店主のオペレーションも落ち着いて、麺捌きや湯切りもキチンと為されて居る。 其の後、少し調理が立て込んだタイミングに、少し盛付作業が遅れた奥方に、何やら仰って居たが、彼女の方が忙しいのに理不尽な御振舞だ。
中々オイリーな醤油スープは、少し濃くてインパクトも充分。 魚介風味が少ないのも良いし、細くスライスした長葱が、適度な香ばしさを備えて居る。 複雑なテイストでは無いのだが、難しい事を考えずにズイズイ喰い進むのが推奨される御作法に違いない。 縮れた平打麺は、若しかするともっとスープにフィットする麺が有りそうな印象。 でも、具体的には何れと思い付かないけれど。 ロールタイプのチャーシュウは、この日は美味しかった。
次回に山形屋に向かう時は、一本東側の道を行こうっと。
Baku
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2008年10月30日

たいめいけん@日本橋 7回目 (少し前の話)

梅雨(じゃないって)の中休みのような昼下がり。
ますたにの呆れる程の行列を見る様に、たいめいけんの行列も延びる。 だが、「麺コーナー」は2人だけが御待ち、と云う状況で不本意乍、此方へ。 コールスローを忘れずに御願いして、先ず此方のボールを空にして、と考えると結構忙しい。 急いで喰して、消化不良に為るのも賢くは無い話で悩むなぁ。 寸胴の中を覗くゆとりも無く、ラーメンに移行。 アレっ? こんなにオイリーだったっけ? と云うか、スープの表面の油の層が厚いように感じる。 植物性の油だとは思うが、だからと云って安心出来る訳では無い。 スープのテイストは変わって居なくて、ノスタルジックな優しい印象なのだが、このオイルは… 白胡椒を軽く振って遣るのが小生は好きなのだが、オイルフェンスが其れを拒む。 麺はコメントする迄も無く、特に良いと云う訳では無い。 まぁ、ずーっとこのスープと遣って来た麺なのだから、敬意は表してあげないといけないのだろうが。 赤い縁取りのチャーシュウ、存在感の薄いメンマ、チョコンと乗ったサヤエンドウと海苔。 皆、十年一日だ。
Baku
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たいめいけん@日本橋 6回目 (少し前の話)

立秋とは名ばかりで、彩かに見えない風に驚かされる事も無く(笑)、汗が噴出す道を日本橋に向かう。
この日は取引先の皆さんと「たいめいけん」に。 御一人がラーメンをチョイスされたのを幸いと、其れに続く。 ラーメンの前には野菜を喰えと云う「夜中にラーメン…」の教えに従って、コールスローを追加。 なんと50円。 ラーメンと合わせても730円。 たいめいけんのテーブルで、730円は嬉しい値段だ。
このコールスローが中々美味しい。 しんなり具合や微妙な味付けが、流石に老舗の洋喰屋は違うと唸らされる次第。 ラーメンも「洋喰屋さんの」と云う枕がピッタリ。 鞘豌豆がポツンと乗って、彩も可愛い。 スープの優しさ、仄甘さは野菜由来。 丁寧に仕込まれて造られたと云う印象のスープは、安心な滋味がタップリ。 麺は毎度乍、スープに比べて凡庸で残念至極。 50年も取引して来た?製麺屋さんは変えられ無いのだろうが、ナントカならんものかな。 赤い縁取りのチャーシュウは、脂が少ないのが有り難いし、スープに見合ったテイストが悪くない。 メンマはコ麺トする事は何も無い、ね。
Baku
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たいめいけん@日本橋 8回目

この日の昼喰は「ますたに」と仰せの方と一緒に日本橋に向かった。
しかし、余りの行列に恐れを為して、道の反対側へ。 此方も相当な人集(だか)りだが、タイミング的に最初のターンが捌ける様で、意外に早く席に着けた。
前夜にやや?呑み過ぎた小生には、たいめいけんのラーメンの方が胃の腑に優しそうで、有り難い。 いや、本当にブレない味のスープだ。 何十年の長きに亘って脈々と引き継がれて居ると、最早、ブレとか変転とは縁が切れるものなのだろうか。 この日はテーブル席だったが、あの「立席」から見える寸胴の中を思い出す。 そして、其れは沢山の野菜の旨味をクリアなスープに溶け込ませて居る。 濃くは無いスープに、此れだけの野菜風味を持たせるのは、伝統の技なんだろう。 「尊敬されても良い旨さ」と云うようなイメージだ。 鞘豌豆がひとつ乗って、縁の赤いチャーシュウとメンマ。 トラディショナルな作品は、味も見掛も昭和の記憶に上書きされて行く。 何時ものように麺は、褒められない。 其れでも余りスープと絡まないこのツルツル麺が、其成のパートナーなのかな、とも思わせないでも無いのだが… うーん、一度、違う麺で喰べてみたいと思うのだが、真面目に考えるとどの麺が一番合いそうなんだろう? 可也前、あのポクポク感が出る前の川崎めじろのツルっとした麺が良いかな… あ、やっぱり加水率の高い麺が良いと思ってしまうなぁ。
尚、同行者は折角だからと、牡蠣フライを平らげた後に、チャーシュウ麺! 吃驚っす!!
Baku
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2008年10月29日

凪@新宿ゴールデン街 其の149

東京駅近くで嘗ての上司と夕方から一献。
遠方へ戻られる彼の特急電車を見送っても、未だ20時。 で、無沙汰を続けて居た、生田氏の凪@新宿ゴールデン街へ向かう。 氏のファンで有る娘に声を掛けたのだが、矢張、新宿で呑んで居るようで、小生ひとりで急階段を上る。 幸い座る場所が残されて居り、其処へ落ち着く。 既に3杯程仕込んで来たのだが、孤軍奮闘の生田氏に麦の焼酎を御願いする。 丁度、「佐藤」の口開けと云うタイミングで、ラッキーかも。 流石にブランド物は、違う?様な気がする。
摘みに蘖を御願いしたのだが、結構辛い作品が饗された。 でも、焼酎の摘みには宜しい感じだ。 更にグラスを重ねて、今度は何にしよう… 豚足はダメよ、と云うと、チャーシュウが出て来た。 此方も「酒場」に適したテイストだ。 もう、氏の煮干ラーメンを頂く余力も無いので、長居はせずに引き上げる。 慎重に階段を下りて(何時か踏み外す予感)、外へ出ると「ラー部通信」のHさんにバッタリ。 凪に来られたのでは無く、通り掛ったと仰るので、偶然。 花園神社の裏で御別れして、地下鉄口へ。 長〜く歩いて、丸の内線。 最近はこのパターンで帰るのだが、麺友のマリーさんからメールでアドバイスを頂いて居たにも拘わらず、東京駅に気付かず、淡路町からUターン。 東海道線に乗った後に「未だ居る?」と娘から架電。 屹度、単身行ったに違いない。 当方は今度は寝過ごす事なく帰宅。 ヤレヤレなのだ。
Baku
posted by claris1 at 01:12| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

無限庵@神田 12回目

気持ち良い秋の快晴の昼休み。
余り遠出は出来ないタイミングだったので、一茎草為らぬ無限庵へ伺った。 新しいホール係のオバサンがサラダや御飯がサービスで、大盛も無料と案内して居る。 レタスと貝割をキャベツでボリュームアップさせるようにしたようだが、有り難く「サラダ」を頂く。 大盛りは何グラムかと伺うと、調理担当の方が220gとか230gとか仰る。 矢張、並で結構です。 大盛をリクエストされる方は、最初から「大盛りで」と仰るケースが殆どで、問われてから「大盛りで」、と応える方はいらっしゃらなかった。
この日御願いしたのは、「鶏白湯」。 コストダウンに腐心して居るのはサラダだけでは無いようで、糸唐辛子が余りに寂しい… スープを啜って少し驚いた。 随分、美味しくなく為ってしまった。 コクが有ってもサッパリ感を残したような鶏白湯の味わいが余りしない。 濃さはそこそこ有るのに物足りないと云うフィーリングだし、何よりも何かのエグミ、臭みが有る。 魚介の其れだと思うのだが、鶏白湯にそんなに魚介を使うのだろうか? メンマは業務用でイマイチだが、チャーシュウは其也に喰せる。 麺は浅草開化楼さんの縮平打の太麺。 このスープに泳がされては可哀相だが、茹で加減は宜しい。 昼休みなので、御客様の数は少なくは無かったが、鶏白湯の方はいらっしゃらない様子。 780円だが、今は一寸、薦められない。 玄さんの味…、今何処。
Baku
posted by claris1 at 00:25| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月28日

吉左右@木場

江東区のオフィスで昼喰時刻に為り、オフィスの皆には内緒で行列を覚悟して遣って来たのは、1年振り位に「吉左右」。
昼休みの時間帯では、然ぞかし大勢の方が並んで居るかと思ったのだが、9人だけ。 最後のウェイティングチェアに滑り込む事が出来た。 其後は常に15人位が並ぶ状況だったので、タイミング的にはラッキーだった。 其れでも30分程待ってから、店内に案内される。 待って居る間に奥様に注文を訊かれて、「チャーシュウつけ麺」を御願いして置いた。 接客にも定評の有る御店だが、其れが裏切られる事は無い。 味良し、接客良し為らば、こんなにも繁盛すると云う次第。 此だけの数の御客様を毎日、毎日捌くのだから、些か無機質に為るのは仕方が無い。
太い麺は、プリプリと云う表現がピッタリの喰感。 加水率は可成高そうで多少飽きが来易いかな、と云う程度で、嫌いでは無いタイプだ。 スープは評判通り温い。 このテイストを造り上げるのに必要な低い温度なのだろうか? もう少し熱くても良いかと思うのだが、其れがスープを不味くして居る訳では無い。 動物系統と和風の魚介出汁、更に柚子風味がマイルドで粘度の高いスープの中で上手く調和して居る。 少しの甘さの中に有るのは胡椒かな、少しピリっとしたサプライズ。 中々巧みなスープで、絶賛されて居る方が多い。 但し、小生に取っては、其処迄では無いかな。 勿論、とても美味しいのは間違い無いのだが、「絶賛」するには少し何かが足りない。 其れは屹度、豚骨濃度かも… スープ割を頂くと、動物系が俄然前面に出て来て、別な楽しみ方が出来る。 チャーシュウは3枚が別皿で提供される。 ハムの様なタイプだが、このタイプが苦手な小生でも美味しく頂ける。 メンマはスープに押され気味だが、まぁ、普通。 オフィスからの往復で丁度1時間。 何時もこうは行かないだろうな。
Baku
posted by claris1 at 23:30| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ふくもり 2回目(3回目は有るか?)

ジュリアーノでニュイ・サン・ジョルジュを空けて、ソムリエールさんにタクシーを呼んで頂く。
「さぁ、行くぞ」と気合を入れて向かったのは、環七沿いの「ふくもり」。 1500円位の距離だが、奥沢駅から駒澤大学駅と云う東急ルートで行っては小一時間は掛かってしまいそうだ。 ユウタが居ないとガッカリだなと思って居たが、タクシーを降りた途端に厨房の彼と目が合った。 20時半に為ろうかと云う日曜日の店内は混雑して居る。 座敷に1卓の空きが有るだけだ。 娘は此処のノーマルの中華麺。 小生の中華麺はユウタが煮干少な目(ふくもりで!)でオーダーを通して呉れた。 混んで居るので、提饗に多少の時間が掛かる。 多少のミスは有ったようだが、中には「待てない客」が居て、ホールを担当して居るユウタは慌しそうだ。 川崎時代に良く来て居らしたと思しき御客様が、ユウタに話し掛けて居る。 有り難い事ですね。
其れにしても相変わらず強烈な煮干香の店内だが、娘は10分程度で慣れたと云う。 小生は10時間位掛かりそうだ… 娘と小生の二杯の中華麺は土壁を溶かした様なスープの見た目は同じだが、蓮華の裏に付く煮干パウダーの量が違う。 とは云え、小生の煮干味も相当に凄い、凄いなぁ。 取り敢えず、全ての麺だけは完喰。 娘も確り麺完喰。 店内に多少は空席が見られるように為ったタイミングで、未だ々忙しそうなユウタに手を振り、引き上げる。 駒澤大学駅迄は住宅街を漫ろ歩いて、腹熟なし。 この付近は娘の仕事のテリトリーでは有るが、今後、娘は一人で遣って来る事が有る?、無い? フォトがブレて居るのは、煮干の香りに酔って居るからですぅ。
Baku
posted by claris1 at 00:30| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月27日

今日のワイン 其の228

ニュイ・サン・ジョルジュ 1996 アルフレッド・エジュラン・ジャイエ (コンフレリー・デ・ヴィニュロン・デ・プレソワール)
Nuits-Saint-Georges [1996] Alfred Haegelen-Jayer (Confrerie des Vignerous des Pressoirs)
奥さんのダンスの発表会を娘と一緒に拝ませて頂いた後、尾山台から奥沢へとノンビリと歩く。 流石は高級住宅街を控える土地柄、大きくは無いが、瀟洒なレストランを幾つも見付ける事が出来る。 だが、この夜は行く先を決めて居た。 奥沢駅前の「ジュリアーノ」。 以前に矢張、奥さんのダンスの発表会の帰りに、麺友のマリーさんと来たあの店だ。 女性スタッフがややざっくばらんに過ぎるのと喫煙を許すのと、厨房の換気が悪いのに耐えれば、バーガンディの良いボトルをそこそこリーズナブルに頂ける。
ゆっくり歩いて来たのだが、開店時刻の18時には15分程早い。 其処で近くの経営母体?の酒屋さんを訪ねる。 確か「森田屋さん」だった筈だが、何やら横文字の店名を称して居る。 中々の品揃えで、デイリーユースから立派なセラールームに収まるボトル迄が勢揃い。 セラールームに入って居たら、「何か気に為るボトルでも?」と声を掛けられてしまった。 「ジュリアーノの開店待ちで…」、と云うのは良いエクスキューズで有る。 店を出ると矢張、系列下のワインスクールの看板の横に和風のワインレストランが有るのに気付く。 てっきり、新しくオープンさせた店なのかと思い、戻って店員さんに確認したら、無関係だそうで… 良かった、入ってしまわなくて… 嘘吐きに為る処だった。 で、当初の予定通り、ジュリアーノの扉を開ける。 相変わらず明る過ぎる店内(フォトテイクには良い)は、女性のスタッフの店為るが故かな。 調理担当の方も女性だし、ソムリエールさんばかりだ。 ボルドーやトスカンも揃えて有るが、圧倒的にブルゴーニュ。 渋谷の何処ぞの店のように吹っ掛けたプライスでは無いが、良いボトルが多いので、値段も其也なのだ。 だから、小生程度の懐具合の場合は一寸、頑張って来る必要が有る。 そんなリストの中ではアンリ・ジャイエのボトルが光るが、桁がひとつ多い。 そんな話をソムリエールさんとした後に勧めて下さったのが、このボトル。 
名前から分かるようにジャイエ一族。 ソムリエールさんに依れば、アルフレッド・エジュラン・ジャイエ氏はアンリさんの甥っ子だそうだが、正確には姪御さん(マドレーヌ・ジャイエ)の夫君。 だから、「エジュラン・ジャイエ」は夫妻の姓を並べたドメーヌの名称だ。 アンリさんが亡くなった後、ジャイエの名前の付くボトルは、皆、更に値上がりして居る(RPが褒めて居るし)そうだが、このボトルは値上がり前に仕入れた(酒屋の方でだろうな)ので、この価格で出せると仰る。 普通なら提饗価格に上乗せして、儲ける処なんじゃないかしら。 嬉しい気分は、商売上手に乗せられた?
尚、「コンフレリー・デ・ヴィニュロン・デ・プレソワール」と云うのは「パスカル」と云うネゴシアンのブランドで有り、ドメーヌから瓶買いしたワインを提供する共通レーベル。 殆どのボトルは、発売された年に購入され、パスカルの倉庫で熟成して居るので状態は満点。 実は98年にドメーヌは売却されてしまったので、この「コンフレリー・デ・ヴィニュロン・デ・プレソワール」のエチケットのボトルこそが、ジャイエの系譜を物語る。 特に96年は評価が高いので、期待が高まる。 更に「飲み頃です」のコメントがバイアスを掛ける。
ソムリエールさんは、テイスティングの際に派手にスワーリングしてからグラスを渡して下さる。 一寸、気になる御作法では有るよね。 この辺りが「ざっくばらん過ぎる」と云われる所以だろう。 電球色が明るい店内なので、ピノの美しいピンク掛かったルビー色が良く見て取れる。 そして、グラスから上るブーケは確り系統のピノで、流石と思わせる。 そっと口を付けるとブッラクベリー様相だが、華やいだ酸味が何処か若々しいイメージを形作る。 勿論、熟成間も充分で、円やかさは相当なものだ。 だが、重さよりはエレガンスが優り、「麗しいピノ」其物。 そう云われるからかもしれないが、多少のミネラル感が有るのは、アンリ・ジャイエ譲りのビオ製法とノンフィルターの所為だろうか。
久し振りに頂いた良いピノに満足。 もう少し御店がソフィスティケイトされると、ベターなんだけれどなぁ。
Baku
posted by claris1 at 23:30| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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