2008年06月24日

今日のめじろ 其の416

横浜の「トラットリア コンソラーレ」で娘と2本のワインを空け、娘は東横線で戻って行ってしまった。
何と無く真直ぐ帰りたい気分では無く、上り電車に乗って川崎めじろへ。 21時30分を廻って居るのに、なんと満席! 思わず、他の御店の様子をチェック。 なんつっ亭さんにだって空席が有り、他の御店には2,3名の御客様が残って居るだけと云う状況。 凄いねぇ、と遠巻に見て居るとスープ完売に為り、券売機に看板が掛けられる。 完売は久し振りとの事だが、当然、数字も挙がったようだ。 端のカウンターが空いたので其処に座り、壱岐っ娘を一杯頂く。 もう券売機は閉めたので、現金払いだ(笑)。 30分程皆さんと御話をして、通用口経由に為る直前に階段を上る。 いや、最後の壱岐っ娘は高く付いた。 携帯のアラームを掛ける事も忘れて、乗り過ごし。 もう上り電車は無いよぉって、タクシー代は7000円也。 馬鹿じゃなかろうか?
Baku


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2008年06月23日

今日のワイン 其の206

レ・クーポレ テヌータ ディ トリノーロ
Le Cupole 2004 Tenuta di Trinoro
義母を送って奥さんも先に店を出る事に為り、其れではと娘と二人で2本目を選ぶ。 バローロ、ヴァルヴァラ… 皆、Sold Out だそうで、先の事も有り、少しはヤバいと思った?ソムリエールの御姉さんは、同じような趣向のボトルをテーブルに並べて下さる。 ま、其れも如何な所作かと思わないでも無かったが、御気遣いの気持ちを大切にする事にした。 3★レストランじゃ無いんだからね。 で、選んだのは此方。 最近、日本でもとても人気のテヌータ・ディ・トリノーロ。 其の名前を戴くボトルはクオリティの高さでスーパートスカンの名を馳せて居り、ネットで買っても何万円もしそうだ。 一方、この「レ・クーポレ」は白鳥のエチケットで知られる其のセカンド。 プライスも4000円って処だろう。(いや、この店の値段では無いが) モンテプルチアーノとモンタルチーノの間に位置するこのカンティーナのオーナー、フランケッティー氏には逸話が沢山有る。 其迄、野菜を作って居た土地を衝動買いして、経験も無いのにワイン醸造を始めたとか、イタリアの葡萄や手法を使わずに独学で得たフランスの流儀を貫いた、等は有名なストーリーだ。 1本目の「グリッリ・デル・テスタマッタ」と同じような表現だが、こいつも並のセカンドでは無い、とされて居る。
グラスの中のカラーを見る前に、真赤な中に白鳥を配ったエチケット(態々掠れた様に印刷されて居り、安っぽく見えるのは小生だけかしらん?)に目が行ってしまうのだが、少しピンク系の要素を含んだガーネットカラーのようだ。 店の照明が余りカラーを測るのに都合が宜しく無い。 アロマは弱いが、スワーリングをして遣るとカシスを真中にした混成香が樽香と共に上がって来る。 葡萄の構成は毎年とても変わるようだが、2004年のセパージュは、メルロ55%、カベルネフラン23%、カベルネソーヴィニヨン9%、チェザネーゼ4% 、ウヴァ・ディ・トロイア4%、プティ・ヴェルド3% だそうだが、カベルネフランの様相が強い様に思えた。 優しくて円やかさが甘味を運び、其れがカベルネ・ソーヴィニヨンっぽさも感じさせる。 プラムやブラックチェリーの齎す凝縮感も出て居て、一寸、不思議な印象。 滑らかな感じをさせて居るのは、このタンニンのキャラクターのようだ。 フランス流に徹すると云い乍、イタリアの葡萄を少量加えた効果は、どの辺りに出て居たのか判らなかったが、確かにボルドーっぽいテイストは、エチケットの印象よりずっと美味かった。 
2本飲む心算は無かったので、順番は逆でした。 次回は1本目に選んで見たいし、其れは5年後でも良いだろう。 この御店(横浜駅近くの「トラットリア コンソラーレ」)のクーポンはアルコールを含めて、ドリンクが全て20%オフと云う気前の良いサービス。 随分と助かった。
Baku
posted by claris1 at 23:55| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のワイン 其の205

グリッリ・デル・テスタマッタ
2005 Grilli del Testamatta
日曜日の夕方、娘と奥さんのショッピングに合流すべく、横浜の地下街を歩いて居ると、Mさんに声を掛けられる。 吃驚、こんな偶然って有る物なのかい? この雑踏では示し合わせても擦れ違うのは難しそうなのに、だ。 この夜は奥さんの誕生日のディナーに義母も招いて居たので、夕喰を一緒と云う訳にも行かずに残念。
其のディナーは横浜駅近くの「トラットリア コンソラーレ」。 「REAL」に程近いけれども、家族のディナーならワイナリー風の此方の店がベターと踏んだのだが… 此処もイタリアンなので、スプマンテで乾杯した後に選んだのが、トスカーナの偉大な新人ビー・ビー・グラーツの「グリッリ・デル・テスタマッタ」。 デビュー即大賞に輝いた彼のセカンド。 うむ、旗艦のテスタマッタに2万は出せないよね。 リストのヴィンテージは2004年だが、御兄さんが持って来たのは、2005年。 何も云わずにシールカットを始めてしまい、オイオイって感じだ。 其れを問うと、2004年は Sold Out との事。 其れなら、断りを入れないとイケナイねと諭す。 更にテイスティングもスキップしてグラスにドボドボと注ぐので、流石にストップを掛けてオーナーに来て頂く。 「此処は居酒屋かい?」と云いたい処だが、穏やかに事情を御伝えするに留める。
其れに引換と云っては何だが、ビービー・グラーツの姿勢は評価される。 後日知ったのだが、有名な不作年の2002年。 彼は極少量のベストな葡萄で、テスタマッタを造り、グリッリ・デル・テスタマッタ(このヴィンテージから製造)には、予定した半分の値段を付けたそうだ。 セカンドのグリッリ・デル・テスタマッタも通常のセカンドよりは奢った製造方法が取られて居るらしいが、2004年からテスタマッタとの差別化大きく為って、値段も変わった。 この店のワインリストに2003年と書いて有ったら、暴れる処だった? 序に耳にしたのは、このエチケットのデザインも彼に依ると云う事だ。 芸術家の御家柄だそうで、幾つもの才能に恵まれた羨ましい方のようだ。
処で、グリッリ・デル・テスタマッタと云う名称だが、「テスタマッタの次」位の意味だろうと思ったら、なんと「飛蝗」と云う意味だ。 トスカーナでは、何かが閃いた時に「飛蝗が頭の中に居る」と表現するそうなので、其方の意味らしい。 天候不順の2002年にセカンドワインを造ろうと云うアイデアが飛蝗に依って齎されたと云う事なのだろうが、其れは閃きって程のものじゃなくて、誰でも考える事じゃないのかなぁ?
扨、少しケチが付いた感じがしないでも無いが、気を取り直してテイスティング。 未だ充分以上に若いカラーの液体からは、華やいだ文字通り花束のブーケが優しく広がる。 口にすると何とも素直で綺麗な味わい。 ベリー系統の確りしたボディが若さに似合わずと云うムードだが、瑞々しくも有り、程好いフルボディ。 サンジョヴェーゼ以外の葡萄は判らないが、カナイオーロ、コロリーノだそうで、其等のタンニンは非常に滑らかだ。
成程、彼の高評価を充分に窺い知る事の出来る1本でした。 次回は、フラッグシップを是非。 でも、其れがこの店かどうかは判らないけれど。
Baku
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2008年06月22日

今日のワイン 其の204

ソラーレ カパンネッレ
1998 SOLARE CAPANNELLE
めじろ川崎店のユウタ店長とYちゃんとエノヴィーノへ。 川崎でワインを飲む時は此処に決めた。 セラーに歩み寄ると直ぐにソムリエ氏がアドバイス?にアプローチして来る。 この夜は、イタリアのボトルが良いかな…と、其の辺りを目で探って居ると、此れを熱心に薦めて頂いたので、「では、其れを」。 初めて知ったのだが、エノヴィーノに付帯のカフェの名前は「ソラーレ(太陽)」と云うのだそうで、納得。  抜栓料をサービスして呉れるとの事だが、先方がフェアの最中とは居えインポーターのエノテカより高い価格を付けるのは、フェアじゃない。(笑) ま、そんな事は兎も角、テイストが大事…って、当然です。
カパンネッレはキャンティ・クラシコの南東部に位置するガイオーレに有り、「50&50」で比較的名前の通ったワイナリー。 作付面積は16ha(6万ボトル/年)と広く無いが、この規模だと「ガレージ」では無く「ブティック」と呼ばれるらしい。 このソラーレが一般売りされたのは96年から(其前はトスカーナのレストラン専用)なので、このボトルは3年目のリリース。 だが、ソムリエ氏に云わせると現行ボトル、詰まり「充分に寝かせて居たので、未だ市場投入してから時間が経って居ない」と云う意味らしい。 でも、2002年ヴィンテージも流通して居るけど…
不可思議なアロマ、ブーケは多少パワフルでコーヒー香が少々。 初口で直ぐに強い方のサンジョヴェーゼが来るが、後は… と口を濁すと彼のソムリエ氏が、「カベルネ・ソーヴィニヨンです」。 いや、流石に其れは無いべぇ。 後で調べたら「マルヴァジーア・ネラ」、小生に判ろう筈も無い。 「巧く纏めたよねぇ」と云う印象。 果実味、酸味、タンニン等の協調さがやや不自然な位に出来上がって居て、此処の特徴を出さないのが特長みたいな感じだ。 暫くすると仄かな甘味が立ち上がって来るので、少し待つ裕りが必要だったのかもしれない。 WSで90点と云うのは、ソムリエ氏の言葉同様、一寸納得し兼ねるねぇ。 でも、ワイナリーの地下には有名ホテルや3★のレストラン専用の貯蔵庫が並ぶそうだから、小生側の問題か嗜好か、将又一緒に飲んだユウタ店長のせいかも、しれない。
暫くすると、カフェの隅の席でソムリエ氏に依るワイン講座が始まる。 講師の講釈が聞こえて来て、大変勉強に為った。 コンテンツ其物ばかりで無く、話し方や薀蓄の語りかな。 でも、先のカベルネ・ソーヴィニヨンの件が有るので、斜(はす)に構えて聴いてしまったけど…
Baku
posted by claris1 at 10:28| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月21日

今日の渦 其の172

土曜日の昼下がり、丁度1週間振りに本鵠沼へ。 時刻迄ピッタリだが、この日はひとりで遣って来た。 「生にヒナダレ」ですね、と芳実店主。 最近は夜に伺えないで居るのだが、宮崎地鶏の「地頭鶏(じとっこ)」の料理が楽しめるように為ったとの事。 そう云えば、先週もそんな事を伺ったのだが、未喰。 近い内に是非、頂きに上がろう。 お母さんが賄いに用意されて居る、親子丼も美味そうだなぁ… 7月からは火曜日が営業日に為り、日曜日の夜は休業と為るようだ。 詰まり、日曜の夜(昼は営業)と月曜日が定休日と云う事に為る。(6月29日の夜も臨休)
ヒナダレは相変わらずタレが美味しくて、ソフトな喰べ心地の肉と良くマッチして居て宜しい。 こう云うチャーシュウこそビールで頂きたい。 危なくもう一杯御願いしそうに為ったが、止まる。 此れが良い判断だった。 主麺には、醤油つけ麺を所望。 「あっちの麺、使って見ます?」 そう、先日海鳴で頂いた某製麺屋さんが、渦とも取引を図ろうとして居るようだ。 恐らくは小生が海鳴で頂いたのと同じ麺だろうとの事。 やや太めの丸麺で、全量粉とかでやや黒い色をして居る。 サービスで一袋茹でて呉れたのだが、湯切を見て其の量に驚く。 「何グラム有るの?」に対して、「300gじゃないですか」との事。 いや、もっと有るべぇ… コシと風味と云う麺の最も重要な要素で高いポイントの麺。 今井さん同様、芳実店主も気に入って居る様子なので、矢張、良い麺と云う評価をされるべき品なんだろう。 麺には模様のように濃い粒が見える。 麦実の全部を使うと云うだけの事は有るのかも。 最初は例の如く、ムシムシと麺だけを頂くが、茹で具合も実に適切で、旨い。 芳実店主の醤油スープとのマッチングも良いし、この麺を使う事を支持出来る。 其のスープだが、先ずはアツアツ、そして確りした濃厚醤油味なのだが、醤油以外の要素もきちんと主張が為されて居り、醤油テイストが強くても其れ一辺倒に為らずに、巧く調和の取れた味に為って居る。 何だかこう云う醤油スープを頂くとジーンと安心する。 きちんとしたスープって、こう云うのを指すんだよなぁ…と云う安堵感なので有る。 適量の出汁で割って頂くと「汁」として楽しめる。 底には沢山の魚介粉が隠れて居るが、此れだけ魚介しても小生が美味しく頂けるってのが、凄い。
じぇったい、喰べ過ぎ。 思わずベルトを緩めて、麺タボ一直線で帰宅。
Baku
posted by claris1 at 17:03| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

凪@渋谷 其の125

暫く休んで居た梅雨が本格的に成りそうな、そんな雨が降り出した渋谷の坂を登る。 蒸暑いので、暖簾を潜ると額に汗が滲む。
この日は決めて来た。 週後半の限定つけ麺、「白いつけ麺」。 バンちゃんが気を利かせて、玉子を抜いて呉れた。 小生が其の事を忘れて居るのに、西尾さんやバンちゃんは良く覚えて居て下さる。 其の代わりと云う事でも無いのだろうが、スープに浮かぶ葱を増やして呉れたみたい。 鶏白湯スープとは伺って居たが、スープを一口啜ると濃厚だがジェントルな鶏の柔らかい旨味が、葱の香りと共に溢れ出す。 うはァ、此はイける。 確り冷水で締められた細麺をスープに落として…、あ、あれ、黒胡椒の香りが挑んで来る。 スープには居なかったので皿に目を転じると、麺には強(したた)かそうな黒い粒が見える。 このコンビネイションは素晴らしく上等だ。 スープの白、麺に塗した黒、と云う訳か… 考えましたねぇ。 そして其処に得られたのは、最高の結果。 繰り返すが、麺の風味やハッシャリした喰感と相俟って、この作品は飛びきり美味。 この白黒の味のコントラストを楽しみたいので有れば、黄色は要らない…なぁんちゃって。 麺が敷いて居る沢山レタスを馬のように頂く。 凪は野菜が何時も宜しい。 麺には、粗挽きのそぼろ風にした鶏肉が沢山乗って居るのだが、此が亦、スープに合う、合う。 最後に残った肉をスープに落として、完飲。 いやぁ、此処迄痺れたのは久し振りだ。 遣りますなぁ!
御二人と新人のセイコちゃんに挨拶をして坂を下る。 あ、雨も取り敢えず、止んだみたいだ。
Baku
posted by claris1 at 11:34| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

燦燦斗@東十条 其の18

北区のオフィスへ移動する際に途中下車して、燦々斗に寄り道。
若しかしたら此方が主目的だったりするかもしれない。 気温は兎も角、湿度が高いので、不快指数は高い。 時刻的に待時間が長いのは最早、承知の上だが、丁度満席と云う状況で直ぐにカウンターに就けた。 この日は、ラーメンの順番に当たる。 店内が可也蒸暑いので、つけ麺を頼まれる方が多い。 だが、何事も順番は守らなくては為らない?ので、初心貫徹。 丸いストレートの太麺。 つけ麺程には太く無いが、相当に太いと云って、差し支え無いだろう。 麺の風味の高さが、節の香るスープと抜群のコンビネーション。 豚骨醤油ベースだが、適度に節とハーモナイズさせるのが特徴で有り、旨さでも有る。 この麺、このスープを頂きに伺うのだ。 更に、このチャーシュウの為に、だ。 何時来ても、やっぱり、最高だ。
Baku
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2008年06月20日

凪@新宿 其の124

凪の渋谷本店の創立記念日は6月15日、此れで3年目に入った。 一方、生田氏がひとり?で始めた新宿店は、6月18日が誕生日と為る。 本店の2周年記念のスペシャル期間もこの日で最後。 是非、200円のラーメンも頂いて見たかったのだが、「開店日」を優先して新宿へ向かう。 嚔(くしゃみ)の源は渋谷方面、Hideki 君とMさんらしい。 新宿店は前日に「プレオープン」を設けて居り、大変に賑わったとの事。 更に其前には、「ソフトオープン」と称して試験営業もして居るので、実質的な営業開始の線引きは難しい。 この日の開店定刻で有る19時の少し前に到着すると既にドアが開けられて居る。 生田氏御自慢の特製の伝声管を使う迄も無く、急な階段を上るとカウンターには福岡御出身と思しき常連の方が御二人。 厨房内の生田氏は孤軍奮闘準備中。 瓶ビールを運んだり、荷物を受け取ったりと、当然、常連客は顎で使われる羽目に… 未だつけ麺は出来ないので、其の旨をメニューに加筆したのは小生。 直筆は貴重なので有る。(爆)
出来るものから、と云う事で、生ビールを一杯。 少しパンチが足りないのは御愛嬌と気にせずに、もう一杯。 フォトでは、ビールの向こうに、なんと「豚足」。 更に其の奥の亡霊状は、多分、生田氏。 鶏皮ポン酢なら直ぐ出来ると云うので、是非にと頂く。 葱と鶏皮は塩を塗して頂くと、よりポン酢に見合った味わいに為るような気もする。 前日のプレオープンと同じような展開なので、開店初日の華やかさには些か乏しい(笑)。 メニューには「出前」の文字が有るが、まぁ其れは無理、とか話して居ると、御近所さんから早速、出前のリクエスト。 いや、テイクアウトで…と云う話に為って、取りに来られた。 そう、この3杯が正式な開店初日の最初のラーメンと云う記念作品に成ったのだが、感慨も感激も無い儘に御盆を持った御兄様は急な階段を慎重に、慎重に下って行った。 如何にも生田氏の店らしい「正式スタート」だ。 混む前に、と小生もらぁめんを御願いする。 麺は生田氏が加水率が高いと仰る自家製太麺(10番だそうだ)。 茹でる前のモチィ喰感は、確かに加水率の高さを感じるが、茹でるとモチィ部分が上手に歯応えに活かされて居り、縮れ具合や平たっぽさと相俟ってとても良い喰感。 風味も充分だが、やや、ボツボツと細かく切れてしまいがちな処が難点かも。 スープは黒いようにも見える濃厚さで、煮干の風味を随分効かせて居る。 更に薬草っぽい風味と甘味がバックグラウンドに存在して居る。 細かい葱は、氏らしからぬ小技の印象では有るが、薬味としての役割を充分に担えて居る。 此等が黒地に白で「凪」と大書されたダース・ベイダーのような丼に入って饗されると、中々硬派な男のらぁめん。 如何にも生田氏らしい一杯に為る。 海苔とチャーシュウは大判のものが、ドーンと入って居る。 チャーシュウもやや硬派な喰感で有るが、結構、香ばしくて好きな味だ。 やや赤いカラーはワインに浸したからとの事。 メドックだろうか?(笑) メンマも男っぷりが良い。 凄く太くて大きい。 歯応え充分で濃いスープにも負けて居ない。 とまぁ、最近流行りの言葉を使うなら、漢流の一杯!
Baku
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2008年06月19日

栄屋ミルクホール@神田 4回目

前夜に少し呑み過ぎたかも… 夏至の前一週間は、日の出時刻が最も早い時期(其れが夏至当日ではない事は良く知られた事実、だよね?)なので、4時に起きて朝風呂でシャキっと… はしなくて(笑)、朝喰をパスしてオフィスへ向かう。 ま、其れでも昼近く為れば、空腹感も増して来る。 其処で御腹を労わる気分に為り、栄屋ミルクホールへ。 片道15分の距離だが、未だ然程の暑さでは無いので大丈夫だ。
デコラのテーブルに就いて、メニューを見上げるとラーメンが590円に値上げされて居る。 「支那筍ソバ」は値段据置の700円。 どうでも良いメンマなのは知って居たが、細(ささ)やかな応援気分で此方を御願いした。 細い麺もどうと云う事も無く、寧ろ、やや緩いのが気に為る位だ。 この店の価値はスープにこそ有る。 店のレトロな様相に見事にマッチした古の味。 半世紀も前は何処のラーメン屋さんもこんな味だった… なんて筈は無いのだが、そんなノスタルジックな感慨をリマインドするテイスト。 造れそうで先ず無理、みたいなそんな「現代に甦った戦後の味」なのだ。 こう感じさせるには、当時の製法で造ってはダメなので有り、だからこそのレゾンデートルが此処に有る。 優しく澄んだ綺麗なスープは細かく刻んだ葱とも抜群の相性。 少しの胡椒で一寸だけ引き締めて頂くのが、小生の好み。 其の胡椒もS&Bの「テーブル胡椒」でなければいけない。 ギャバンではダメなので有る。 赤い縁取りこそ無いが、古びた趣のチャーシュウもムードを壊さない。 テイストも主張が少なく脇役に徹して居る。 菠薐草は味が薄くて、此れだけは今風。 曾ての菠薐草はもっと、もっと濃い味をして居たものだ。
たっぷり癒されたのは、御腹と気分。 価値有る店の価値有る一杯。 何時迄も続けて頂きたいものだ。
Baku
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2008年06月18日

今日のめじろ 其の415

2,3日、めじろのオヤジさんは夜も御店に顔を出さない。 体調が悪いのかと案じたのだが、そうでは無く忙しいそうなので、まぁ安堵した。 だからと云う訳では無いのだが、夜ではなくて御昼休みに遠征して来た。
R君やHさんに会うのは旅行以来だ。 其れにH君も頑張って居るようだし… 焦がし葱ら〜めんを御願いしたのは、R君。 醤油スープはこのテイストでステイブルと理解して良いのかな。 前回とほぼ同じ印象だ。 R君が仕込も担当するように為って久しい。 オヤジさんの指示が出て居るとは云え、彼のテイストが確立しつつ有るのかもしれない。 割と直球勝負的なストレートな味わいだが、其れが悪いと云う事は無い。 複雑とか玄妙とか云うのでは無い素直な醤油スープと云う印象。 具材同士がもう少しコラボ出来るように為るとベターだ。 今は具材個々に独立した雰囲気が出て居て、纏まりと云う点で未達感が残る。 メンマは普段の通りだが、チャーシュウは豪く分厚い。 少しホロホロ感に欠けるが、中々美味しい。 厚い分、更にこの味を深めて行けると好ましいね。 麺は以前よりも腰が撓やか過ぎるかな。 もう少し男性的でも良いようにも思うが、充分なツルっと感が有って、好ましい。 焦がし葱の香ばしい風味は、非常に程度が良い。 川崎店の其れは大抵の場合、焦がし過ぎなので…
3人に声を掛けて、バタバタとオフィスに戻る。 1時間だと本当にギリギリなので。
Baku
posted by claris1 at 00:17| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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