2008年04月30日

今日のワイン 其の190

ドメーヌ・デ・デュック・ボジョレー・プリムール・キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィニュ 2007
Domaine des Duc Beaujolais Villages Primeur Nouveau Cuvee Vieilles Vignes 2007
GWの真中に娘がひょっこり帰って来た。 終電の都合だったようだが、翌日の昼喰時に1本開けた。
ボジョレーヌーボーは、桜の季節からGWの頃迄寝かせて置くと解禁日よりは美味しく頂ける。 解禁日に飲むのも無論、悪くは無いイベントなのだが、味的には未熟だ。 GW迄末なら船便のボトルを待っても良いのだが、日本じゃ売れない。 況してや、ドメーヌ・デ・デュック等に為ると船便の扱いは無い。 御浚をして置くと、デュックのヌーボーは、3600本しか生産しない。 有機農法は当然として、50年以上の Vieilles Vignes で、手作業で収穫するとか、天然酵母とか、拘りが山程有るのだが、薀蓄は兎も角、飲んで見れば素晴らしさが如実に知れる。
このプリムール、カラーは殆ど紫色其物。 少しルビーっぽいのか、と云う程にバイオレットだ。 円やかなブーケが心地良く、既にボジョレーヌーボーでは無い。 補糖をして居ない(ノン・シャプタリザシオン)にも拘らず、優しい甘みが菫やチェリーのフレッシュネスにマイルド感を与えて居り、ヌーボーらしからぬ風情を湛える。 タンニンも充分で、此処迄重厚なヌーボーは先ず無い。
全てのボジョレーヌーボーが、GW迄待って美味く為るのかどうかは、責任を持て無いが、このクラスのボトルに為ると、11月との違いは明らかだ。 タイユヴァンのブラックとこのドメーヌ・デ・デュックは、小生が飲んだ中で一番美味いと思うボジョレーヌーボーだが、半年待ってベストを更新。 「丸でニュイ・サン・ジョルジュ」は、流石にリカーショップの宣伝に過ぎるとは思うが、ブラインドされたら信じちゃうかも。
Baku


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2008年04月29日

今日の渦 其の165

日曜日、この夜の渦はMさんのカクテルデー。 嬉しい事に奥様からお知らせを頂き、勇んでシャッターで伺う。
やっぱり、乾杯はビールが良いと早速、Mさんを煩わせる。 黒板には「焼蚕豆」の文字。 もうそんな季節に為ったかと、此方はお母さんに御願いして焼いて頂く。 鞘が肉厚の蚕豆は焼いて頂くと茹でた時のような水っぽさが無く、更に美味しく頂ける。 豆が大きくて尚更だ。 あら、Nさんにあげないで、ひとりで喰ったかも… 指が煤けるのが玉に瑕では有るが、この季節の御楽しみだ。
お母さん差し入れのワインを頂いて居ると、芳実店主がワインに合うように開発したチャーシュウを提饗して下さる。 スモークしたような、香草のような風味が加わった肉は、確かに赤ワインには、良く合い、美味い。
Mさんのカクテルで酔ってしまう前に、芳実店主につけ麺を御願いすると、「冷やしつけ麺」が有ると仰る。 先日、スープも冷たいつけ麺が欲しいと云った事を覚えて居て下さったようで、感激で有る。 冷たいスープの味が不思議で上出来。 ZARUと暖かいつけ麺のスープの中庸みたいな感じもするし、セージやローズマリーのような薬草のイメージも有る。 不思議な醤油スープには、スライスした茗荷が浮いて居る。 此が亦、この珍和風スープに合う。 白胡麻の浮くスープを思わず、ゴクゴク飲みそうに為ってしまう。 この日は一玉で御願いした麺は、通常と同じ平打麺。 このスープにも充分マッチする、と云うか寧ろベター。 麺の持つ風味とこのスープが特に相性が良い。
暫くは、此ればかり頂きそうな予感がする。
この後は、Mさんのカクテルを安心して楽しむ事に…
Baku
posted by claris1 at 00:18| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月28日

今日のワイン 其の189

テッレ・デル・グリコ・コペルティーノ
TERRE DEL GRICO COPERTINO 2003
ゴールデンウィークの最中、この夜の渦は、Mさんのカクテルデーで賑わって居る。 Mさんの奥様は、小生のようなオジサンの話に良く付き合って下さる。 Mさんに御願いしたビールやカクテルのグラスを重ねると、品性の卑しい本性が地金と為って、言動(動は無いか…)に出るのが、ヤバイ感じだ。
そんな中で、渦のお母さんが御馳走して下さった。 過日、芳実店主が仕入れた内の1本。 ネットリカーショップの如何にも大仰な売り文句は、兎も角、評判の良いボトルだ。 パーカー氏の目に留まったり、ガンベロ・ロッソ誌に掲載されると尚更のようだが… 
カラーもブーケも如何にも濃厚。 味わいも其れに沿って居て予想を裏切らないが、ネグロアマーロ70%、モンテプルチアーノ30%と、余り馴染みでは無い葡萄の名前が連なる。 カカオのテイストを標榜して居るが、悪く無い雰囲気を持ち、タンニンも強烈では無いが、確りして居る。 其れが本来の味わいよりも高級に感じさせるマジックのようだ。 一方で変移の少ない液体で、ストレートで複雑味の少ない処も有る為、ややもすると「飽き易い」印象を与え兼ね無い。 確かに丁寧に造られた印象が有り、「此れから先がもっと楽しみ」と云う造手だ。
Baku
posted by claris1 at 20:35| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

F1 2008 スペインGP 決勝

前年はフェルナンドの活躍で大いに盛り上がったカタルーニャだが、彼の此迄のコメントを聞く限り、本年はやや盛り上がりに欠ける。 とは云え、当然、フェルナンドへのブルーの声援は半端じゃない。 其の後押しが有ったとは云え、予選2番手!とは。 キミには上回れてしまったが、赤い車に割って入ったのは、大したものだ。 まぁ、フューエル搭載量は少ないのだろうが、マシンのポテンシャル以上のタイムを出した技量は流石、流石だ。
ファイナルのスタート後2,3秒はフェルナンドも良かったのだが、其処からの伸びがフェリペに及ばない。 1コーナーで既にフェラーリのワンツー。 後方のアクシデントでSCが入ったが、其れでも16周目にフェルナンドが予想通り最初にPI。 トップのキミは兎も角、速い。 先にPIしたフェリペに3秒以上の差を付けて飛ばす。 22周目にヘイッキがタイヤウォールに250km/h?で突っ込む。 左フロントタイヤのホイルが破壊した結果だが、物凄いアクシデント。 担架の上でヘイッキが右手を上げて居る映像が映る。 こんなアクシデントでも怪我らしい怪我が無いと云うのは、カーボンモノコックが如何に丈夫かを示して居る。 長いSC期間が過ぎて、キミの築いたマージンはパァ。 しかし、「そんなのカンケーネェ」状態。 あっと云う間にフェリペとの差が広がる。 トップ4は其の儘、チェッカー。 ミハエルの見て居る前での勝利で、ジンクスを打ち破る。 35周目にフェルナンドのエンジンがブロー、スタンドが溜息で埋まる。 後半は見るべきものが少ないレースだったが、一貴や琢磨の走り等後方のバトルには多少の興味が湧いた。
フォトは、ヘイッキのクラッシュの瞬間とマシンを止めた後に観客に歩み寄ったフェルナンド。
Baku
posted by claris1 at 00:20| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月27日

今日のワイン 其の188

モンテス・アルファ カベルネ・ソーヴィニヨン
MONTES ALPHA CABERNET SAUVIGNON 2006
代々木のめじろで仕入れたワイン。 此迄は違う種類のボトルを組み合わせたセットを選んで居たが、各ボトルの善悪に差が有って、残りがちなボトルを捌くのに苦労?して居た。 オヤジさんも同意見で、「御勧め」のボトルひとつに絞ろうと云う事に為った。 で、予算ギリギリで選んだのが、此。 御店での提饗価格は3000円。 リーズナブルだと思いますが… 洒落た薄紙で包まれて居るのも、ナンだか高級っぽくて良いと云う詰まらない理由も有ったりして…
如何にも日本人受けしそうなブーケが、明るいルビーから遣って来る。 チリはコルチャグアバレーのカベルネ・ソーヴィニヨンのボトル。 バランスが良くて、万人受けしそうなテイストだが、セラーの温度が14度と云う事も有って、飲む迄、少し時間が欲しい。 抜栓直後はやや酸味が勝り気味なので、宴の30分前に開けるとか、デキャンタージュするのが御勧めだ。 適温は18度位かな。 何れにせよ、酸味が治まるのが判り易い。 味が変わると宴の話題にも為ろうと云うものだ。 カラーの割にはボリューム感、と迄は云わ無くても、リッチな印象だ。 流石にこのヴィンテージで熟成感は無いが、案外、10年後に大化けして居るかも… なんて、口にしたく為る。 フレンチオークの樽香から来るのだろうが、ブルーベリージャムのようなテイストに煙たい感じが混じる。 当初は其れが悪く無いのだが、1時間もすると渋味が強く為って来るのは、若い証左か。 其れでも、このプライスのボトルにしては、クオリティが高い。 古木手摘の謳い文句は、本当のようだ。
やっぱり、クラシックシリーズとは一線を隔す味わいだ。 で、1万円もするアルファMを1本位、紛れ込まして仕入れたいなぁ… ね、オヤジさん。
Baku
posted by claris1 at 14:54| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のめじろ 其の393

前日の金メジを欠席… 此れで、早退、連続欠席…
オヤジさんの覚えが目出度無いだろうと、オヤジさんの出勤時刻に合わせて、雨の中、片道90分を消費して代々木迄遣って来た。 我乍、酔狂な事では有る。 前夜のワインが効いて居て、昼喰をパスして居たので、空腹。 空の胃府にアルコールを落としてはいけないと、K君に早速、焦がし葱ら〜めんを御願いする。 予定通り丁度、オヤジさんも到着。
K君は経験が有るとは云え、慣れるのが速いようで、提饗された一杯に文句は無い。 スープがやや醤油テイストを前に出し気味なのは、オヤジさんの指示のようだ。 最近、川崎でも同じように感じて居たので、矢張、と云う事だ。 麺は素質の良さが丼の中で充分に活かされて居る。 美味い、ね。
御腹を落ち着けた処で、新たに届いたワインでオヤジさんと乾杯。 此迄と違って、同じボトルを纏めて購入する事にした、第一弾はモンテスアルファのカベルネ・ソーヴィニヨン。
Baku
posted by claris1 at 13:36| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のめじろ 其の392

ゴールデンウィーク直前の金曜日、昼喰時に川崎に伺う。 平日のランチタイムに顔を出す事は珍しいので、ユウタ店長も怪訝そうだ。 そう、相当に人が悪い小生は、混雑時のオペレーションと味を見に遣って来た次第。 常に数名が御待ちと云う満席状態だ。 味噌ラーメンの注文も程々に有り、厨房二人、ホール一人の陣容でも大忙しだ。
頂いたのは、先日の代々木と同じく「焦がし葱ら〜めん」。 麺の茹で具合に問題は無いし、自家製麺の状態も上々だ。 麺も綺麗に畳まれて居り、盛付も良い。 スープは少し濃いように感じる。 でも、先日、代々木で感じたのと同じような醤油が前に出て来て居る印象なので、タレがそう云う傾向に有るのかもしれない。 もう少し優しい味でも良いように思うが、旨いレベルに有る事は当然以上。 焦がし葱も香ばしくて、好きなテイストに為って居る。 チャーシュウやメンマは何時も通りだ。 やや脂身の多い部位のチャーシュウなので、当てで頂くと少し持余すかもしれない。(らーナビのコメントを読んで、そう感じた)
小生が居たタイミングで御客様の入りは、なんつっていさんと互角のトップに見えた。 ユウタ店長やMさんの声出し効果は大きそうだ。 マニュアルに従って声を出して居るのと、自発的に出して居る声とは自ずと訴求力が違う。 そして、最近流行?の矢鱈と蛮声を張り上げる御店とも違い、声自体が耳障では無い。 其処は良い感じで有る。 勿論、ユウタ店長の手作りポスターも結構、皆さん見ていらっしゃるなぁ。
この夜は2週続けて、金メジは欠席せざるを得ない状況。 オヤジさんの御機嫌が悪くなりそうだなぁ…
Baku
posted by claris1 at 01:29| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月26日

無限庵@神田 2回目

再度来られた FILE さんのブログで、ノーマルな醤油ラーメン等の提饗も開始されたと伺ったので、昼休みに早速に訪ねて見た。
未だ調理の手際が良いとは云え無いが、大分慣れて来たように御見受けする。 相変わらずの4人体制(って凄いね) 見掛けもテイストも「昭和のラーメン」と教科書に載りそうな出来栄。 だが、このスープはノスタルジックでも有り、新鮮でも有る。 造れそうで居て、大変に難しい味のスープだ。 昔と同じ造り方では、「懐かしい味」は出来ないだろう。 今の人に郷愁を呼び起こすような一杯は、「記憶に有る味」を具現化しなければ為らない。 其れが見事に完成して居る。 優しくて、大らかで、そして繊細。 先日、頂いた塩のスープも良かったが、小生は圧倒的にこの680円の「ラーメン」が好みだ。 この日は麺も適切な茹加減で、風味も充分でスープに良く合って居る。 少し太目で少し縮れた麺は、適度なツルっと感で好ましい。 但し、盛付は未熟。 麺が整然として居ない。 チャーシュウは、柔らかい歯応えと云う楽しめる喰感。 味は肉の旨みが引き出されて居り、独特な作品だが、此れも出来が良くて嬉しさタップリ。 メンマは柔らかくて喰べ易いが、特段のコメントは無い。 水菜や長葱の飾り付けのセンスはイマイチだし、薬味の葱は蒲鉾状に繋がって居るのも有り、詰めの甘さを感じる。 隅々迄、気を配れば更に良く為るだろう。
いやぁ、スープを残したくない気分に苛まれ乍、丼を戻す。 つけ麺や鶏白湯とか他にも色々有るので、暫くは足繁く伺おうと思う。 オフィスの近くの選択肢が増えたね。
Baku
posted by claris1 at 13:15| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のワイン 其の187

ピオ・チューザレ バローロ・オルナート ネッビオーロ
Pio Cesare Barolo Ornato Nebbiolo 2001
マストロヤンニのブルネッロ・ディ・モンタルチーノを乾したところで、商売上手のソムリエ氏(そう云えば、2年前に娘にティニャネロを薦めて呉れたのも彼だったなぁ)が、然気無くカウンターに置いた儘にして居るボトルに手を伸ばす。 ピオ・チューザレ バローロ・オルナート ネッビオーロ、昨年末に矢張、娘とラ・テラッツアで頂いたボトルだ。 シニアなソムリエ氏が抜栓に苦労されて居たのがシニカルな笑みと共に蘇る。
このダーツの的のようなエチケットは簡単には忘れないが、オルナートはネッビオーロの良いヴィンテージだけに造られる。 其のセッラルンガの秀逸な葡萄のみで占められるこのボトルは、圧倒的なフルボディ。 カラーは深く濃く、グラスの底から漂って来るようなブーケも果実香豊富で力強く、「バローロは斯く有るべし」を香りの時点から主張して居る。
だが、テイストは硬派では無く、柔らかい。 タンニンが非常にマイルドなのだが、なよなよした処は無くてベルベッティで有る。 火で炙ったオーク樽を使ったせいなのか、樽香が不思議な伝わり方をして来る。 基本的には木苺のような甘みを主体として居るが、特筆したいのはアフターのキレ。 フルボディで有り乍、此処迄外連味の無い印象を齎すのは凄い。 但し、未だヾ若い液体で最低でも後数年、否、10年、20年後に楽しんでみたい1本だ。
エチケットとボトルのフォトは、前回使ったものと同じなので、小さく掲載。
Baku
posted by claris1 at 01:05| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のワイン 其の186

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ マストロヤンニ
Brunello di Montalcino DOCG MASTROJANNI 1999
前々日に凪で会った娘が偶には美味いワインが飲みたいと云うので、都庁の45階、ラ・テラッツアに久し振りに上がって来た。 少し遅刻して来た娘は一応、ワインの飲めるような装いだ。 此処は眺望は良いし、サバティーニにしては、価格設定が高くは無い。 とは云っても、1000円のビールで喉を潤す羽目には為るのだが… この夜は馴染みのシニアなソムリエさんは御休みで、マスターソムリエの御兄さんが忙しそうに立ち回って居る。 GWイヴだからかな。 此処はワインの品揃えは少ない。 セラーを置く場所が限られて居るせいだろう。 
先日、シエピを頂いて居るので、好みのボトルはもう全部頂いた感じなのだが、ソムリエ氏の指先はリストの最後に最近追加されたボトルに置かれて居る。 其れは一寸無理と云う訳で、マストロヤンニのブルネッロ・ディ・モンタルチーノを選ぶ。 99年、微妙なタイミングだが、敢えてチョイス。 暗い店内だが、紫化したルビー色に見える。 重たいテイストを彷彿とさせるブーケだが、ミディアムボディ。 其れでも、充分なポテンシャルを有して居て、頼もしい印象だ。 基本的には甘い果実、レッドベリーや林檎ジャムのような香りだ。 口に含むと香り通りの甘みと酸味が最初に遣って来る。 タンニンは雑味感の少ない柔らかなイメージだが、初めは渋さも少々。 やがて、酸味が収まり、口の中で味わって居るとチョコレートのようなアフターを引くが、此れが少々甘過ぎる飲後感に繋がる。
Baku
posted by claris1 at 00:18| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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